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子どもの集中力は【年齢+1分】!集中力を高めるコツやNG行為を解説
【結論】子どもの集中力は【年齢+1分】! 子どもの集中力は、年齢+1分と言われています。 そのため、子どもは大人と比べると集中できる時間が基本的に短いと考えられています。 「うちの子、集中力が足りないんじゃないかな」「すぐぼーっとするなぁ」など思われているママ・パパも居られるかも知れませんが、例えば、3歳児であれば集中できる時間の目安は4分程度です。そう思うと、見方が変わってくるのではないでしょうか。 【3選】集中力が続かない原因とは 脳がまだまだ成長途中のため 子どものうちは脳が成長途中にあります。集中力を司る「前頭前野」という部分は、10歳頃に大人と同じくらいまで成長すると言われています。 つまり、小学生までは集中力が続かなくて当然なのです。 環境の変化に大人よりも敏感なため 子どもは、大人よりも環境の変化に敏感であると言われています。 例えば、テレビの音や家族団らんの声、スマートフォンの操作音など、大人にとっては気にならないような些細な環境の変化でも、集中力が途切れてしまいがちです。 勉強が楽しくないため 自分の好きなことなら集中して取り組めるのに、勉強になると全く集中できないという子どもの場合、勉強にネガティブな印象を持っている可能性があります。 最初から勉強嫌いの子どもはいません。 周囲から「勉強しなさい」と繰り返し言われることで、少しずつ勉強に苦手意識を持ってしまうケースもあります。 まずは「勉強は楽しいものだ」と体感させてあげることが大切になるでしょう。 【3選】集中力を高める方法とは 刺激になるものを避けた環境を用意する 普段から子どもが集中しやすい環境を整えてあげることが大切です。 例えば、あらかじめ刺激になりそうなものを机周りから避ける、部屋のものを片付けてシンプルな部屋にするなどです。 部屋に物が散らかっていると、脳に余計な視覚情報が送られてしまうため、脳の処理負荷が増加し、注意や集中が妨げられてしまうと考えられています。 いつも完璧に片付けをしておく必要はありませんが、「おもちゃを視界に入らないところに片付ける」など、ルール付けを子どもにしてあげるのが良いでしょう。 好きなこと、興味のあることをたくさんさせる 興味・関心のあるものをたくさんさせてあげることは、子どもの集中力を高める上でとても効果的な方法です。 絵を描く、積み木で遊ぶ、本を読むなど子どもが好きなことなら何でも大丈夫。 好きなことに向けた集中力は、いずれ勉強など他の場面でも発揮されるようになります。 絵本の読み聞かせで想像力を刺激する 絵本の読み聞かせは、子どもの集中力の向上に大変役立つとされています。 物語の展開やキャラクターの描写は、子どもたちの想像力を刺激します。 想像力は脳の働きを促進し、集中力を高める助けとなります。 絵本の読み聞かせでは、物語の内容に合わせて「主人公はどうしてこういう行動をしたのかな?」「このときどんな気持ちだったと思う?」など子どもに尋ねてあげると、自分で考えるきっかけになります。 その結果、読み聞かせの時間により集中しやすくなるでしょう。 【3選】子どもの集中力を妨げるNG行為とは テレビや音楽など、刺激になるものを流す 子どもは大人よりも環境の変化に敏感です。そのため、子どもが何かに集中している時は邪魔にならないよう工夫しましょう。 例えば、他の家族がテレビを観る際は別室に移動してイヤホンをするなど、音が漏れないよう配慮が必要です。 集中している時は途中で声をかけすぎない 子どもが集中して何かに取り組んでいる時は、話しかけないようにしましょう。 問題を解いている最中に「すごいね!」「どうやって解いたの?」などと話しかけたくなるかも知れませんが、ここはぐっと我慢。 それが例え肯定的な言葉でも、集中力が途中で遮断されてしまうためです。 問題を1問解き終わるまで、作品が完成するまでと一区切りを待ってから話しかけるようにしましょう。 「集中力がない」と言わない 子どもの様子を見て、つい「どうして集中できないの」や「集中力がないね」など、声をかけてしまいそうになるかもしれませんが、ネガティブな発言はNGです。 このような否定的な言葉を聞くと、子どもは「僕(私)って集中力がないんだ」と思い込んでしまい、その結果、本当に集中できなくなる可能性があります。 【3選】子どもの集中力が鍛えられる遊びとは 折り紙 折り紙は、手先を使って細かい作業をするため、集中力を養うのに向いている遊びです。つくりたい形を目指して折っていくことで、集中力が鍛えられます。 また、折り紙は【指先の力】や【図形(かたち)を理解する力】、【先見性】も身につきます。 子どもとの遊びで気軽に取り入れられる折り紙ですが、様々な能力が身につく便利アイテムです。 【3歳児】折り紙をさせるにはまだ早い?できない理由と正しい教え方を解説 パズル パズルは集中力や記憶力、注意力を同時に鍛えられる遊びです。