はまハピ!〈#3〉「体験すること」と「確認すること」
子どもにはたくさんの経験をさせてあげたい!とパパ、ママならだれでも思っていらっしゃいますよね?
旅行はもちろん、日々の生活でもお稽古事も今は本当にたくさんあって、どれをさせればよいのか迷ってしまうほど。
音楽ならピアノ、バイオリン、エレクトーン、運動ならプールと体操教室が代表格でしょうか?英語、お勉強、プログラミングなどなどあげれば本当にいっぱいあります。
でも、今日のお話はもっと小さい毎日のことなのです。
例えば、虫捕り。実は私は虫が得意ではありません。
でも、子供が虫好きだったため夏休みになると毎朝セミ取りに出かけました。
最初はおっかなびっくりだった子どもですが、あっという間に虫を素手で触れるようになりました。
でも私はなかなか触れない、、、
ある時、意を決してセミを捕まえた後に虫かごに入れようとすると、セミが想像以上に軽くそして翅はもろいことを肌で感じることになりました。
そして、当たり前のこととはいえクマゼミとアブラゼミでは大きさも鳴き声も全く違うことやオスとメスでも違うことなどが頭にすっと入ったのです。
帰宅後に図鑑を子どもと一緒に見ていると、クマゼミとアブラゼミ確かに全く別物ですが、これまでは実体験がなかったので字面での知識しかありませんでした。
でも、虫捕りを体験することで知識としてのセミの種類が身につきました。
体験してみると、文字だけで書いてあるものを読むよりもはっきりとわかることがあります。
そして、それを再度本などで確認することで、初めてもう忘れない知識となるのです。
子どもは毎日が新しい発見をしているのだなぁ、と思った出来事でした。
幼稚園、保育園の行き帰りも、子どもにとってはアドベンチャーです。
大人になると地面からずいぶん上の目線で生活しているので、あまり下をみることはありませんが、子どもはきっともっと地面にある世界を身近に感じています。
毎日でなくともかまいません。
たまにでいいのです。
お子様と一緒に道端にある野花や虫を見つけてみませんか?