【コラム】モンテッソーリ教育とは?歴史や事例、メリットについて解説します

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史上最年少で名人となり、将棋の七冠を達成した藤井聡太さん。この藤井さんが幼いころ学んでいたというのがモンテッソーリ教育です。わが子の才能を伸ばしたい父母から熱い視線を集めるモンテッソーリ教育。その歴史からメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
 

【目次】
(1)モンテッソーリ教育とは
  1.モンテッソーリ教育の歴史とは
  2.モンテッソーリ教育の目的とは

(2)モンテッソーリ教育の考え方とは
  1.子どもの中にある「自己教育力」
  2.「敏感期」に対応した環境の必要性
  3.大人は「サポートする」姿勢で

(3)モンテッソーリ教育の発達段階とは
  1.第一期:0歳~6歳(乳幼児期)
  2.第二期:6歳~12歳(児童期)
  3.第三期:12歳~18歳(思春期)
  4.第四期:18歳~24歳(青年期)

(4)乳幼児期(0歳~6歳)のモンテッソーリ教育
  1.前期(0歳から3歳まで)の教育内容
  2.後期(3歳から6歳まで)の教育内容 5つの分野

(5)モンテッソーリ教育の実施園と一般的な保育園との違い
  1.「お仕事の時間」と「教具」の使用
  2.縦割り保育
  3.控えめな年間行事

(6)モンテッソーリ教育のメリット
  1.個性が伸びる
  2.自主性や積極性が育まれる
  3.集中力が高まる
  3.情緒が安定する

(7)モンテッソーリ教育のデメリット
  1.協調性が育ちにくい可能性がある
  2.活発な子には物足りない可能性がある

(8)モンテッソーリ教育を受けた著名人

(9)まとめ

 

(1) モンテッソーリ教育とは

まずは、モンテッソーリ教育がどのように確立されたのか、その目的とは何かをひも解いていきましょう。
 

モンテッソーリ教育の歴史とは

モンテッソーリ教育が考案されたのは、20世紀初頭のイタリア。女性としてローマ大学で初めて医学博士となったマリア・モンテッソーリが生み出した教育法です。
大学卒業後は精神病院で医師として働く中で障害児教育に携わっていたマリア。その独自の教育法により障害児の知的レベルを上げることに成功します。その功績もあり、貧困層向けの保育施設で、一般の子どもたちを任されることに。
「子どもの家」と呼ばれたその施設で実践された教育こそが「モンテッソーリ教育」であり、数年のうちに広く欧米に知れ渡りました。
現在では、世界110カ国以上に実践施設(子どもの家)があるとされていて、特にアメリカでは多数の教育機関で取り入れられているようです。
日本においては大正時代に紹介されましたが、その当時はさほど広まりを見せませんでした。しかし、1960年代ごろから徐々に注目されるようになり、近年では幼稚園や保育園でモンテッソーリ教育を掲げるところも増えています。
 

モンテッソーリ教育の目的とは

「日本モンテッソーリ教育綜合研究所」によると、モンテッソーリ教育が目指すのは「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」こと(※)。
何かの知識を覚える、であるとか、技術を身につける、ということではなく、人間としての根本的な考え方、生き方を形成していくことを主目的としています。
大人が子どもに一方的に知識を与えるというそれまでに多く見られた教育法とは一線を画すモンテッソーリ教育。世界で最も取り入れられている教育法、とされているのも、この目的が広く共感を得ている証しと言えるでしょう。

※日本モンテッソーリ教育綜合研究所「モンテッソーリ教育とは」https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/index.html
 

 

(2)モンテッソーリ教育の考え方とは

モンテッソーリ教育のベースになっているのは、「子どもには生来、自立・発達していこうとする力(自己教育力)があり、その力が発揮されるためには発達に見合った環境(物的環境・人的環境)が必要である」という考え方(※)。具体的にどういうことかを解説していきます。