パズルの完成を目指してじっくりと取り組めるので、しっかり集中することができます。 簡単なパズルから始めてみると良いかも知れません。 カードゲーム カードゲームは、相手がいて成り立つゲームが多いので、コミュニケーションをとりながら楽しく遊ぶことができます。 また、遊んでいくうちに集中力だけでなく、記憶力や分析力、論理的思考力などが身についていきます。 【3選】親のはたらきかけポイントとは 時間を決めて計画的に取り組ませる 取り組む時間を決めて計画的に学習することを促せば、子どもは「どれくらいやれば終えられる」と見通しがつくようになります。 ゴールがあらかじめ設定されていれば、「ここまで頑張ろう」とやる気をだして勉強に集中してくれるでしょう。 強制せず、「続かなくて当然」と思う 子どもの集中力がないからといって、強制させることはNGです。 そうすると、学習そのものが嫌いになってしまいます。 楽しく学ぶことを重視し、自発的に考えるような環境を作ることが大切です。 また、先述したとおり、子どもの集中力は【年齢+1分】です。「続かなくて当然」という心づもりでいましょう。 そして、集中して取り組めた時は思い切り褒めて自信を持たせてあげましょう。 子どもは褒められることで、ポジティブなイメージを持つことができます。 親はその成長を見守り、励ます姿勢が求められます。 自発的に取り組める環境を作る 子どもが自ら学びたくなる環境を用意してあげることも大切です。 興味を引く要素を組み入れながら、「できた!」を実感できる環境を作ってあげましょう。 【まとめ】子どもの集中力を高めましょう! 子どもの集中力は、生まれつきの能力だけで決まるものではありません。日々の環境や遊び、親の関わり方によって、少しずつ伸ばしていくことができます。また、子どもの集中力は【年齢+1分】が目安と言われています。「集中できない=ダメ」ではなく、子どもの成長段階に合わせて見守ってあげることが大切です。まずは、好きなことに夢中になれる時間を増やしながら、「できた!」「楽しい!」という気持ちを育てていきましょう。 -
2歳の勉強は何から始める?家庭で楽しく能力を伸ばす方法を紹介!
2歳の勉強は何から始めればよいか悩んでいませんか?この記事では、2歳児にとっての勉強の目的から、家庭で楽しく取り組める具体的な方法(絵本、ドリル、パズルなど)、生活習慣を通じた学びまでを解説します。 2歳から勉強を始める目的 2歳のお子様に対する「勉強」と聞くと、机に向かってひらがなや数字を何度も書くような学習をイメージするかもしれません。 しかし、幼児期の勉強はもっと幅広い体験を指します。 文部科学省の資料においても、「幼児教育とは,幼児に対する教育を意味し,幼児が生活するすべての場において行われる教育を総称したものである」と定義されています。 つまり、日常の遊びや生活習慣のすべてが、お子様にとって立派な勉強になるということです。 ここでは、なぜ2歳という時期からこのような広い意味での勉強を始めるべきなのか、その具体的な目的と得られる力について解説します。 まずは、2歳から勉強を始めることで身につく力の全体像を表で整理します。 目的の分類身につく力具体的な効果の例脳の成長促進記憶力・集中力言葉をどんどん吸収し、語彙力が爆発的に増える習慣の形成学習への抵抗感の払拭机に向かうことや、新しいことに取り組む姿勢が身につく心理的発達自己肯定感・探究心「できた」という喜びから、次も挑戦しようとする意欲が湧く この表から言えるのは、遊びや日常の体験を通じた学びが、お子様の人間形成において非常に重要な役割を果たすということです。 以降では、これらの目的についてさらに詳しく解説していきます。 脳の黄金期に経験を積む 脳の基本的な構造は出生前から成人期まで発達し続けます。乳幼児期は脳の発達が著しい時期であり、視覚、聴覚、嗅覚などの感覚は鋭敏です。 そのため、2歳程度の時期に五感を使う遊びや日常生活における体験は、脳の発達において重要な要素の一つとされています。 色鮮やかな絵本を一緒に楽しんだり、ブロックのパーツをつまんで組み立てたりといった、日常生活における体験の積み重ねが子どもの成長に寄与します。 学習習慣の土台を作る 2歳から机に向かう機会を設けるもう一つの大きな目的は、将来を見据えた学習習慣の土台作りです。 小学校に入学して本格的な学習が始まってから、いきなり長時間座り続けるのは子どもにとって非常に大きな負担となります。 そこでおすすめしたいのが、2歳の頃から遊びの延長として机に向かう習慣をつけておくことです。1日5分でも構いません。 夕食後やお風呂の前など、毎日決まったタイミングで椅子に座り、お絵描きやパズル、簡単なドリルを楽しむ時間を作ってみてください。 ここで重要なのは、取り組む時間の長さではなく「毎日同じシチュエーションで机に向かう」というリズムを生活の中に組み込む点にあります。 幼児期に培われたこの自然な姿勢は、お子様が成長してからの自学自習を支える強固な土台として機能するはずです。 