【コラム】【3歳】「ママが良い」はいつまで続く?ママ・パパ両方の対処法をご紹介

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「ママが良い」と子どもに言われると、可愛らしいと思う一方「愛情不足なのかな?」など心配になりますよね。パパに頼りたい場面で「ママが良い」と言われると夫婦ともに困ってしまうかも知れません。今回は、ママ・パパそれぞれの対処法をご紹介します。

【目次】
(1)【結論】ママは子どもにとって一番身近で信用できる人!
  1.欲を満たしてくれる存在
  2.安心安全を確保してくれる存在

(2)【3歳児】この頃の子どもの発達は?
  1.脳が急激に発達する時期
  2.人見知りが発動する時期

(3)「ママが良い」の期間は?
  1.いつから始まっていつ終わる?
  2.まだまだ子どもは「ママと一緒にいたい」!
  3.早すぎる母子分離は危険

(4)しっかり甘えるからこそ「自立」する

(5)「ママが良い」は愛情不足が原因では無い!

(6)「ママが良い」への対処法(ママ編)
  1.「ママが良い」という子どもの気持ちを認めて受け止める
  2.子どもと密度の濃い時間を過ごす
  3.他者と関わる時間も増やす

(7)「パパいや」に傷ついたパパへの対処法
  1.「パパが嫌」な訳ではない
  2.「ママが良い」は当たり前と思う
  3.ママに負けないくらい密度の濃い時間を過ごす

(8)【まとめ】「ママが良い」は最上級の褒め言葉!

 

(1)【結論】ママは子どもにとって一番身近で信用できる人!

欲を満たしてくれる存在

欲というと聞こえが良くないかも知れませんが、赤ちゃんはママがいないと生きていけません。赤ちゃんがお腹をすかせた際、ママは母乳やミルクを与えます。また、赤ちゃんが言葉にできない不快なことも、察して寝かしつけたり、オムツを交換したりします。赤ちゃんの頃から、子どもにとってママは必要不可欠な存在であると言えます。
 

安心安全を確保してくれる存在

生後6ヶ月頃からは、人見知りが始まります。人見知りが始まると、ママに安心感を求めます。きっと、ママのみなさんは「大丈夫だよ」「この人は怖くないよ」など優しく声かけをされていることでしょう。このような声かけをされることで、子どもは安心感を覚え、自分は安全な場所にいるのだと学びます。また、多くの場合、子どもと一緒にいる時間はパパや他の親族と比較してもママの方が長いのではないでしょうか。
一緒に過ごす時間の長さからも、子どもにとってママが「特別な存在」になることは当然と言えます。
 

 

(2)【3歳児】この頃の子どもの発達は?

脳が急激に発達する時期

3歳児頃になると、子どもの脳は急激に発達します。つまり、精神的な成長の変化があるということです。精神的に成長するからこそ、慣れない環境や会ったことのない人など、「知らない」ということに対し「恐怖心」を覚えるようになります。恐怖心から、安心安全を求めて「ママが良い」という言葉が出る場面も少なくありません。
 

人見知りが発動する時期

人見知りも、3歳頃にある発達段階の1つです。この時期は、幼稚園などで初めての集団生活が始まります。つまり、ママという「安全基地」から離れて時間を過ごすことになります。
突然環境が変化することで、警戒心や防衛本能が高まり結果として「人見知り」を発動してしまうのです。登園しぶりの際に「ママが良い」と子どもが漏らす理由は、「ママという安全基地」から離れる恐怖があるためと言えるでしょう。
(参考記事:【コラム】【3歳児】人見知りは克服すべき?原因や発達障害との違いなどをご紹介
 

 

(3)「ママが良い」の期間は?

いつから始まっていつ終わる?

結論からお伝えすると、「ママが良い」の終わりは子どもによって異なります。子どもの性格や兄弟など、環境的要因も大きいためです。逆に「ママが良い」の始まりは、生後6~7ヶ月の時期からと言われています。知らない人に抱っこされた際、「ママが良い」と訴えるために泣いたりします。
 

まだまだ子どもは「ママと一緒にいたい」!

