小1からあっという間に2年が過ぎました。当初、1万までの計算に四苦八苦していた息子でしたが、問題を解くスピードにも徐々に慣れ、集中力も以前に比べ、かなり持続できるようになってきました。
毎回の宿題の量に親子で悪戦苦闘の毎日で、私自身「こんなに勉強させなくても良いんじゃないか?」「もっと遊ばせてやりたい!」という思いを自問自答しながら過ごしていました。でも、今になって思えば『苦労した単元はその分だけ、しっかりと身についている!』と思います。息子は図形はわりと得意でしたが、計算が本当に苦手でした。数字を書くスピードもそんなに速いわけではなく、掛け算と割り算の単元では「75問計算」でなかなか3分をきることができず、何度も悔し泣きをしていました。よほど悔しかったのでしょう。あるとき、「九九で3分切りたいから、パパ手伝って欲しい!」と言って、それから毎朝少し早く起きて父親と計算練習をがんばっていました。今でもそれは続いていて、朝の5分計算を続けています。そのお陰で、今ではかなり複雑な計算も、間違えずにきちんとできるようになりました。
2年生になってからは、宿題もある程度は1人でできるようになり、私もかなり楽になってきました。我が家の宿題のやり方は「毎日少しずつ」より、「1日の量を増やして早く終わらせて遊ぶ!」というものだったので、息子なりに辛いときもあったはずです。でも頑張ってやり終えたあとは本当に嬉しそうで、自信につながっているようでした。
「はまキッズ」オルパスクラブは親も子どもと一緒に横で授業を受けるという形式でしたが、息子に関して言えば、それが良かったのかどうか?今でもわかりません。
親が横にいると子どもは安心しますが、同時に甘えの気持ちも出てきます。わかる内容ならいいのですが、少し難しくなるととたんにダレてしまったり、ママが聞いているから後で教えてもらえるという気持ちからか授業に身が入ってなかったり・・・。
それを見て授業中であることや、周りの迷惑も考えずに怒ってしまうこともよくありました。また、日によっては全くやる気が見えず、叱咤激励しすぎて、後で自己嫌悪に陥ることが続いたり・・・。息子の性格を熟知して「飴とムチ作戦」を実行しているはずが、私自身が暴走してしまうことも度々・・・。今から思うとオルパスクラブは私にとっても勉強の場所だった気がします。
とにかく、『終わり良ければすべて良し!』途中でやめることなく、最後までやり通せた!ということは、浜学園に移っても大きな自信につながっていくことだろうと思います。
これもひとえに、いろいろなご指導、アドバイスや支えをいただいた先生、スタッフの皆様のお陰だと感謝しております。
あと4年、まだまだ先は長いですが、これからは息子と少し距離をおいて、見守りながら支えて生きたいと思っています。
長いようで短かった2年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
(T.N. 在籍期間1年10ヶ月)
子どもが自分の意思で始めた朝の5分計算