※日本モンテッソーリ教育綜合研究所「モンテッソーリ教育の基本的な考え方」
https://sainou.or.jp/montessori/about-montessori/thought.html
 

子どもの中にある「自己教育力」

「自己教育力」とは、他人から教えられるのではなく、自ら学び伸びようと欲する内なる力のこと。
赤ちゃんは生まれてから1年ほどの間でも大きな成長を見せます。周りのものに興味を持ち、自ら手や口で確かめます。ハイハイからよちよち歩きをはじめ、言葉も周囲のまねをするように。
これらは、大人が教えないとやらないことではなく、「知りたい、やってみたい」という赤ちゃん自身の中にある「自己教育力」によるもの、とマリア・モンテッソーリは考えました。
この「自己教育力」により、幼児期の成長段階においてものごとに強い興味やこだわりを持つ時期が現れます。これは「敏感期」と呼ばれていて、「秩序、感覚、運動、文字、数、文化」といった敏感期があるとされています。
「文字の敏感期」なら平仮名やアルファベットに夢中になったり、「数の敏感期」なら数字を数えることを繰り返したり大きな単位の数を知りたがったり。五感が活発になる「感覚の敏感期」ならおもちゃを色別に分けたり、時には料理を手づかみで触りたがったり。
同じことを繰り返してやりたがるのを不思議に思うかもしれませんが、これは子どもが自らステップアップしようとしている「敏感期」のしるしなのです。
 

「敏感期」に対応した環境の必要性

「敏感期」を見過ごすことは幼児の教育にとって大きな損失、とマリア・モンテッソーリは言っています。子どもがそのときどきに夢中になっていることを思う存分にやらせることが、自ら成長するためには大切なのです。
そのためには、敏感期に適したおもちゃや教材を準備し、自分で好きなだけ取り組める環境を大人が整える必要があります。
 

大人は「サポートする」姿勢で

モンテッソーリ教育では、保育者の役割も他とは異なります。何かを教える、ということよりも、子どもが自らの力で伸びようとするのを「サポートする」ことがもっとも重要とされているのです。
そのために必要なのは、まず子どもを正しく理解すること。子どもは「小さな大人」ではなく、大人とは異なる価値観や感覚を持っています。それを尊重し、大人の枠組みにはめ込まない接し方を心がけることが大切です。
そして、それぞれの子どもの敏感期に合わせて、適切な教材が使えるように環境を整えます。使い方が分かるようにはじめは丁寧に教え、夢中になり始めたら見守る。つまりは、子どもが求めるもので自ら学ぶための媒体となる役割を担うのです。
 

 

(3)モンテッソーリ教育の発達段階とは

日本では、モンテッソーリ教育というと保育園や幼稚園で実践されることが多いですが、欧米では小学校や大学などでもプログラムとして取り入れているところもあります。というのも、マリア・モンテッソーリは人間の発達は0~24歳で4つの段階があるとし、それぞれの発達欲求に合わせて適切な教育を行う必要があると説いているのです。
まずは、その4つの段階についてみていきましょう。
 

第一期:0歳~6歳(乳幼児期)

著しい成長を遂げる0~6歳までの第一期。この時期の発達を表す特徴的な言葉として「吸収心」があります。まっさらな精神状態で生まれてくる赤ちゃんは、周囲の環境や文化、言語などを写真を撮るように抵抗なく吸収していきます。
また、前述した「敏感期」に加えて、「正常化」もこの時期の幼児に見られる特徴とされています。正常化とは、敏感期に合わせて自分がやりたいことを自分のペースで十分にできることにより、不満ややりどころのない気持ちが消えて穏やかな態度になることを指しています。
 

第二期:6歳~12歳(児童期)

