【イベントレポート】雲雀丘学園小学校『幅広い選択肢で「挑戦したい」の自主性に育む』
雲雀丘学園小学校 教育講演会
2024年6月9日(日)はまキッズ千里中央校にて雲雀丘学園小学校の今井副校長先生と入試対策部長をされている小田先生にお越し頂き、
教育講演会『幅広い選択肢で「挑戦したい」の自主性に育む』を開催いたしました。
当日はたくさんの保護者の方がご来校され、先生方のお話に熱心に耳を傾けられていました。
初めに今井副校長先生より、先生が着任された30年前と現在での学園の変化した点、変化していない点についてのお話がありました。
変化した点として、1クラスの少人数化、エアコンの完備、校内出入りの管理化、電話簿に代わる校務支援システムや一人一台のタブレットの導入等に加え、授業内容が教師が主になり、教える講義型授業から、生徒自身が考え、学んでいくアクティブラーニング型授業への変化を挙げられていました。
その一方、親孝行という教育目標、上級生と下級生が交友する兄弟学級の取り組み、様々な体験ができるやってみなはれ塾等は30年間、変わらずに残っているものです。
先生方がずっと変わらず長く勤めていらっしゃるのも私立ならでは。
同校では、30年前から英語や、パソコンの授業を取り入れられていました。デジタル教育だけに力を入れるのではなく、鉛筆や消しゴムを使うアナログ面の教育もずっと大切にされているそうです。
そして、先生はお子様に対して次の事をお願いしたいと述べられていました。
① 失敗を受け入れる雰囲気作りを、失敗から学べた事を評価してあげる
② 結果ではなく、プロセスを見て、励まし、応援してあげる
③ 途中で手出ししたり、遮らずに待つ姿勢、話をじっくり聞く姿勢を持つ
④ 𠮟るべき場面では、しっかり叱り、なぜ駄目だとなのかを必ず納得させる
⑤ たくさんの楽しい体験を通して、色々な経験を積ませてあげる
時間に追われる中、つい目先の結果に気を囚われがちですが、子どもの成長のためには、どれも大切な事ですね。
講演会後半は、小田先生より幅広い選択肢で挑戦したい自主性をどのように育んでいくかの具体的な取り組みと入試についてのお話がありました。
先生が繰り返されていたのが、「ワクワク」です。
自主性を育むためには、子どもたちをワクワクさせて、思わず挑戦したい気持ちにさせる。
その考え方のもと、同校にはたくさんのワクワクする仕掛けが用意されています。
紙飛行機やしめ縄作り、ダンスに瞑想等のイベントや体験、教科担当制を取り入れ、興味を持つように工夫された質の高い授業、1日中英語で過ごすグローバル研修、自分でテーマを考えて取り組む総合探求活動や、宿泊研修等、非常に多彩なワクワクを子どもたちは体験していきます。
放課後の“やってみなはれ塾”は、人気のロボットプログラミングをはじめ、多数のプログラム。
今年、「第1回ひばりデー」として、土曜日に開催された「かくれんぼ」イベント。
先生方ご出演の予告動画は、驚くほど凝った面白いものでした。
子どもたちだけではなく、多数の保護者の方の参加希望があったというのも頷けます。
入試に関しては、保護者の方と同じ価値観、方向性、信頼を持てる学校選びが一番大事だとういうお話でした。


イベントを振り返って
お話を伺って、時代の変化に合わせて変えるべきところは変えながらも大事にされている教育理念は変わらずに守られてきた伝統の重みを感じました。
穏やかな語り口の中、両先生からは、子ども達がワクワクする体験を通して自主性を身につくことが出来れば、自分からどんどん伸びていくいう信念と熱意が伝わってきました。
これはまさに、はまキッズの”教えるのではなく学ばせる”理念と共通するものだと思いました。
幼児期の刺激が思考力・協調性・積極性等の非認知能力の育成に大きく関わっていると言われています。
はまキッズでは、幼児期から指先調整能力の育成にはじまり、空間・図形・数・言語能力を伸ばすことで、高い社会性を持てるように取り組んでいます。
千里中央校では、たくさんのイベントを予定しています。
ぜひ、お子様とご一緒に親子で、ワクワクする体験をされてみませんか?
ご来校を心よりお待ちしております。
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https://www.hamakids.jp/room/senrichuo/