好奇心と自己肯定感を育む 「知的好奇心」と「自己肯定感」を育むことも、2歳における学びの重要な役割を担っています。「これは何?」「どうしてこうなるの?」と次々に疑問が湧き上がるこの時期、新しい知識や体験に触れさせることでお子様の好奇心はさらに深く広がっていきます。 こうした日々の学びの中で、お子様が自ら考え、最後までやり遂げられるようサポートしてあげる姿勢が欠かせません。 少し難しいパズルの最後のピースを自分の力ではめられたときなど、親が思い切り褒めてあげることで「自分でできた」という確かな達成感と承認を得られます。 このような小さな成功体験の積み重ねが「自分はできる」という強い自信を生み出します。2歳の勉強とは、まさにこの自己肯定感を育むための大切なプロセスだと言えるでしょう。 【関連記事】幼児教室の講師が解説!我が子が2歳の今、親がすべき3つのこと【コラム】 2歳の勉強としておすすめの取り組み 2歳から勉強を始める目的が理解できたところで、次は何を実践すればよいのかという疑問が浮かぶはずです。 家庭でできる勉強は、特別な道具や高額な教材がなくても、日常の中にあるものや市販の知育アイテムで十分にカバーできます。 この時期のお子様は興味の移り変わりが早いため、一つのことに固執せず、様々なアプローチを用意してあげることがポイントです。 ここでは、ご家庭で今日から取り入れられるおすすめの勉強方法と、それぞれがどのような能力を伸ばすのかを整理してご紹介します。 おすすめの取り組み主に伸びる能力家庭での実践のポイント絵本の読み聞かせ語彙力・想像力子どもが興味を持った本を繰り返し読む運筆ドリルやお絵かき運筆力・表現力正解を求めず、自由に手を動かすことを楽しむパズルなどの知育玩具空間認識能力・集中力月齢に合った難易度のものを選ぶ英語のかけ流し英語特有のリスニング力遊びや食事のBGMとして自然に耳に入れさせる この表のように、それぞれの取り組みには明確な狙いがあり、バランスよく取り入れることでお子様の能力を多角的に引き出すことができます。 ここからは、それぞれの取り組みについて具体的にどのように進めればよいのかを詳しく解説します。 絵本の読み聞かせ 語彙が爆発的に増える時期は、1歳半くらいから2歳後半とされています。また2歳頃は、50語以上の語彙が急速に増えていくとされています。このタイミングでたっぷりと「言葉のシャワー」を浴びせるには、絵本の読み聞かせが非常に効果的です。日常会話だけでは触れられない豊かな表現や物語の世界を知ることで、お子様の語彙力と想像力は大きく育ちます。 寝る前の落ち着いた時間や日中のリラックスしたタイミングに、お子様が自分で選んだ絵本を読んであげましょう。動物が登場する場面で「ワンワンが走っているね」と声のトーンを変えてみるなど、興味を惹きつける工夫もおすすめです。 親の肉声で感情を込めて語りかけることこそが、心と言葉の発達に最も良い刺激を与えます。読み聞かせは、親子の絆を深める貴重なコミュニケーションの場にもなるはずです。 運筆ドリルやお絵かき 文字を書く前の準備段階として、手や指の動かし方を学ぶのが「運筆ドリル」やお絵描きです。2歳の時点では、正しい文字を書くことよりも、自分の意志で鉛筆やクレヨンをコントロールする力(運筆力)を養うことが大きな目的となります。筆圧を調整し、狙ったところに線を引く練習は、手先の器用さを育む立派な学びと言えるでしょう。 市販の幼児向けワークを活用したり、大きめの画用紙にクレヨンで自由にぐるぐると円を描かせたりしてみてください。迷路のドリルを使うなら、「犬さんを小屋まで連れて行ってあげよう」と遊びのストーリーを交えながら一緒に線を引くのが効果的です。 このように想像力を膨らませる声かけをすることで、お子様は飽きずに鉛筆を持つ練習に集中できます。 線がはみ出してしまっても決して否定せず、線を引けたこと自体をたくさん褒めてあげてください。 パズルなどの知育玩具 お子様の思考力や空間認識能力を鍛えるには、パズルやブロックといった知育玩具の活用がおすすめです。2歳になると、形や大きさの違いを認識し、「同じものを見つける」「組み合わせる」といった知的な作業ができるようになってきます。試行錯誤しながら正解を導き出すプロセスは、論理的な思考力の基礎を養う上で非常に効果的です。 まずは、型はめパズルやピースの少ない動物のジグソーパズルなどから始めてみましょう。もし、うまくピースがはまらずにイライラしている様子が見られても、すぐに手伝うのではなく「この丸い形はどこかな?」とヒントを出して優しく導いてあげてください。 知育玩具を通じた学びにおいて大切なのは、親がすぐに答えを教えることではなく、自分で答えを見つけるための「考え方」をサポートすることです。自分の力で完成させたときの達成感が、次の挑戦への大きな意欲に繋がります。 【参考記事】Cha Cha Cha「型はめパズルはいつから?1歳・2歳へのモンテッソーリ・知育効果を徹底解説」 英語のかけ流し 耳から入る音を理屈ではなく感覚としてそのまま吸収できる2歳の時期は、英語に触れ始めるのにも適しています。