【コラム】我が子が5歳の今、親がすべきたった一つのこと

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5歳児は、社会性・コミュニケーション力・理解力・記憶力等がぐんと発達する時期です。

子供が5歳になった今、子供の発達を促す方法を、あえて1つに絞り、解説します!
 
「伸びる子供の親って何をしているの?」
「何をすれば我が子は伸びるの?」

こんな疑問をお持ちの方、必見です。
将来社会で活躍できる人物になるための戦略を、多感な5歳の今だからこそ、始めませんか?
 
これを読めば、今日から戦略が実践できます。是非ご覧ください。
 

 

5歳ってこんなお年頃

発達の分野 具体例
【身体的な発達】 ☐ 坂道や下り道も持続して歩ける

☐ スキップ・ギャロップができる

☐ ジャングルジムに登る

☐ 片足立ちができる

☐ 山登りができる

【図形と指先能力
の発達】
☐ 利き腕で上手投げにボールを投げる

☐ 正しい持ち方で箸を持ち、皿の上のものをつまむ

☐ 衣服をきちんとたためる

☐ 雑巾をねじって絞れる

☐ ジャンケンができる

☐ 一人で片付けができる

☐ 手首の方向を変え、紙を回しながら、曲線を切ることができる

☐ 皿を洗う

☐ 垂直方向に線が書けるが、斜めの線は難しい

☐ 四角・三角がかける

【知力の発達】 ☐ 身体の各部の名称がわかる

☐ 全体と部分の違いがわかる(頭の中の髪の毛、手の中の指など)

☐ 乗り物や動物の総称がわかる

☐ 大人の言うことが理解できる

☐ ルールが理解できる

☐ 約束ごとを覚える

☐ 友達と共通のイメージを持ち、共感し合う気持ちを持つ

☐ 友達のよい面を認める

☐ 登板の仕事を指示に従ってできる

☐ 色々なことを比較して、相違点・類似点を見つける

☐ 物の性質を見分ける

☐ 経験のないことでも、興味のあることは覚える

☐ 読み聞かせの本の内容を想像的に読み取ったり、内容を細かく知ろうとする

☐ グループ内で協力できる

【言語能力の発達】 ☐ 文字に興味を持ち始める

☐ 感情を乗せて、伝えようとする

☐ 興味や関心を持った事柄について、「なぜ?」と疑問の形で聞く

☐ 好き嫌いがはっきりする

☐ 人の話が聞ける

☐ 会話の順番が待てる

☐ 自己主張してぶつかり合うが、相手の主張が少しずつわかりはじめる

☐ 大人や周りから「~しなさい」と言われると「今しようと思ってる」「わかってる」と言って、他人に言われるのを嫌がり、自分でしようとする

☐ しんどいけれど頑張ることができる(自立的自己コントロールの成立)

☐ 自分なりの目安をもって生活しはじめる(「明日は、遠足だから、早く寝る」など)

☐ けんかの時は、理由をつけて自分の主張を言える

☐ 「~したいけれど、今は~しなければならないから我慢する」ことができる

 
「落ち着きがない」、「集中力がない」、「人の話を聞かない」、「言い訳ばかりする」・・・などなど、様々なお悩みがあるかもしれません。まず、このような悩みがあるということは、「子供が成長しているから」です。
 

「落ち着きがない」

=視野が広く、周りをよく見ることができている

「集中力がない」

=好奇心が豊かで、周りに興味を持つことができている

「人の話を聞かない」

=自分で考えて行動できる

「言い訳ばかりする」

=何を言われているのかをしっかり理解し、それに合わせた自分の状況・心境を説明できる

 
しかし、「社会性」がある子にしたい、という親の願いからは、異なる行動となっているかもしれません。
 

まずは、この悩みは子供の成長している証拠、と喜んだ上で、次のステップに進みましょう。
 
発達には個人差がありますが、親がいかに子供に関わるかで、子供の発達を促すことができます。

 
 

5歳の今、親の関わりがなぜ大事?

