【イベントレポート】京都女子大学附属小学校『国語力³は人間力』
京都女子大学附属小学校 教育講演会
6月6日(木)はまキッズ京都駅前校にて、京都女子大学附属小学校の坂口校長先生と糸井副校長先生をお迎えし、「国語力³は人間力」をテーマに教育講演会を開催いたしました。
京都女子大学附属小学校が今年度から合言葉にされている「国語力3乗」とは、どのような意味なのでしょうか?
皆様の疑問に坂口校長先生がお話をしてくださいました。
附属小学校では長きにわたり「国語力は人間力」を合言葉にしてきました。これまで築きあげられてきた成果と伝統を踏まえ、さらに高みを目指すという意味を込めて国語力3乗を合言葉にされたそうです。
国語力3乗とは、「読む力」「書く力」「話す力」「聞く力」の4つから国語力を育成する授業を展開し、豊かな人間形成を実現するという意味があります。
京都女子大学附属小学校は「国語力の3乗って何?」と疑問に思い、自分の力で答えをだしてみようと探求する子ども、自己肯定感の高い子どもを育てる学校ですとおっしゃっていました。
自己肯定感の高い子どもはコミュニケーションをとり、他者も肯定的に認めることができます。困難なことに直面しても諦めずにやり抜き、前向きに考えることができます。
このような子どもの育成のため、京都女子大学附属小学校ならではの取り組みについてお話をいただきました。
次に特別活動をご紹介くださいました。
先生は学校では人との関わりの中でしか学べないことを体験してほしいとおっしゃっていました。
その1つとして運動会をご紹介くださいました。
先生は、運動会の前に3つのお話をされたそうです。
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1つ目は勝負にこだわらずにやりきること
2つ目はお友達を大切にすること
3つ目は頑張っている友達を応援すること
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この3つを心にとめて運動会をすれば、楽しく盛り上がるだけでなく、日常生活で実践してほしい、また将来仕事をする上でも欠かせない力を養うことができるということでした。
イベントを振り返って
講演会では学校で実践されている対話型の授業を体験させていただきました。「口」という漢字にあと2画足して、出来る漢字を考えるという課題でした。
保護者様、はまキッズの講師でグループになり、たくさんの漢字を見つけることが出来ました。一人で取り組みよりチームで考えると、より学びの多い授業になると実感しました。
京都女子大学附属で今されている革新的な取り組みも、ご紹介してくださいました。
新しい取り組みとして、ホワイトボード・プロジェクター設置・海外研修・アフタースクール・人工芝の設置など計画をされており、伝統を踏まえながら、より良い学びの環境を整えていらっしゃると感じました。
はまキッズの幼児教育の目的は人生を豊かにできる能力を育成することです。単なる目先のテストのためだけでなく、心と能力を育てる人間教育だということです。
これからの時代を生きる子どもたちの能力をはぐくみ、人間力を高めるという点において重なるものがあると確信しました。
御多忙の中、講演会にお越しくださった京都女子大学附属小学校の坂口校長先生、糸井副校長先生、ご参加いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。
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