【イベントレポート】雲雀丘学園小学校講演会「『挑戦したい』の自主性を育む、子供たちの1日1日を大切に」

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雲雀ケ丘学園小学校 教育講演会

 
6月18日(日)、浜学園千里中央校の教室にて、雲雀丘学園小学校 今井先生をお招きして、教育講演会「『挑戦したい』の自主性を育む、子供たちの1日1日を大切に」を開催いたしました。
 
雲雀丘学園小学校で教鞭を執って28年になる今井先生から、冒頭、雲雀丘学園小学校の簡単な紹介がありました。

全国で約20000校ある小学校のうち、私立小学校はわずか243校で、大阪に17校、兵庫に11校ということ。
その中でも雲雀丘学園小学校は、全児童数856名を有する全国屈指のマンモス校であるとのことでした。
 
駅から直結する専用通学路や天体観測ドームをはじめとした整った環境、学校の雰囲気、在校生の様子をご紹介いただきました。
そのうえで「その子にあった学校選びをしてください。」ということで、雲雀ケ丘学園小学校が求めるものについて具体的にお話くださいました。
 
 
~求める子供の姿~

小学校の6年間における体の成長は数字で表せます。
しかし、協調性・コミュニケーション能力・やり抜く力・忍耐力・自制心・計画性といった心の成長を数字で表すことはできません。
こうした非認知能力(心の成長)は、そのまま企業が採用の際に求める人物像と重なることを示されました。
 
一例として、ソニー生命による「子供に目指して欲しい理想の大人」アンケート結果を提示され、
有名人なら1位芦田愛菜・2位大谷翔平、アニメなら1位ルフィ(ワン・ピース)2位孫悟空(ドラゴンボール)という結果から、共通しているのは目標がはっきりしていること、感謝を忘れないこと、他者への優しさ・思いやりであることを示されました。

そのうえで雲雀ケ丘学園小学校の求める子供の姿として、

★出来ることは自分で進んで取り組む子

★素直な子

★積極的に物事に関われる子

★我慢強く、諦めずに努力できる子

★興味・関心を持てる子

をあげられました。
 
大学入試を見据えた学校生活ではなく、その先の社会へ羽ばたくときまでを見据えた、長く広い視野で教育を捉える雲雀ケ丘学園小学校の考え方がよくわかるお話でした。
 
雲雀ケ丘学園小学校 教育講演会
 
~身につけて欲しい5つの力~

雲雀丘学園小学校が子供たちに身につけて欲しい5つの力について、家庭での具体的な取り組み方を交えてご説明くださいました。
 
★言葉の力…人の話を理解したり、自分の思いを相手にわかりやすく伝える力
言葉の力は実際に話さないと語彙力が育たないので、まず会話をしましょう。
そして子供の話を途中で遮って、先を読むのではなく最後まで話をきいてあげましょう。
単語だけでなく文章で話すことの大切さは、親子で一緒に本を読んだり話す中で気づかせてあげましょう。

★自分で考える力…自分なりに考え判断する力。物事を筋道立てて考える力。
そのために、自分の事は自分でやらせることが大切ですが親の協力も必要です。
放任はダメですが、手を出し過ぎず自分で考えて工夫させましょう。

★思い浮かべる力…具体的な物事だけでなく、人の心の内側など抽象的なこともイメージできる力。
言葉の力と同様に読み聞かせなどを通して、主人公だけでなく相手の気持ちも話してみてください。

★試そうとする力…チャレンジしたり、様々な方法を試したりする力。
なにより大切なのは、失敗を受け入れる雰囲気を作ってあげることです。
失敗することは当たり前で、失敗してもそこから何を学び、次に何に挑戦したのか。
そうしたプロセスを褒めることで、自己肯定感を高めてあげましょう。

★やり抜く力…困難があっても諦めず、粘り強く取り組む力。
すべてを与えるのではなく、不便・不自由・不親切でもそこから工夫する力をつけることが大切です。
 
最後に家庭では、「聞きましょう・待ちましょう・させてみましょう」を心掛けてほしいという今井先生の言葉から、学校と各家庭が一体となって子供を育てていくという思いが伝わってきました。
保護者の方々も、改めてご家庭でのお子様との関わり方を考えさせられたのではないでしょうか。
 
雲雀ケ丘学園小学校 教育講演会
 
~学校生活の中で~

「挑戦したい」の自立性を育むためにたくさんの取り組みをされています。
出前授業としての「一万人の第九」への参加や、ニュージーランド研修など多くの挑戦の機会をご用意されています。
 
また自立性を育むために、先の事まで予測して考える力を養うための連絡帳の作成の取り組みは、ひばりモジュールの中のタッチタイピングと同様に、学生生活だけでなく社会人になってからも大切な能力の育成だと感じました。
 
最後にもう一つの教育目標である「親孝行のできる子供に」を挙げられました。

「親孝行とは、親のために親が喜ぶことをしてあげることだと思っていたが、今は自分が元気に生きて親にありがとうを伝えることだと思う。」という高学年の子供の声をご紹介くださいました。
この言葉が生徒から生まれてきたところに、雲雀ケ丘学園小学校が掲げる教育の素晴らしさを実感し、胸が熱くなられた保護者の方も多かったと思います。
 
雲雀丘学園小学校 教育講演会
 

イベントを振り返って

 
雲雀丘学園小学校が、学校生活を終えて社会人として生きていくまでの大きな設計図の上に立ち、日々教育に取り組まれていることがよくわかる講演でした。

今井先生は、はまキッズの教育理念である「人間として」必ず身につけておかなければならない心と能力を育てる「人間教育」である点、学ばせる教育に共通点を見出してくださいました。
 
そうした大きな視点に立って、たくさんの刺激や知識、考える楽しさと新しい発見をする喜びがはまキッズにもあります。
 
親子でこれらを一緒に感じてみませんか?

ぜひ一度、はまキッズのイベントにお越しいただき、親子で学ぶ楽しさを実感してみてください。
 
 
▼千里中央校 校舎情報・イベント情報はこちら

https://www.hamakids.jp/room/senrichuo/
 
 

Writer:はまキッズ千里中央校
~体験しなければ何も始まらない!~
親は誰もが、子どもの可能性を伸ばし、子どもが「自分で考え」「自分の足で生きていける」ようにしたいと思っています。私たちは、その親の思いに応えられる幼児教室を目指しております。 千里中央校では、年少下の2歳から幼児の能力開発のクラス~小学校低学年の算数・国語のクラスと幅広く開講しており、これまで灘中、洛南中、西大和学園中、神戸女学院中、四天王寺中、高槻中などの最難関中へ多くの卒業生を輩出してきました。 また体験授業は、1人1人のご様子をうかがった上での完全個別の予約制になっており、受講された皆様にご満足いただき、80%以上の方にご入会いただいている大人気のイベントです。 千里エリアでお子様の習い事をお考えの方は、ぜひ一度はまキッズのメソッドを体験してみてください。

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