【吉祥寺校】本物に触れる感動は想像力・言語力を育む
昨年8月に開校し、一周年を迎えた吉祥寺校から現在をお伝えします!
吉祥寺校は緊急事態宣言が明けてから、年少下児対象クラス『はまキッズ・プチ』を開講しています。
親子で一緒にはまキッズの学びの世界へ扉を開け、感性を磨き、知ること考えることでワクワクする気持ちを体験して欲しいという思いを込めて、
毎回物語をベースにオリジナルのカリキュラムをスタッフが作っています。
第一回は、童話『三匹の子豚』をテーマに五感を刺激するプログラムを用意しました。
まずは私たち手作りのペープサートで、ストーリーの読み聞かせ。
物語が進むにつれ、ボードのうしろからのぞき込むこわーいオオカミに気づいてドッキリ…。
(こんな演出も脳の刺激には大事です。)
悪いオオカミが逃げて一安心、めでたしめでたしで物語が終わりました。
そこでスタッフが問いかけます。
「子豚たちが家を建てるために使った材料の『藁・木・煉瓦』ってどんなものかな?」
まだ見たこともない、初めて接する言葉もあるのが現状。
「じゃじゃーん!」「わーーー!」
本物が出てきて驚きと喜びの表情。
(こういう時の子どものキラキラした目が私たちは大好きです。)
親子で三種類の材質を、見て触って実際に持ってもらい、
「オオカミの気持ちになって息を吹きかてみよう!」という体験までしていただきました。
まず藁は、シャカシャカした手触りで長くて軽く、一息で吹き飛んでしまいました。
次に木は、滑らかな手触り、四角い形状で組み立てやすく、息では動きませんが団扇で風をあてると…
あらあら倒れてしまいました。
最後に煉瓦。ガサガサした手触り、とてもじゃないけど重くて持てません。
もちろん、団扇であおいでもびくとも動きませんでした。
この体験はお子様だけでなく、親御さんも大変感動されていました。
物語の内容だけでなく、登場人物の気持ちを想像しながら、私たちは実際の世界とを繋げていくお手伝いをしていきます。
どうして藁の家はオオカミに吹き飛ばされて、一方煉瓦の家は助かったのか、
今日の体験を通して理解が深まっていくと、更に物語が生き生きとお子様の中で育ちます。
実際に触れた時に、様子を表す言葉で具体的にたくさん表現するのは、
これからお子様が自分の感情を表すために豊かに言葉を使えるようになって欲しいという願いからです。
そしてメインの工作は、三匹の子豚も原っぱでレジャーシートを広げて食べたであろう『お弁当作り』。
ちぎる・握る・寄せる・丸める・ねじる・引っ張る・貼る・破る・ハサミで切る…
さまざまな工程を経て、いろいろな材料を組み合わせて六品を完成させました。
自分で初めて作ったお弁当をお子様は大切そうに持ち帰ってくれました。
小さな作業を積み重ねて達成感を得ることが、この時期にはとても大事です。
思い通りに指先を動かす能力がつくと、お子様に自信がつき好奇心も育ちます。
他にも子豚のパズル、手遊び歌、絵本の紹介や子育てのご相談などを行い、45分間があっという間に過ぎていきました。
今後も、芽生え始めた好奇心や想像する力を大きく伸ばすために、昔話や童話を一つテーマにして楽しいプログラムをご用意いたします。
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◆『幼児コース』では、指先調整能力・図形形態認知能力・空間位置把握能力・数論理能力・言語能力・社会性という人間知性の6領域のすべてが育つ、体系づけられた高度な内容の教育を行っています。
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◆『小学生コース』では、授業の最初の30分間は《思考力育成教育》を行っています。空間・図形能力や認識能力、思考力、創造力を育てるための授業を行うことで、生徒の頭の中が活性化され、認識力や学習意欲が高まり、積極的に学ぶことができ、学習効果が飛躍的に向上します。
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