思春期に入る前段階で、心身ともにすくすくと成長する第二期。この時期のキーワードとして、「理由づけ」「想像力」「社会性の高まり」があります。
第一期でさまざまなことを吸収し、そこから芽生えた知的好奇心がさらに成長。ものごとについて「どうしてそうなるのか」「これはどういう仕組みなのか」といった理由を知りたがるのです。
実体験から得た知識を活用して、頭の中で抽象的なことを思い描く想像力も徐々に発達していきます。
また、小学校で交友関係も広がり、友人に対して気を遣ったりグループ内のルールを重んじたりという社会性も身についてきます。
 

第三期:12歳~18歳(思春期)

思春期を迎える第三期は、大きな心身の変化の中でもがきながら成長し、自己を確立していく時期。
他人の評価が非常に気になるようになり、外部から認められようとする「価値づけ」の衝動が見られます。
狭い人間関係にとらわれず、ボランティア活動や農業体験などさまざまなコミュニティで多彩な経験を積むことを、モンテッソーリ教育では推奨しています。そうすることにより、社会の一員としての自己を少しずつ形作っていくのです。
 

第四期:18歳~24歳(青年期)

第一期~第三期を経て、第四期は心身ともに自立した人間に成長します。働くことにより経済的な自立も達成。しかし、ここで学びや成長が終わるのではなく、人間は一生を通して自分の知識や技術を高めていくもの、とされています。
 

 

(4)乳幼児期(0歳~6歳)のモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育が提唱した4つの発達段階のうちでも、日本で多く取り入れられている乳幼児期の教育に当たる第一期に注目してみましょう。第一期はさらに前期と後期に分けられ、その発達の特徴に適した教育を行うように定められています。
 

前期(0歳から3歳まで)の教育内容

何でも抵抗なく受け入れる「吸収心」が特徴の0~3歳。発達をサポートするために、モンテッソーリ教育では次の7つの教育を重んじています。
1. 粗大運動の活動……ハイハイ、歩く、階段を上り降りするといった全身を使った動きの獲得
2.微細運動の活動……握る、つまむ、たたくなど手先、指先を使う動きの獲得
3.日常生活の練習……衣服の脱ぎ着といった身の回りのことを自分でできるようにする練習
4.言語教育……母語をはじめとした言葉を習得するための教育
5.感覚教育……五感の覚醒を促し、自分の中で整えていくための教育
6.音楽……歌ったり楽器を演奏したりすることで音楽に親しむ活動
7.美術……絵を描く、粘土で造作するなど、表現する楽しさを感じる活動

これらのための教具や環境を整えることで成長を促すとともに、社会の一員としてスムーズに第一歩を踏み出せるようにしているのです。
 

後期(3歳から6歳まで)の教育内容 5つの分野

3~6歳では、0~3歳で得た体験や知識を発展させ、実生活とより結びつけるために次の5つの教育分野が設けられます。

日常生活の練習
この時期、子どもは大人のやることをなんでもやりたがります。「運動の敏感期」だからです。料理や洗濯、掃除、裁縫など日常の家事は、「子どもには危ない」と止めることが多いかもしれませんが、モンテッソーリ教育では「できないのではなく、子どもはやり方を知らないだけ」と考えます。
やり方さえきちんと教えたら、包丁で食材を切ったり、針で布を縫ったりということも子どもたちは安全に夢中になって行います。
 

感覚教育

「感覚の敏感期」に合わせて、視覚、聴覚、触覚といった五感を自分の中で秩序立てて深く浸透させていく教育が行われます。その際に用いられるのがオリジナルの教具です。
有名な「ピンクタワー」は大きさの違う10個のピンクの立方体を使い、ブロックをうまくつかむこと、大小の違いを見極めることなどを感覚として覚えていきます。
そのほか、63枚の色板を使って色の名前や色の明暗を覚える教具、異なる音のする筒を振って同じ音のするものをペアにする教具なども。
いずれも、漫然と遊ぶのではなく五感を洗練させる目的がある、というところが特徴です。
 