英語特有の周波数や発音の違いを聞き分ける「英語耳」を育てるには、ネイティブの音声に自然に触れられる環境作りが有効です。文法や単語の意味を教え込む必要はなく、まずは英語の音やリズムに慣れることを優先しましょう。 日々の生活の中で、英語の童謡や簡単なアニメの音声をBGMとして流しておくのが手軽な方法です。朝の着替えの時間や車での移動中などに、英語の歌のCDを自然にかけておくだけでも十分な効果が期待できます。 ここで重要なのは、親が「教えよう」と意気込むのではなく、お子様が英語を特別なものと感じない日常の風景にしてしまうことです。音楽に合わせて一緒に体を動かしたり歌ったりして、英語に対するポジティブなイメージを楽しく育てていきましょう。 【関連記事】バイリンガル教育とは?歴史や事例、メリットや注意点について解説します!|オルパスの窓|幼児教育の幼児教室はまキッズ 日常生活の中でできる2歳の勉強 ここまでは、教材や知育玩具を使った取り組みをご紹介してきましたが、2歳の勉強はそれだけではありません。日々の生活習慣の中にも、お子様の自立心や判断力を育てるための学びの機会がたくさん隠されています。 「自分のことは自分でする」という基本的生活習慣を身につけるプロセスは、社会のルールを学び、手指を思い通りに動かすための最高のトレーニングになります。ここでは、毎日の生活の中で意識的に取り入れたい、生活習慣を通じた勉強について整理します。 生活習慣の項目得られる学びと能力親のサポートのポイントお着替えの練習手指の器用さ・自立心時間に余裕がある時に、できる部分だけを任せるおもちゃのお片付け分類する力・責任感色や形ごとに場所を決め、ゲーム感覚で取り組む手洗いの習慣化衛生観念・手順の理解帰宅時や食前など、タイミングを固定してルール化する お着替えの練習 お子様が自分の身体の構造を理解し、指先を緻密に動かす練習となる「お着替え」も、立派な勉強の一つです。服の袖に腕を通したりズボンを引き上げたりする動作は、2歳児にとって非常にエネルギーのいる挑戦ですが、毎日繰り返すことで手指の巧緻性が高まり、「自分でできた」という強い自立心が芽生えます。 まずはボタンのないTシャツやゴムの緩いズボンなど、着脱しやすい服を用意して自分で着る機会を作ってみましょう。朝の忙しい時間帯は避け、お風呂上がりのリラックスしたタイミングに「足からズボンを履いてみようか」と少しだけ手助けしながら促すのがおすすめです。 最初から完璧に着ることを求める必要はありません。着替えのプロセスの一部に参加させることが確かな成長につながるため、少しでも自分でできた時は大げさなほどに褒めて、自信をつけさせてあげてください。 おもちゃのお片付け 遊んだ後におもちゃを元の場所に戻す「お片付け」も、2歳の勉強として非常に有益な役割を果たします。ただ部屋を綺麗にするだけでなく、「どこに何をしまうべきか」を考える分類能力や空間認識能力を鍛え、自分の使ったものを自分で管理するという社会性の基礎(責任感)を育むことにもつながるからです。 実践する際は、おもちゃ箱に分かりやすいマークや色をつけ、どこに何をしまうのか視覚的に理解しやすくする工夫を取り入れてみてください。「赤い車のおもちゃは、この赤い箱に入れようね」と声をかけ、一緒に競争しながらゲーム感覚で片付けるとスムーズです。 片付けを「義務」ではなく「楽しい遊びの延長」としてデザインしてあげることが何より大切です。お子様が疲れていたり眠かったりしてできない時は無理をさせず、親が手本を見せるだけでも十分な学びになるでしょう。 手洗いの習慣化 感染症予防などの観点から欠かせない「手洗い」の習慣化も、手順を理解してルールを守るための良い勉強になります。水を出して石鹸をつけ、こすり合わせて洗い流し、タオルで拭く。この一連の順序を覚えて一人で実行できるようになることは、物事の段取りを理解する論理的思考の第一歩と言えるでしょう。 まずは踏み台を用意し、お子様が自分で蛇口に手が届く環境を整えた上で、帰宅時や食事の前に必ず手洗い場へ向かうよう促します。「バイキンさんをあわあわでやっつけようね」と歌いながら、親も一緒に手を洗って見せるのも効果的です。自分で蛇口をひねったり石鹸を泡立てたりする感覚は、お子様の知的好奇心を大いに満たしてくれます。 衛生観念という抽象的な概念は、言葉で説明するよりも、日々の楽しいルーティンとして体で覚えさせていくのが一番の近道です。 2歳の勉強で気をつけるべき注意点 ここまで、2歳の勉強に関する具体的な取り組みをご紹介してきましたが、進める上で絶対に気をつけておきたい注意点があります。 幼児期の教育は、お子様の将来に大きなプラスの影響を与える一方で、親の接し方次第では「勉強嫌い」を生み出してしまうリスクも孕んでいます。 教育熱心になるあまり、お子様の気持ちを無視してしまっては本末転倒です。 ここでは、家庭で勉強を進める際に親が気をつけるべきスタンスや、避けるべき行動について整理します。 