 
上記のように、身体・精神・知力・言語的に発達するため、3歳・4歳頃と比べて、したいこととできることのギャップが段々なくなってくることから、精神的に落ち着いてきます。
 
また、大人の言っていることも理解できるようになるため、ルールを理解したり、相手の気持ちを伝えられたときにも、想像がつくようになってきます。
 
社会性の芽生えです。
 
この時期に、

・身体能力を高める(外遊びや指先を使った遊びをする)

・社会性を高める(ルール・マナーを伝える/同年齢の子供たちや大人との触れ合いの場を作り、相手の感情に触れる機会を作る)

・言語能力を高める(インプットだけでなく、アウトプットの機会を意図的に作る)こと

をしておくことが大切です。
 
2021年、文部科学省から、5歳児に向けた幼児教育の充実化に向けて、具体的な方策が打ち出されました。
学習態度や学力のばらつきを解消するため、就学直前期の5歳の間に、幼児教育を実施し、発達や学びの機会を与えようという意図です。
 
つまり、「教育」が必要な時期は、幼児期からなのです。
 
むしろ、幼児期に教育を受けさせることにより、「自信」「自律心」「好奇心」「やりきる力」などの非認知能力が芽生え、就学後、親が “ある戦略”を実行することで、伸びる子に育ちます。

 
 

親が戦略家になりましょう

 
子供を伸ばす親の特徴が1つあります。それは、その場その場の感情で子供に接するのではなく、明らかな目標がある親です。
 
目標があると、一本の軸が生まれます。小学校受験で、「教育方針」が聞かれるのは、このためです。つまり、方針・目標がある親は、子供を伸ばすことができる、と、学校側は経験的にわかっているのです。
 
ただし、ここで注意したいことは、目標と方針は明確に違います。方針は、道筋であり、過程です。目標は、ゴールです。方針は、やり方を決め、その先のゴールに執着はないですが、目標は、何が何でも達成する、という強い意志の表れです。親の理想の押し付けではなく、子供が主役の考え方であれば、目標も方針も、どちらも大切です。
 
ここでお伝えしたいことは、親は、その場の感情に流されるのではなく、方針と目標を持って、そうするためには、親として、どう行動すればよいのかを考え、実際に行動に移すことが大切、ということです。

 
 

伸びる子供が必ず持っている資質とは?

 
伸びる子供が必ず持っている資質は、3つあります。

☐ 目標がある
☐ 自律心がある
☐ 応援してくれる環境がある

 
この3つの資質を揃えるために、親がすべきことは、実はたった1つなのです。

 
 

我が子を伸ばすための、たった1つの秘策

 
子供を伸ばすために親がすべき秘策、それは、「子供が将来なりたいものをとことん一緒に探すこと」です。
 
5歳のこの時期は、周りを見る視野が広くなり、想像力がついてきています。この時期に、一緒にたくさんの経験をし、子供の視野を広げ、子供の目が輝く瞬間を見逃さないでください。そして、「なぜ?」に真剣に向き合い、一緒に調べ、体験し、興味を持ったことを全力で応援してください。
 
すると、子供は応援してくれている家族の愛情を感じながら、目標を持つことができます。
 
目標を持った子は、誰よりも強くなります。
 
親にやらされている意識で学習をしても、必ず限界がきます。自分の意思が出てきたときに反発し、そっぽを向いてしまいます。
ですが、自分がなりたい夢を持ち、そのためにどういう道筋を辿ればよいのかがわかったとき、子供こそが戦略家になり、自律し、その道に向かって突き進んでいくことができるのです。
 
保護者の皆様、子供を伸ばすたった一つの秘策、是非、今日から実践してみてください。子供自身が輝く、未来のために。

 
 

Writer:幼児教室はまキッズ
灘中合格者数日本一の実績を持つ浜学園が運営する能力開発型の幼児教室。保護者同室・少人数制の授業で、高い思考力と社会性を養成します。対象学年は3歳~小2生。

 

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