言語教育

周囲で聞こえる言葉をぐんぐんと習得していく幼児期。「言葉の敏感期」においては良質な言語教育を与え、話すだけではなく読み書きもスムーズに行える工夫がなされています。
用いられるのは、動物の絵のカードに合った名前のカードを選ぶ教具や、砂で平仮名が書かれた板をなぞって感覚的に文字を覚える教具など。
楽しみながら文字の読み書きを覚え、文法を身につけられるように考えられているのです。
 

算数教育

数字に興味を持ち、数の数え方を覚えたがるのも幼児期後半。「数の敏感期」です。数の概念を学ぶために、モンテッソーリ教育では具体的な物質である教具を使います。
代表的な「金ビーズ」は、1,10、100、1000がそれぞれ同数のビーズで作られたもの。視覚的、感覚的に、10は1が10個分、100が10個で1000、といったことが理解できるようになります。さらには足し算や掛け算といった四則演算の理解にも用いることができるようになっています。
 

文化教育

言葉や数以外にも、子どもはあらゆることに興味を持ちます。その「文化の敏感期」にこたえるのが「文化教育」です。
生物分野であれば、動植物のパーツをはめ込むことで名前や部位を覚えるパズル、社会なら世界の国旗を描いたかるたなどを用います。
そのほか音楽や歴史など幅広い分野において、子どもたちの興味関心の芽を育てる教育がなされています。

 

(5)モンテッソーリ教育の実施園と一般的な保育園との違い

モンテッソーリ教育の実践園は日本各地にありますが、それぞれ取り入れ方は多少異なる部分もあるようです。この章では、一般的な保育園との違いに着目して、大部分の実践園において共通する主な特徴を紹介します。
 

「お仕事の時間」と「教具」の使用

「お仕事の時間」はモンテッソーリ教育最大の特徴と言えるでしょう。通常の園では「今日はお絵描きをしましょう」「鬼ごっこで遊びましょう」というように、クラスみんなで同じことをやることが多いですが、モンテッソーリ教育では、一人ひとりが好きなことを選んで行う時間を大切にしています。子ども自らが成長するために行うことなので、遊びではなく「お仕事」と呼んでいるのです。
お仕事で使われるのは、前述したようなオリジナルの教具。子どもの「学びたい」欲求にこたえ、繰り返し遊べるように工夫されています。普通のおもちゃと異なるのは、「学びの目的が設定されている」こと、そして「素材にこだわっていること」。木製で丁寧に作られたものが多く、ときには教員が手作りすることもあるようです。
 

縦割り保育

通常の保育園では年齢ごとにクラス分けがされていますが、モンテッソーリ教育では異年齢の子どもたちを同じクラスとする縦割り保育が多く取り入れられています。
縦割り保育には思いやりや協調性を身につける目的があるほか、年長の子が年少の子のお世話をする、年少の子は年長の子へあこがれを抱き、より成長への意欲を持つ、といったよい効果も見られるそうです。
 

控えめな年間行事

七夕まつり、夏まつり、ハロウィン、クリスマス会、節分など、季節に応じてさまざまな行事が設けられていることが多い一般の保育園。運動会や音楽会、おゆうぎ会などではそれに向けての練習も行われますね。
しかし、モンテッソーリ教育を行う園においては、行事は控えめとなっています。特別な催しに時間をかけるよりも、普段の生活を実りあるものにすることこそが子どもにとって大切、と考えられているのです。

 

(6)モンテッソーリ教育のメリット

独自の教育方針を掲げるモンテッソーリ教育。この教育法を受けることで、子どもにはさまざまメリットがあるとされています。
 

個性が伸びる

「お仕事」にみられるように、画一的な教育内容ではなく、子どもそれぞれの興味関心を大切にしているモンテッソーリ教育。自らの知的欲求を追求できるため、それぞれの個性がより伸びていくと考えられます。
 

