【コラム】3歳児の発達を促す知育玩具とは?選び方やおすすめのおもちゃも紹介

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1,2歳に引き続き、成長がめざましい3歳児。日々できることが増えるわが子を見て、「子どもの能力をさらに引き出してくれるおもちゃを与えたい」と考えるお父さん、お母さんも多いでしょう。そんな時、検討したいのが知育玩具。子どもの発達や学習を後押ししてくれるおもちゃです。
今回は、3歳児にぴったりの知育玩具の選び方、そしておすすめの知育玩具を紹介していきます。クリスマスや誕生日のプレゼント選びの参考にもしてくださいね。
 

【目次】
(1)知育玩具を選ぶにあたって知っておきたい3歳児の発達
  1.言葉能力・運動能力が向上
  2.こだわりが強くなり、個性が出てくる
  3.友だちに興味を持ち、社会性が身についてくる
  4.想像力や記憶力などの知能が向上

(2)3歳児向けのおもちゃ・知育玩具を選ぶ際のポイント
  1.子どもの能力に合ったもの
  2.楽しく知能を伸ばせるもの
  3.長く使えて成長につながるもの
  4.想像力や社会性がはぐくまれるもの
  5.さまざまな遊びができるシンプルなもの
  6.手先の器用さを伸ばせるもの

(3) 3歳児におすすめの知育玩具10選
  1.カーペンターテーブル(Im TOY アイムトイ)
  2.お医者さんセット(ボーネルンド)
  3.お月さまバランスゲーム(エド・インター)
  4.レインボーアバカス(ボイラ)
  5.マザベル(ボイラ)
  6.マスリンクキューブ・ナンバーブロックス アクティビティセット
  7.ビルド・アップ・キューブ
  8.マグ・フォーマー ベーシックセット(62ピース)
  9.レゴ・デュプロ コンテナデラックス
  10.ピタリコ(LOTUS LIFE)

(4)まとめ

 

(1)知育玩具を選ぶにあたって知っておきたい3歳児の発達

3歳にふさわしい知育玩具を選ぶためにはまず、3歳児の心身の発達について知っておく必要があります。どんなことができるようになるのかを正しく理解すれば、適したおもちゃの選び方が見えてきます。
 

言葉能力・運動能力が向上

おしゃべりが上手になり、助詞や接続詞も入れた文章を話すなど、言語能力がぐんと発達する3歳児。未熟ながら、自分の意思を言葉で伝えることが少しずつできるようになってきます。
身体能力も向上。体のバランス感覚が高まり、ボールを蹴る、片足でケンケンをするなど全身を使った大きな動きができる子どもも。手先も器用になり、紙に円を描く、ハサミで切るといったことができるようになります。
 

こだわりが強くなり、個性が出てくる

「魔の3歳児」とも呼ばれる時期。自己主張がより強くなってきて、「自分のこだわりを通したい」という気持ちからガンコに反抗することも。また、周囲の物事への関心が高まる中で、「これがしたい」「これはイヤ」と、それぞれの子どもの個性がはっきりしてくる年齢でもあります。
 

友だちに興味を持ち、社会性が身についてくる

同年代の子どもたちの遊ぶ様子に興味を示し始めるころ。近くに寄って見ていたり、隣で別の遊びをしたりするところから、一緒のおもちゃで遊ぼうとするなど徐々に他者と関わろうとする様子が見られます。こうした社会性の発達により、友だちの気持ちを考えて行動することも少しずつ学んでいきます。
 

想像力や記憶力などの知能が向上

3歳では、知能も大きな成長を見せます。ものごとへの理解が深まり、自分で考えて想像する力もぐんと成長。身の回りの物で見立て遊びをしたり、思い浮かんだストーリーを話してくれたりと、想像力の広がりも感じられるでしょう。
記憶力もアップして、裏返したカードから同じ絵柄を選ぶといった簡単なゲームも楽しめるようになっていきます。
 

 

 

(2)3歳児向けのおもちゃ・知育玩具を選ぶ際のポイント

上記のように、発達が著しい3歳児。これらを踏まえて、知育玩具を選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
 

子どもの能力に合ったもの

優れた知育玩具でも、子どもの現在持っている以上の能力が必要な場合は、難しすぎて遊ぶことができません。強要するとそのおもちゃが嫌いになってしまうことも。逆に、簡単すぎてもつまりません。それぞれの知育玩具に設定された対象年齢を一つの参考に選ぶといいでしょう。
ただ、3歳児の発達は個人差が大きいもの。3歳以上の対象年齢でも、子どもが楽しめそうと思えば購入してあげてもいいでしょう。すぐに使えなくても、いずれは遊べるようになります。
 

楽しく知能を伸ばせるもの

知能がぐんと伸びる3歳児。教材や幼児塾に通わせることを考える家庭もあるでしょう。しかし、この年齢では「遊びの中で学ぶ」ということが重要となります。おもちゃで夢中になって遊んでいるうちに、「言語能力」「記憶力」「想像力」などが自然と身についていく。そういった知育玩具を選ぶようにしましょう。
 

長く使えて成長につながるもの

リズム遊びのおもちゃのように、最初は音を出すことを楽しみ、大きくなったら演奏をして楽しむなど長く使えるおもちゃもおすすめです。パーツを買い足すなどして遊び方が広げられるものも、愛着がわいていいですね。
 

想像力や社会性がはぐくまれるもの

想像力が豊かになってくる3歳児。ものを見立てて遊ぶ、いわゆる「ごっこ遊び」ができるおもちゃもおすすめです。人形、おままごとはもちろん、ブロックで家や基地を作るなど、さまざまなおもちゃでごっこ遊びができます。子どもの豊かな発想を思う存分発揮できるようにしてあげましょう。
複数人でのごっこ遊びは、社会性も育みます。互いにやり取りする中でコミュニケーションのすべを学んでいくことができます。兄弟姉妹や友だちと一緒に遊ぶ機会を作ってあげるとよいでしょう。
 