まずは、勉強をサポートする際の「親のNG行動」と「OK行動」を表で比較してみましょう。 意識する観点避けるべきNG行動推奨されるOK行動取り組むペース毎日決められた分量を強制する子どもの気分が乗らない時は潔く切り上げる失敗への対応答えをすぐに教えたり先回りして手伝う見守りながら、自分で気づけるよう小さなヒントを出す親のスタンス監視するように間違いを指摘する親も一緒にワクワクしながら過程を楽しむ このように、2歳の勉強においては、成果を焦るのではなく、プロセスをどれだけ肯定的に見守れるかが鍵となります。 ここからは、それぞれの注意点について、なぜそれが重要なのかを詳しく解説していきます。 子どものペースに合わせる 2歳の勉強において最も重要なのは、決して無理強いせずにお子様のペースへ合わせることです。この時期特有の気分のムラにより、昨日まで喜んでいたドリルを今日は全くやりたがらないといった事態も頻繁に起こります。嫌がるお子様を無理に机に向かわせれば、学習そのものにネガティブな感情を抱き、将来的な勉強嫌いの原因になりかねません。 もし途中で集中力が切れたサインが見えたら、思い切ってその日の勉強は終わりにしましょう。パズルを投げて遊び始めてしまったときなどは、「今日はここまでにして、明日またやろうね」と笑顔で切り上げて構いません。 親の計画通りに進めることより、お子様が「楽しい」と感じている状態で終わらせる方がはるかに価値があります。自発的に「やりたい」と言い出す環境づくりこそが、最も効果的な学習支援となるはずです。 先回りして手伝いすぎない お子様が何かに躓いているとつい手を出したくなりますが、先回りして手伝いすぎないことも大切です。「自分でやりたい」という自我が強く芽生える2歳の時期にその気持ちを尊重できなければ、せっかくの成長の機会を奪うことになりかねません。失敗しながら試行錯誤する時間こそが、脳のシナプスを繋ぎ、本当の思考力を養う貴重なプロセスなのです。 服のボタン留めに苦戦していたり、ブロックが上手くはまらなかったりしても、すぐにやってあげるのはぐっと堪えて静かに見守りましょう。もし「できない!」と癇癪を起こしそうになったら、そのタイミングで初めて「ここをこう持ってみる?」と最小限のヒントを出してあげます。 親の役割は、すぐに正解を与えることではありません。子ども自身が正解にたどり着くための足場を組んであげることです。自分の力で壁を乗り越えた経験が、お子様の強靭なメンタルを育てていきます。 親も一緒に楽しむ 勉強を長続きさせるための最大の秘訣は、親自身がお子様と一緒に心から楽しむことです。2歳児は親の感情を敏感に察知するため、「勉強させなきゃ」と義務感でピリピリしていると、その緊張感が伝わって萎縮してしまいます。逆に、親が楽しそうに絵本を読んだりパズルを解いたりする姿を見せれば、自然とその輪に入って「面白そう」と感じてくれるはずです。 ドリルを丸付けするだけの「先生」になるのではなく、一緒に色を塗ったり競い合ったりする「対等なパートナー」を意識してみてください。お絵描きの時間なら、親も隣で本気になって好きな絵を描き、「どっちが大きく描けるかな?」と笑い合いながら取り組むのも素敵なアプローチです。 家庭での勉強は、親子の絆を深めて愛情を伝えるための、極上のコミュニケーションツールと言えます。結果や成長の早さに一喜一憂せず、今しかないお子様との時間を笑顔で味わい尽くす気持ちで取り組んでいきましょう。 まとめ この記事の要点をまとめます。 2歳の勉強は机に向かうことだけでなく、遊びや生活習慣を通じたすべての体験が対象となる 絵本の読み聞かせやパズル、運筆ドリルを通じて、脳の黄金期に適切な刺激を与えることが重要である お着替えや手洗い、お片付けなど、日々の生活習慣を一人で行う練習も立派な勉強になる 決して無理強いはせず、子どものペースに合わせながら、先回りしすぎずに見守る姿勢が求められる 親自身が一緒に楽しみながらコミュニケーションをとることで、子どもの知的好奇心と自己肯定感が育つ お子様の可能性は無限大であり、日々の何気ない遊びと親からの温かい声かけが、将来に向けた最高の学びの土台となります。2歳という大切な時期に、指先や図形、数論理を刺激する質の高い教育を取り入れてみませんか?「はまキッズ」では、独自の学具を用いた少人数制レッスンにより、お子様の自ら考える力を親子で育めます。 詰め込みではない、本質的な思考力を身につける一歩を踏み出しましょう。詳しい教育システムやカリキュラムについては、こちらからご覧いただけます。 幼児教室はまキッズとは|幼児教育のはまキッズ -
地頭の良い子の特徴とは?2歳から実践できる育て方を徹底解説!
