【自由が丘校】秋から冬に・冬から春に
自由が丘校の目の前には、大木を抱く緑の森、熊野神社が鎮座しています。
秋になると、木々が紅葉しハラハラと赤や黄色の葉が舞い落ちるなか、
子どもたちは落ち葉が層になった土の上をカサカサカサと音をたて踏みしめ、秋を感じています。
はまキッズに通うお子さんも、
「こんな葉っぱみつけたよ」とか
「真っ赤になっているから拾ってきた」といって、葉っぱを握りしめて来校してくれます。
私たち講師も、そんな様子を見るにつけ、
子どもたちが季節を様々なところで感じているのだと、嬉しくなります。
「え?もう栗のいががこんな大きさになっているの?」などと、逆に、子どもたちを通して季節を感じるということも。
そして、熊野神社の大木の葉がすっかり落ちたころ、季節は冬に変わります。
北風にも、冬の寒さにも負けない子どもたちは、コートを脱ぐのももどかしく、いそいで教室に入っていきます。
きっとそんな子どもたちの姿を、熊野神社の大木はじっと黙ってみていることでしょう。
冬の寒さを耐える樹木の姿は、神々しくもあり、昔の人たちが木霊を信じていたのも理解できますね。
足もとを見ると、タンポポは、
ロゼッタ型に葉をひろげて、懸命に太陽の力を自分のものとすべく、根をしっかりと深くして春に備えています。
はまキッズでは、季節感を授業で扱っていますが、
たとえば”タンポポは春の花”ということは分かっても、
タンポポが、春に花を咲かせるまでの期間にどんな様子なのかなどは、やはり「百聞は一見に如かず」です。
教室の中で、図鑑などで見るだけでなく、
ぜひ、日常の生活の中で、寒さに負けない草木のすがたに、目を向けてほしいところです。
冬の寒さがやわらぎ始めると、鳥居のそばの桜の樹に可愛いつぼみが付き始めます。
咲く前のあのワクワクした気持ちは、
子どもたちの入学や進級前のわくわくする気持ちに近いものを感じます。
周囲を見回しながら、季節の移ろいをたのしんで過ごしていきたいですね。
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