はまハピ!〈#5〉継続は力

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今の子どもたちはみんなとっても忙しいです。
 
お稽古事も一つ、二つではありません。

世のお父さん、お母さんはお子様のマネージャーのごとく、スケジュール管理もこなしておられます。

お仕事をしながらも、しっかりと子育てに関わる保護者の皆様には、本当に頭が下がります。
 
 
ところで習い事を決めるときには何をポイントにしておられますか?
 
 
今はお稽古事といっても、運動系から芸術系、頭脳系、プログラミング、語学と幅広くあるので、どれを選べばよいのか悩みどころですよね。
 
自分がやってよかったことはもちろん経験させたいでしょうし、これからの時代は英語は必須かなと感じられることもあるでしょう。
 
そして、どの親御様も習い事を「わが子に楽しんでもらいたい」と思ってスタートされるはずです。
 
お父さん、お母さんとしてはせっかくのお稽古事なのだからできるだけ長く続けてほしいと思って決められたと思います。
 
 
それなのに、体験して楽しそうだったし、本人も「やりたい」と言っていたのでいざ始めたものの、ほんの数か月で飽きてしまったのか「もう行きたくない」と言い出すことも、、、
 
さあ、困りました。
 
 
子どもはすぐに飽きるもの。「行きたくない」という言葉そのものも本心かどうかさえわかりません。
 
その瞬間にいやだなと思った気持ちを言葉にしてしまうこともままあります。
 
そんな子どもの「行きたくない」をそのまま受け取って辞めてしまってはそれこそ「もったいない」ですよね?
 
習い事であれば、必要な道具をすでに購入していることもありますし、何より次の週には「やっぱり行きたい」と言い出すことだってあるわけで。
 
 
そんな時、親御さんとしては「本人の意向に沿ってやめるべきか」と「いやだと言ったらすぐ辞めるのは根性がないから意地でも続けさせよう」の狭間で迷ってしまわれるかと思います。
 
中には、どうにもご本人には合わないものをたまたま選んでしまったというケースもあるでしょうから一概には言えないのですが、やはり一つのことを「続ける」ことの大切さをお子様に伝えてみてほしいのです。
 
 
これからお子様は何度も選択することになります。
 
その中で残念ながら挫折する経験もするはずです。
 
その結果別の方向へ進むこともあれば、歯を食いしばって頑張ることもあるでしょう。
 
 
でも、ひとつのことをある一定の期間しっかりとやりきるということは、実はその後の学びに大きく影響をしてきます。
 
やはり途中でやめては違うものや新しいところに移っていく、ということを繰り返していると「いつでもやめていい」「イヤならやめればいい」という価値判断をお子様が持つようになってしまいます。
 
逆に、途中は苦しかったりイヤだったりした時も、グッとこらえて続けた経験はのちのち我慢強さにつながりますし、何よりもお子様が達成感を得ることができるのです。
 
 
水泳であれば、例えば背泳ぎまでとか英語なら英検〇級まで、塾であれば卒塾までといった具合に、ひとつの区切りまでは続けることが本当に大切なのです。
 
この区切りまでやりきったという自信が次に何かに向かう時のお子様の助けとなります。
 
お子様が「イヤだ」「行きたくない」と言い出した時、ぜひ思い出してみてください。
 
 

Writer:『はまハピ!』編集室
頑張るママたちの休憩時間。コーヒーでも飲みながらほっと一息、リラックスタイムに3分で読めるコラムをお届けします。

 

 

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