3歳の勉強は早すぎ?何から始める?家庭で出来る5つの方法とは

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「年少児になるし、そろそろ勉強を始めさせたい」と考える保護者の方も多いのではないでしょうか。
その一方で、「早すぎるのでは?」など不安もあるかと思います。
今回の記事では、そんなお悩みを解消いたします!
(1)【結論】3歳の勉強は早すぎない?
(3)3歳から勉強を始めるメリット
1.成功体験を得られる
2.勉強への苦手意識がなくなる
3.学習習慣が身につく
(4)3歳から勉強を始めるデメリット
1.勉強嫌いになる
2.モチベーションの低下
3.親の精神的な疲労と負担
(5)3歳の勉強は何から始める?家庭でできる基本姿勢
1.取り組む時間は【短時間】!
2.【勉強】ではなく【遊び】として捉えること
3.勉強を習慣化させること
(6)幼児教室は必要?
(7)【家庭でできる5選】3歳におすすめの勉強内容!
1.指先調整能力を身につける
2.数遊び
3.身の回りの物の名前を沢山知る
4.お手伝いをしてもらう
5.絵本の読み聞かせをする
(1)【結論】3歳の勉強は早すぎない?
3歳になると、文字や数字に興味が出始めます。
よって、3歳からの勉強は早すぎると言ったことはありません。
しかし、お子様に「勉強は楽しいものだ」と思って取組んでもらうためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
(2)3歳の発達段階とは?勉強は本当に必要?
3歳の頃は、「イヤイヤ期」を経たことで自己主張が強くなる時期です。
また、言葉や身体能力が飛躍的に発達する時期でもあります。
「ママ・おやつ・ちょうだい」など3語文以上での会話もできるようになります。
このように急激に発達する時期であることから、子どもの中で「自分でやりたい」という自立心が育ちます。
心身ともに大きく成長する時期であるため、無理にやる必要はありませんが、この時期に勉強に触れておくことは大きな意味があると言えます。
しかし、3歳頃は「自分でやりたい」という気持ちが強くなる一方で、まだ感情のコントロールは未熟な時期でもあります。
そのため、「できない」「うまくいかない」という経験が続くと、一気にやる気を失ってしまうこともあります。
この時期の勉強で大切なのは、「できることを増やすこと」よりも、「挑戦することを楽しめるようにすること」です。
例えば、ひらがながまだ書けなくても問題ありません。大切なのは、「文字って面白い」「数字って楽しい」と感じられる体験です。
3歳の勉強は、成果を求めるものではなく、“種まき”の時期。ここで蒔いた種が、小学校以降に大きく花開きます。
(3)3歳から勉強を始めるメリット
成功体験を得られる
勉強で「分かった」「できた」という成功を体験すると、「自己肯定感」と「自信」を得ることができます。
この成功体験は、「やればできる」という自己効力感を生み出します。自己効力感は、次への挑戦やモチベーション維持に繋がります。
成功体験は、小さなもので構いません。
・5分間座れた
・最後までワークをやりきった
このような小さな「できた!」の積み重ねが、お子様の中に「やればできる」という感覚を育てます。
3歳のうちにこの感覚を持てるかどうかは、その後の学習姿勢に大きく影響します。
勉強への苦手意識がなくなる
小さいうちから勉強を始めておくことで、机に向かうことや勉強に取組むことへの抵抗感がなくなります。
お子様4人を東大理Ⅲに合格させた「佐藤ママ」も、お子様が小さい頃から、鉛筆をずっと持たせていたそうです。
「いつの間にか鉛筆を持っていて、自然と何かに取組むようになっていた」とお子様たちも語っているようです。
学習習慣が身につく
小さい頃から勉強を決まった曜日や時間に取組むことで、勉強習慣が身につきます。
一度しっかりと学習習慣が身につけば、親が「勉強しなさい」と言わなくても、自然と机に向かえるようになります。