地頭の良い子とは、自分で考える力や高い応用力を持つ子どものことです。 この記事では、2歳児に見られる地頭の良さの特徴と、その能力を伸ばす親の関わり方や環境づくりについて分かりやすく解説します。 毎日の子育てのヒントとしてぜひお役立てください。 地頭が良いとは? 「地頭(じあたま)が良い」という言葉を耳にすることが増えましたが、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。 漢字や数字をたくさん知っている「学力の高さ」とは少し違い、地頭の良さとは「自分の頭で考える力」や「未知の状況に対応する力」を意味します。 ここでは、テストの点数だけでは測れない、子どもが将来社会で生き抜くために本当に必要とされる「本質的な賢さ」について、学力との違いを交えながら分かりやすく解説します。 比較する項目地頭の良さの定義学力としての頭の良さ本質的な意味生まれ持った考える力や高い応用力蓄積された知識量やテストの点数必要とされる力鋭い観察力や論理的思考力情報を正確に覚える記憶力や暗記力役に立つ場面未知の問題やイレギュラーな事態の解決決まった枠組みや学校のテストでの得点 【関連記事】https://www.hamakids.jp/blog/blog_column/post_51385/ 本質的な思考力のこと 地頭が良いというのは、単なる知識の量ではなく、本質的な思考力や応用力が高い状態を指します。 自分が持っているわずかな情報を頼りに推測し、新しい問題に対する解決策を導き出す力のことです。 たとえば、初めて見るおもちゃの仕組みを自分で考え、何度かの試行錯誤を経て遊び方を発見するような姿が当てはまります。 つまり、地頭の良さとは、特定の分野に限らず生きていくための総合的な適応力だと言えます。 学力との違い 学力がいわゆるテストの点数や暗記力を示すのに対し、地頭の良さは知識を活用する力です。 学校で教えられた通りに計算ができるのは学力ですが、その計算を使って日常の問題を解決しようとするのが地頭の良さです。 たとえば、漢字をたくさん知っているだけでなく、知らない漢字の意味を部首から推測するような力が求められます。 社会に出てから本当に役立つのは、変化に柔軟に適応し、自らの頭で考えることができる地頭の良さです。 2歳の地頭の良い子の7つの特徴 何気ない行動の中に、地頭の良さのサインがたくさん隠れています。 大人を驚かせるような鋭い観察力や、「どうして?」と問い続ける旺盛な知的好奇心など、自分で考える力の基礎となる具体的な特徴を7つご紹介します。 お子様の普段の様子と照らし合わせながら、隠れた才能の芽を見つけてみましょう。 知的好奇心が旺盛 地頭の良い2歳児は、とにかく知的好奇心が旺盛で、世界中のあらゆるものに興味を持ちます。目に入るものすべてに対して「これは何?」「どうしてこうなるの?」と疑問を持ち、大人に質問を繰り返します。 たとえば、公園でアリを見つけたときに、ただ見るだけでなく、どこへ行くのかしゃがみ込んで後を追いかけようとします。 このように、自らの力で物事を知ろうとする強い意欲が、地頭の良さの大きな特徴です。 鋭い観察力を持つ 周囲の状況を非常によく見ているため、大人も驚くような鋭い観察力を持っています。大人がいつもと違う服を着ていたり、部屋の小物が少し移動していたりするだけで、すぐにその変化に気づきます。 また、親の表情や手元の動きをじっと観察しており、後になって同じように真似をして見せることも珍しくありません。 この優れた観察力が、物事の仕組みを深く理解するための重要な土台となります。 因果関係を理解する 物事の原因と結果のつながりを見つけ出し、それを理解する力に長けています。 ジュースの入ったコップを倒してしまった経験から、「次は倒さないように両手でしっかり持とう」と自ら学びます。 失敗から法則を見つけ出し、次の行動に活かすことができるのは非常に高度な能力です。この因果関係の理解こそが、論理的思考を育むための第一歩となります。 高い記憶力を発揮 一度経験したことや見聞きしたことを正確に覚えている、とても高い記憶力を発揮します。数日前に通った道を覚えていて先導したり、一度読んだ絵本のフレーズを完璧に暗唱したりすることがあります。 さらに、ただ情報を覚えているだけでなく、その記憶を別の遊びや会話のなかで適切に引き出して使うことができます。 記憶を知識として活用できる点に、地頭の良さがはっきりと表れています。 豊かな想像力がある 現実にはないものを頭の中で思い描き、遊びに発展させる豊かな想像力を持っています。ただの空箱を車に見立てて走らせたり、ぬいぐるみ同士でお話を作って会話させたりします。 大人から教えられた遊び方にとらわれず、自分なりの新しいルールやストーリーを次々と作り出すことができます。 この想像力が、将来の創造性や画期的なアイデアを生み出す力へとつながっていきます。 集中して取り組む 自分が興味を持ったことに対しては、驚くほどの深い集中力を見せます。 パズルやブロック遊びなど、好きなことには時間を忘れて没頭し、周りの声が聞こえなくなることもよくあります。 この深く集中する経験の繰り返しが脳を強く活性化させ、思考力を飛躍的に鍛えることになります。 集中力は、今後あらゆる学習に取り組むうえでの基本となる非常に重要な力です。 