自主性や積極性が育まれる

モンテッソーリ教育は「自ら学び続ける姿勢」を持った人を育てることを目的としています。誰に与えられるでもなく、自分で選択し、試行錯誤しながら「お仕事」をしていくことで、自主性や積極性を育みます。
 

集中力が高まる

保育者はあれこれ指示をすることはなく、子どもが自分のやり方でチャレンジするのを見守ります。ですから、子どもたちは自らの内にある学びたい欲求に従って、自分の世界に没入することができます。誰にじゃまされることもなく、集中してものごとに取り組んでいくのです。
 

情緒が安定する

大人もそうですが、子どもも自分のやりたいことを日々思い切りやれていたら、満ち足りて精神が安定するもの。モンテッソーリの実施園では、入学当初は落ち着きがない子どもでも、徐々に落ち着いていく「正常化」の変化を見せることがあるそうです。
それぞれ取り組むことも違うので、クラスメイトと比べられて優劣が付くこともなく、自分自身の感覚を大切に過ごすことができます。

 

(7)モンテッソーリ教育のデメリット

このようなメリットがある一方で、モンテッソーリ教育にはデメリットもあると考えられます。
 

協調性が育ちにくい可能性がある

個人で行う「お仕事」に慣れていると、集団で何かを行う協調性に欠けるのでないか、と言われています。自己の学びを追求する環境から一転、小学校に入学したら先生から指示されたり、同じことをやらされたりするようになると反発を覚えるかもしれません。
もちろん、そのようなことがないように各実施園では集団で遊ぶ時間を設けるなど工夫はされているでしょう。心配であれば、家庭において友だちと一緒に遊ばせる、複数人で行う習い事をやらせてみるなど、協調性を育む工夫をしてみるといいかもしれません。
 

活発な子には物足りない可能性がある

モンテッソーリ教育の実施園でも、外で走り回ったり遊んだり、といったことを取り入れているところは多いようです。しかし、特徴である「お仕事」は、主に屋内で行われるもの。活発な子にとっては、「もっと屋外で遊びたい」と感じてしまうかもしれません。
帰宅後に公園遊びをさせたり、スポーツを習わせたりといったことで、エネルギーを発散させてあげるといいのではないでしょうか。

 

(8)モンテッソーリ教育を受けた著名人

世界に広がっているモンテッソーリ教育。多くの著名人がその教育を受けたとされています。日本では、史上最年少で名人となったプロ棋士・藤井聡太さんが有名ですね。
海外においては、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)、ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)など、名だたる起業家・CEOのほか、政治家では元米大統領のビル・クリントン、バラク・オバマなどが知られています。ビヨンセ、ジョージ・クルーニーといった俳優・アーティストにも多く、「モンテッソーリ教育がのちの才能開花の礎を築いたのではないか」とも言われ、注目される所以(ゆえん)となっています。
 

 

まとめ

日本でも関心が高まっているモンテッソーリ教育。近隣に実施園があるなら入園の選択もあるでしょう。しかし、一般の園に入園したとしても、モンテッソーリ教育のよい面は家庭で取り入れることができます。
「子どもの学びたい気持ちを見過ごさない」「なんでも教えるのではなく自ら学ぶ姿勢をサポートする」「適切なおもちゃ(教材)を用意する」といったことです。
オリジナルの教具は販売されているものもあるので取り入れてみてもいいかもしれません。購入しなくても、家庭にある折り紙や図鑑を活用してモンテッソーリ流教育を行うこともできるでしょう。
120年前にマリア・モンテッソーリが子どもたちと向き合ったように、わが子をしっかり観察し、自発的に学べる環境を整えてあげれば、その「自己教育力」は大きく伸びていくはずです。

 
 

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Writer:幼児教室はまキッズ灘中合格者数日本一の実績を持つ浜学園が運営する能力開発型の幼児教室。保護者同室・少人数制の授業で、高い思考力と社会性を養成します。対象学年は3歳~小2生。

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