(4)3歳から勉強を始めるデメリット
勉強嫌いになる
子どもが嫌がっているにも関わらず無理に勉強をさせようとすると、子どもは「勉強=いやなもの」と認識してしまいます。
これではもったいないですよね。
あくまでも、子どもの「やりたい」や「興味・関心」に寄せた対応をとりましょう。無理は厳禁です。
モチベーションの低下
子どもの集中力は【年齢+1分】と言われています。
そんな中で、「もっとやってみよう」「もっとこの教材も頑張ってみよう」と負荷をかけすぎると、子どものモチベーションは一気に下がってしまいます。
モチベーションを維持するコツは、無理をさせないこと、と言えます。
親の精神的な疲労と負担
「このワークもやらせないと」「ここの教室も通わせないと」とママ・パパが思いすぎると、精神的に疲れてしまいます。
その疲弊感やイライラは子どもにも伝わってしまいます。
「まずはこのワークのこのページだけ今日はやろう」など、目標を高く持ちすぎないことも大切です。
また、他の子どもと比べてしまうことも、親のストレスにつながります。
「もうひらがなが読めるらしい」「数字が書けるらしい」などの情報に振り回されてしまうこともあるでしょう。
しかし、発達には個人差があります。
大切なのは、他の子どもと比べることではなく、“昨日のわが子”と比べることです。
(5)3歳の勉強は何から始める?家庭でできる基本姿勢
取り組む時間は【短時間】!
先述したように、子どもの集中力は【年齢+1分】です。
お子様が途中で勉強に飽きてきたとしても、「この年齢でこれだけ集中できたんだ」と捉えるようにしましょう。
【勉強】ではなく【遊び】として捉えること
勉強を「勉強」としてやらせようとすると、子どもは嫌気がさしてしまいます。
日頃の生活の中や、遊びの中で学んでいけるようにしてあげましょう。
例えば、スーパーの商品で「どっちが多い?」と言って数量感を学ばせてあげることもできます。
また、一緒に歩いている際に、「これ、何のひらがなかな?」など声をかけ、考えさせることもできます。
勉強を習慣化させること
「今日はすごい頑張ってるからもっとやろう!」「今日はしんどそうだから勉強はなしにしよう」ではなく、「何曜日の何時から何時までは勉強の時間」と決め、習慣化させましょう。
習慣化することで、子どもは勉強することが日常となります。
(6)幼児教室は必要?
家庭での取組みももちろん大切ですが、より体系的に力を伸ばしたい場合は、幼児教室に通うことも選択肢の一つです。
幼児教室に通うべきかどうかは、ご家庭の状況によって異なります。
必ずしも「通わなければいけない」ということはありません。家庭での関わりでも、十分に力を伸ばすことは可能です。
しかし、次のような場合は、幼児教室が一つの助けになることもあります。
・子どもの強みや得意を知りたい
・子どもへの声かけに自信をつけたい
・客観的に成長を見てほしい
幼児教室では、年齢に応じたカリキュラムが体系的に組まれています。
そのため、家庭では気づきにくい「今必要な力」を、バランスよく伸ばすことができます。
また、同年代の子どもとの関わりも刺激になります。
一方で、教室選びは慎重に行うことが大切です。
・社会性が高まる教室か
・認知能力と非認知能力の両方を伸ばす教室か
この3点は必ず確認しましょう。
幼児教室は「必須」ではありませんが、「安心材料の一つ」にはなり得ます。
(7)【家庭でできる5選】3歳におすすめの勉強内容!
指先調整能力を身につける
自分で自分のことをできるようになるために必要な力が「指先調整能力」です。
例えば、靴紐を結んだり、ボタンを留めたり、ファスナーを開けたり閉めたりなどです。
この指先の力は、「勉強の土台」となります。指先の力は、ぬりえや折り紙などで鍛えることができます。
ぬりえは、指先を動かすトレーニングになります。しっかり塗りつぶせているか、確認してあげましょう。
また、折り紙は指先でピシッと折らないと綺麗な作品ができあがりません。
「指でアイロンしてあげようね」など声をかけて、折り紙をさせてあげましょう。
はまキッズでは、ぬりえ・折り紙・切り絵など様々な切り口からお子様の指先調整能力を育てています。
数遊び
「数の勉強」というと「計算」や「数字が書けること」に意識が傾きがちですが、まずは「数の概念」や「多少・量感」を学ばせてあげましょう。
量り売りのチョコレートやキャンディを両手に持たせ、「どっちが多い?」「どっちが少ないと思う?」と質問してあげると、お子様の中で多少の概念や数量感が育ちます。
身の回りの物の名前を沢山知る
3歳頃の小さいうちは、身の回りの物の名前を沢山知ることも大切です。
会話をしようと思っても、言葉を知らないと会話はできませんよね。
はまキッズでは「身辺教養カード」というカードがあります。
このカードでは、お子様の身近にある具体物と名前を同時に覚えることができます。
実物と名称を結びつけさせることが大切です。
散歩している際などに「これはタンポポだね」など言ってあげると良いかも知れません。
お手伝いをしてもらう
3歳頃になると、簡単なお手伝いができるようになります。
お手伝いは、お子様の「できた!」といった自信を育てます。
たまねぎの皮をむく、レタスをちぎるなど、簡単なことをお願いしてやらせてみましょう。
絵本の読み聞かせをする
王道ではありますが、絵本の読み聞かせもお子様の勉強になります。
知らない言葉に触れることができ、また、物語を想像する力、考える力も身につきます。
佐藤ママは「1万冊」、1日10冊を3年間続けていたそうです。
特に、お子様が気に入った本は繰り返し何度も読み聞かせしてあげることが重要だと話されています。
ただし、すべての家庭が同じ方法をとる必要はありません。
「1万冊読まないと!」ではなく、「どの本がうちの子に合うかな?」といった意識で本を選ぶ方が親子ともにリラックスできて良いかも知れませんね。
絵本の読み聞かせでは、ただ読むだけでなく、「どう思った?」「なんでそうなったのかな?」と問いかけてみましょう。
この“やり取り”が、思考力や表現力を育てます。
また、同じ本を繰り返し読むことも大切です。
「またこれ?」と思うかもしれませんが、子どもにとっては安心感のある学習です。繰り返しの中で語彙が定着し、内容理解も深まります。

(8)【まとめ】3歳の勉強で一番大切なこと
せっかく勉強するのであれば、親子の充実した時間にしたいですよね。
今日から楽しく勉強を始め、学習習慣を確実に身につけさせましょう!3歳の勉強で大切なのは、量や難易度ではありません。
「楽しい」「もっとやりたい」という気持ちを育てること。
この気持ちが育てば、やがて自ら机に向かうようになります。
勉強を“やらせる”のではなく、“一緒に楽しむ”。それが、3歳の勉強の本質です。
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