子どもはママのお腹の中で10ヶ月以上過ごします。産まれて、お腹の中から出てきても、「ママと一緒」という感覚は3歳頃であればまだまだ残っています。「自分とママは一体である」と潜在的に思っているのです。子どもの発する「ママが良い」という言葉は、出てきて当然と言えます。
 

早すぎる母子分離は危険

先述したとおり、この時期は「自分」と「母親」を切り離して考えられない時期です。このタイミングで無理に離れようとすると「分離不安」の問題が生じます。「分離不安」には2タイプあります。
ママ・パパの姿が見えなくなると大声で泣き叫んだり暴れたりするタイプと、喋ることも動くこともできなくなるタイプです。いずれのタイプも、「親に見捨てられるのではないか」という不安が根底にあります。年月が経つと落ち着いたかのように見えますが、心の傷は癒えていません。大人になると、今度は別の形になって「分離不安」がつきまといます。「好意を持った相手に捨てられたくない」等といった思いから自分が望んでいない行動を受け容れてしまったりします。「離れても良い時期だから分離する」ではなく、「親子間でしっかりと愛着形成が出来たから分離する」が正しい順序なのです。
 
愛着
 

 

(4)しっかり甘えるからこそ「自立」する

はまキッズの授業スタイルは、「母子同室」です。お越しいただいた保護者様に対し、母子同室であることをお伝えすると「子どもを甘えさせることになるのでは?」「習い事は1人で取組ませた方が早く自立するのでは?」とご質問をいただきます。ところが、実際は真逆です。幼児期にママ・パパと密度の濃い時間を一緒に過ごしたお子様は自立するのも早くなります。ママ・パパにたっぷり甘えられた子どもは、「自分にはママ・パパがいるから何があっても大丈夫だ」と強く思うことができるためです。
 

 

(5)「ママが良い」は愛情不足が原因では無い!

あまりにもママが良いと言われると、「愛情が足りていないのだろうか」と心配になるママも多いと思いますが、その心配は無用です。子どもは「ママ=安心安全な存在」と認識しているからこそ、不安になった際に「ママが良い」と言ったり、泣いたりします。つまり、子どもが「ママが良い」と言うのは、ママの愛情が子どもにきちんと伝わっている裏返しと言えます。
それでも不安に思うママは、ぜひ今までの子育てを思い返してみて下さい。寝不足になりながらも母乳をあげたり、冬の寒いキッチンで夜中にミルクを作ってあげたり、新緑の季節になれば緑を見せに散歩に連れ出してあげたり・・・思い出が沢山あるはずです。離乳食作りも、すりつぶして冷凍保存したりと大変だったはずです。このようなお世話こそ、まさに「子への愛情」と言えるのではないでしょうか。ぜひ、「私は子どもに愛情をたっぷり注げている」と自信を持って下さいね!
 
ママ好き
 

 

(6)「ママが良い」への対処法(ママ編)

「ママが良い」という子どもの気持ちを認めて受け止める

まずは「ママが良い」という子どもの気持ちを認め、受け止めてあげましょう。「ママが良い」と言われた際に、ぜひ子どもの目を見ながら「そうだよね。ママが良いよね」とオウム返しをしてあげましょう。同じ言葉を繰り返すことで、子どもは「ママは分かってくれている」と安心感を覚えることができます。「ママが良い」と素直に自分の気持ちを表現できることは、親子関係にとって大切です。よくある場面で、保育園でバイバイが上手く出来ず「ママが良い」とぐずっていたとします。その際も不安な顔を見せず、ぜひ「そうだよね、ママが良いよね。お仕事がんばってくるね」と明るく声かけをして抱きしめてあげて下さい。ママが明るいことで、子どもは保育園を「安全な場所」と理解することができます。また、「そうだよね。ママが良いよね」と気持ちを認めてあげることで、子どもは「共感を得られた」と感じることができます。
はまキッズの授業でも、「認める」ということを大切にしています。子どもの答えが間違っていたとしても、「そうなんだ。○○くんはそんな風に思ったんだね。どうしてそう思ったのか教えてくれる?」といったように一旦は受容します。「違うよ」と最初から否定されたり、正しい答えを先に言われると子どもは自分の気持ちや意見を素直に言えなくなってしまいます。
 