【関連記事】https://www.hamakids.jp/blog/blog_column/post_34696/ 自ら考え判断する 幼いながらも、その場の状況に合わせて自ら考え、最善の判断をしようとする姿勢が見られます。 おもちゃが手の届かない場所にあるとき、泣いて大人を呼ぶだけでなく、踏み台になりそうなものを探して持ってくるような行動です。 自分の頭で状況を分析し、具体的な解決策を導き出そうとする態度は素晴らしいものです。困難に直面したときに自分の力で乗り越えようとする姿は、地頭の良さの明確なサインです。 【関連記事】https://www.hamakids.jp/blog/blog_column/post_39973/ 地頭が良い子の親の特徴 考える力がぐんぐん伸びる子どもの家庭には、親の接し方にいくつかの共通点があります。 子どもの突拍子もない発想を否定せずに面白がったり、「なぜ?」という疑問にとことん付き合ったりと、特別な道具を使わなくても今日からすぐに真似できる親の特徴を解説します。 ご自身の普段のコミュニケーションのヒントにしてみてください。 親の意識的な行動子どもに与える良い影響丁寧に質問に答える知的好奇心がしっかりと満たされ、さらなる探究心が育つ考えを否定しない自己肯定感が高まり、失敗を恐れずに自由な発想ができる思考を促す対話をする自分の気持ちを言語化することで、語彙力が向上し思考が整理される 子どもの問いに答える 地頭の良い子を育てる親は、子どもの「なぜ?」に対して非常に丁寧に向き合います。忙しいときでも適当に相槌を打って流さず、子どもが納得するまで分かりやすい言葉で説明します。 答えが分からないときは「一緒に図鑑で調べてみようか」と、自ら知識を探求する姿勢を見せます。親が真剣に答えてくれることで、子どもは疑問を持つことの素晴らしさを実感します。 自由な発想を尊重 子どもが突拍子もないアイデアを出したときでも、それを決して否定せずに尊重します。 子どもが絵を描くときに空を緑色に塗ったとしても、「空は青ですよ」と頭ごなしに訂正することはありません。 「素敵な色の空ですね、どうしてこの色にしたのですか?」と、その発想に至った理由を優しく尋ねます。 このようにありのままを受け入れることで、子どもの自由な発想力と確かな自信が育まれます。 思考を促す対話 日常のコミュニケーションにおいて、子どもの思考を深く促すような対話を常に意識しています。 単に「これをしなさい」と指示を出すのではなく、「どうしたらいいと思う?」「あなたはどうしたい?」と問いかける回数が多いです。 親がすぐに答えを教えるのではなく、子ども自身に答えを見つけさせるための余白を作っています。 自分の言葉で考えを伝える経験を積むことで、論理的に考える力が自然と鍛えられます。 【関連記事】https://www.hamakids.jp/blog/blog_column/post_18681/ 好奇心を刺激する 休日に自然の中へ出かけたり、一緒に料理をしたりと、子どもの好奇心を刺激する機会を積極的に作っています。 実体験から得られる新鮮な刺激は、テレビや本から得られる知識よりもはるかに深く子どもの心に残ります。 親自身が心から楽しんで様々なことに挑戦する姿を見せることも、子どもにとって非常に良い刺激となります。 一緒に驚き、一緒に喜ぶ体験の共有が、子どもの豊かな知性を育む栄養となります。 2歳から地頭を鍛える育て方 2歳は脳が急速に発達し、スポンジのようにあらゆることを吸収する黄金期です。 【参考】https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/049/shiryo/08111811/001.htm この時期に「自ら考える力」の土台を作るためには、毎日の生活の中で少しだけ意識を変えることが大切です。お子様の好奇心を刺激し、思考力を楽しく鍛えていきましょう。 本物体験を増やす 本物の自然や生き物、道具に直接触れる体験を日々の生活の中で積極的に増やしてください。 図鑑で動物の写真を見るだけでなく、実際に動物園に足を運んで匂いや鳴き声を感じることが大切です。 本物体験を通じて得たリアルな感覚は、子どもの脳に強い印象を与え、知識を点ではなく線でつなげる土台となります。 五感をフルに使う体験の積み重ねが、子どもの地頭を最も強く鍛え上げます。 自分で選ばせる 日常の小さな場面で、子どもに自分自身で選ばせる機会を意識して作ることが重要です。「今日着る服は赤と青、どちらが良いですか?」「おやつはバナナとリンゴ、どちらを食べますか?」と二択で尋ねるのが効果的です。 自分で選んで決断する経験を毎日積み重ねることで、論理的な思考力が少しずつ磨かれていきます。 自分で決めたという納得感が、自分の意見をしっかりと持つ自立心へとつながります。 絵本で想像力を養う 毎日の絵本の読み聞かせは、子どもの想像力と語彙力を高めるための最高の取り組みです。物語の世界に深く入り込むことで、自分以外の登場人物の気持ちを想像する思いやりの力が身につきます。 読み終わった後に「このあと、どうなると思いますか?」