さまざまな遊びができるシンプルなもの

決まり切った遊びしかできないおもちゃだと、子どもの想像力を働かせることができません。また、すぐ飽きてしまう可能性も。積み木やブロックのようにシンプルで、工夫次第でさまざまな遊びに応用できるおもちゃを選びましょう。
 

手先の器用さを伸ばせるもの

手先を使うおもちゃは、子どもの巧緻性を伸ばしてくれます。折り紙、粘土など子どもが集中して手を動かせるおもちゃを取り入れ、工作やものづくりを楽しんでみましょう。
手指の動きは脳の刺激にも通じます。手先をたくさん使うことで、知能の発達も期待できるでしょう。
 

 

 

(3) 3歳児におすすめの知育玩具10選

選び方のポイントが分かったところで、3歳児におすすめの知育玩具の例を見ていきましょう。いずれも、3歳児の発達を促してくれる優れたおもちゃばかりです。
 

カーペンターテーブル(Im TOY アイムトイ)

木製のドライバーやトンカチ、ノコギリなどで大工さんごっこを楽しめるおもちゃ。木製のテーブルとネジなどがセットになっています。たたく、ねじる、はめるなど指先を使うことで脳を刺激。パーツをつなぎ合わせて乗り物や動物を作ることもでき、子どもの創造性を引き出します。
 

 

お医者さんセット(ボーネルンド)

聴診器、注射器のほか、体温計やハサミ、ばんそうこう、耳鏡など10個の医療アイテムが入った充実のセット。お医者さんになり切ってごっこ遊びを楽しめます。家族や友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーションの練習にも。
 

 

お月さまバランスゲーム(エド・インター)

三日月のお月さまの上に、大中小の円柱形の積み木を乗せていくゲーム。順にさいころを振って、出た色の積み木を乗せます。三日月が傾いて積み木が落ちたらゲームオーバー。
バランスを崩さないよう置く位置を考える思考力、ブロックを乗せる集中力と手指を使う巧緻性、ルールにのっとって複数人で遊ぶマナーなど、多くを学べる知育玩具です。
 

 

レインボーアバカス(ボイラ)

数字に親しむファーストステップにぴったりな知育玩具。木製のビーズが各色10個ずつ、10本の棒に連なっているもので、数を数える練習のほか、のちには足し算や引き算、掛け算といった概念も学べるようになっています。小学校低学年まで長く使えるのもうれしいポイント。
 

 

マザベル(ボイラ)

溝が掘られた木製のタイルを組み合わせて、オリジナルの迷路を作りボールを転がしてゴールを目指します。どう組み合わせればうまく進むルートができるのかを考える思考力、コースを作る想像力がはぐくまれます。平面だけではなく、慣れてきたら立体に組み立てて迷路を作ることも可能。
 

▼ピックアップ▼
【マザベル(ボイラ)】

マザベル(ボイラ)

 

マスリンクキューブ・ナンバーブロックス アクティビティセット

100個のカラフルなキューブブロックを組み合わせることで、算数の基礎を学べるおもちゃ。数の数え方から足し算、引き算、面積、体積など、学年が上がるとともに遊び方を変えて学びにつなげられます。さまざまな問題が書かれた「アクティビティカード」付きで、公式サイトからも問題を無料でダウンロードして挑戦することができます。
 

 

ビルド・アップ・キューブ

赤、青、緑、黄色の木製キューブを、18枚のカードに描かれた絵のとおりに積んでいくというもの。平面では見えない部分を想像し、積み方を工夫する必要があり、子どもの空間認知力がはぐくまれます。最初は並べたり積み上げたり、積み木としても遊べます。
 

 

マグ・フォーマー ベーシックセット(62ピース)

正三角形、正方形、五角形の平らなマグネットブロックが62ピース入っており、組み合わせることでさまざまな形を作ることができます。子どもの想像力の広がりを邪魔しないマグネットのスムーズなつけ外しで、かたち遊びを通して図形の基礎が身につきます。作ったものをごっこ遊びに活用しても。
 

 

レゴ・デュプロ コンテナデラックス

幼児向けの大き目のレゴ「デュプロ」が65ピース入ったセット。3歳児でも組み外しがしやすいブロックです。想像力を働かせて好きな形を作れるほか、簡単な作り方の説明書も入っています。おうちや乗り物を作って人形遊びを楽しんでも。
 

 

ピタリコ(LOTUS LIFE)

人型やさかな、動物の形をしたシリコン素材のブロックには吸盤が付いていて、壁や床にくっつけて遊ぶことができます。吸盤をつけたり外したりと指先を使う動作が脳に刺激を与え、立体的な作品を作ることで想像力や空間認知力を高めます。ぬれてもOKな素材はお風呂のおもちゃにもピッタリで、ごっこ遊びとしても楽しめる知育玩具です。
 

▼ピックアップ▼
【ピタリコ(LOTUS LIFE)】

ピタリコ(LOTUS LIFE)

 

 

(4)まとめ

選び方のポイントやおすすめの商品を参考に、3歳児への知育玩具を選んでみましょう。ただ、子どもの発育過程には個人差があります。好き嫌いや男女差による好みもはっきりしてくる年齢なので、わが子が夢中になって遊べるものを吟味して選ぶことが大切ですよ。
 

 

 

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Writer:幼児教室はまキッズ灘中合格者数日本一の実績を持つ浜学園が運営する能力開発型の幼児教室。保護者同室・少人数制の授業で、高い思考力と社会性を養成します。対象学年は3歳~小2生。

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