子どもと密度の濃い時間を過ごす

週に1回たくさん子どもと触れ合うよりも、1日10分で良いので濃い時間を過ごせるようにして下さい。単に話すというよりは、ぎゅっとハグをしたり、スキンシップを取り入れてほしいと思います。「オキシトシン」をご存知でしょうか?別名、「絆ホルモン」とも言われており、親子の絆を深める効果があります。人は、スキンシップを通じてこの「オキシトシン」が形成されます。オキシトシンがしっかりと形成されている子どもは、ストレス耐性が高く情緒も安定していると言われています。「ママが良い」と泣き出すことも、少なくなってくるかも知れません。
 

他者と関わる時間も増やす

パパやおじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、保育園や幼稚園の先生など多くの人との愛着形成も大切です。「愛着形成」と聞くと一緒にいる時間が長い「母親」の印象が強いかも知れませんが、イギリスの精神学者ジョン・ボウルビィによると、「子どものシグナルを安定的に受け止め、安心感をもたらす者」が対象となっているそうです。つまり、母親でなくても、子どもとの間に愛着を形成することが可能なのです。ママ以外にも「子どもの安心基地」を増やすことが大切であると言えます。
「ヒトの発達の謎を解く-胎児期から人類の未来まで」p.79~82著:明和 政子
 
他者とかかわる
 

 

(7)「パパいや」に傷ついたパパへの対処法

「パパが嫌」な訳ではない

まず、パパさんにお伝えしたいことがあります。それは、子どもは本当に嫌がって「パパいや」という言葉を発していないということです。「パパいや」は、「ママ大好き」の言い間違いです。そのため、言葉通り真正面から受け止める必要は全くありません。
 

「ママが良い」は当たり前と思う

一緒にいる時間を比べてみて下さい。圧倒的にママの方が子どもと過ごす時間が長いはずです。また、乳児期にミルクや母乳を与えたり、ぬれたオムツを交換したりといった「子どもの欲」を満たしていたのもママがほとんどではないでしょうか。つまり、ママはなるべくして子どもの「安全基地」になっているのです。パパが子どもの「安全基地」になるためには、ママに負けないくらい密度の濃い時間を子どもと過ごす必要があります。
 

ママに負けないくらい密度の濃い時間を過ごす

さきほどお伝えしたように、土日などで週に1回たっぷり時間を使うよりも、1日1回、濃いスキンシップを取るようにしましょう!愛着形成はママ以外でも可能です。ハグをしたり、しっかりと話を聞いてあげることで、パパも子どもにとっての「安全基地」となります!また、お仕事などで一緒に過ごす時間が限られてくるパパがほとんどかと思います。そのため、ママに「パパに親しみを持つ」ための協力してもらいましょう!
ママを通して自分の話をしてもらったり、写真を見せてもらったりすることで、間接的ではありますが、子どもとの接触回数が増えます。毎日コツコツと繰り返すことで、子どもはパパに親しみを持つようになります。
はまキッズの授業は「母子同室」ですが、お母様に限らず、多くのお父様が授業に参加されています。キッズの授業は「母と子の学び」ではなく、「家族での学び」としているためです。週に1回の50分授業で、お子様との濃い時間を過ごされています。
 
パパ好き
 

 

(8)【まとめ】「ママが良い」は最上級の褒め言葉!

子どもの「ママが良い」は、ママを心から信頼して安心しているという気持ちの表れです。つまり、ママの愛情がしっかり子どもの心に届いているという証拠です。「ママが良い」という言葉は、最上級の褒め言葉なのです。とはいえ、ママ、ママと泣かれるとしんどくなる日もあるかと思います。そんな時は、パパや周りの人に頼って乗り切っていきましょう。「ママが良い」と言い、甘えてくれる期間はあっという間に過ぎていきます。今この瞬間の子育てを存分に楽しんで下さいね。

 

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