と尋ねて考えさせるのも非常に良い方法です。 美しい言葉のシャワーをたくさん浴びることで、思考するための道具である言語能力が飛躍的に向上します。 没頭する時間を守る 子どもが何かの遊びに夢中になっているときは、不用意に声をかけず、没頭する時間を守ってあげてください。 深く集中している状態は、脳が最もフル回転し、思考力が強く鍛えられている貴重な瞬間です。 食事やお風呂の時間が迫っていても、可能な限りキリの良いところまで待つ余裕を持つことが大切です。 途中で邪魔をされない安心感が、さらに深い集中力を引き出す秘訣となります。 過程を褒める 結果がどうであれ、子どもが一生懸命に頑張った過程に注目して褒めることを心がけます。「上手にできたね」と結果だけを褒めるのではなく、「最後まで諦めずに考えたね」「色々な方法を試したね」と伝えます。 挑戦したプロセスを言葉にして評価されることで、子どもは失敗を恐れずに新しいことに挑戦できるようになります。 結果よりも努力を認めてもらう経験が、自ら試行錯誤する強い心を育てます。 日常で避けるべきNG行動 子どものためを思ってやっている親の行動が、実は「考える力」の成長をストップさせてしまっていることがあります。 ここでは、地頭を育てるうえで無意識にやってしまいがちなNG行動と、その改善策を解説します。決してご自身を責める必要はありません。ほんの少し視点を変えるだけで、子どもの自主性は大きく育ちます。 親がやりがちなNG行動子どもへ与えてしまう悪影響具体的な改善策先回りして答えを出す自分で深く考える機会を奪ってしまう答えを言わず、少し待ってヒントを出す失敗を感情的に過度に責める新しいことへ挑戦する意欲を失わせる失敗の理由と次はどうするかを一緒に考える親の都合で選択肢を奪う指示を待つだけの姿勢が身についてしまう危険がない限りは、小さなことから選ばせる 先回りして答えを出す 子どもが少し迷っていると、親がすぐに答えを教えてしまうのは避けるべき行動です。早く解決してあげたいという優しい親心からですが、これでは子どもが自分の力で考える機会を奪ってしまいます。 子どもが悩んでいるときはじっと見守るか、少しだけヒントを出してサポートするにとどめてください。最終的な答えは子ども自身に導き出させることが、考える力を伸ばすために重要です。 失敗を過度に責める 牛乳をこぼしたり、おもちゃを壊したりしたときに、感情的に過度に責めるのはやめましょう。 失敗を強く怒られると、子どもは怒られないように安全な道ばかりを選び、新しい挑戦をしなくなってしまいます。 失敗は子どもにとって、なぜそうなるのかを学ぶための素晴らしい宝庫です。 「次はどうしたらこぼさないでしょうか?」と、前向きな解決策を一緒に考える機会に変えてください。 選択肢を奪う 「こっちの方が良いに決まっている」と、親の価値観で子どもの選択肢を奪うのは大変危険です。 親が決めたことだけをやっていると、自分で考えて判断する必要がなくなり、指示待ちの姿勢が身についてしまいます。 たとえ親から見て少し非効率な選択であっても、危険がない限りは子どもの決断を尊重してください。 失敗も含めて自ら経験させることが、本当に賢い子を育てる近道となります。 地頭を育てる環境づくりのポイント 子どもの知能を伸ばすためには、親の声かけだけでなく、好奇心を自然に引き出す「部屋の環境づくり」も非常に重要な役割を果たします。 いつでも本が手に取れる絵本棚の配置や、集中力を削がないための適切なおもちゃの量など、リビングや子ども部屋を「考える力」が育つ空間に変えるコツをご紹介します。 親自身が楽しんで学ぶ姿勢を見せることも含め、今日からできるちょっとしたお部屋の工夫を実践してみましょう。 【関連記事】https://www.hamakids.jp/blog/blog_column/post_33756/ 室内環境づくりの工夫具体的な配置方法や親の行動本へのアクセスを良くする表紙が見える絵本棚を、子どもの背の低い位置に設置するおもちゃの量を適切にする全てを出しっぱなしにせず、遊びきれる量だけを出して残りはしまう大人の学ぶ姿を見せる親自身が楽しそうに読書や調べ物をする姿を日常的に見せる 手の届く場所に図鑑 子どもの興味が湧いたときにすぐ調べられるよう、手の届く場所に図鑑や絵本を配置してください。 テレビを見ているときや親子の会話の中で疑問が生まれたら、その場ですぐに本を開く環境が理想的です。 自ら調べる習慣が日常の中に溶け込むことで、知的好奇心がいつでも満たされます。 身近な場所に本があるだけで、自分から知識を探求する姿勢が自然と身につきます。 おもちゃを厳選する 部屋におもちゃを溢れさせるのではなく、子どもの興味に合わせて定期的に厳選することが大切です。選択肢が多すぎると注意が散漫になり、一つの遊びに深く集中することが難しくなります。 また、遊び方が一つに決まっているおもちゃよりも、積み木や粘土などシンプルなものを選ぶのがおすすめです。 工夫次第で色々な遊び方ができる環境が、子どもの豊かな創造力を大きく育てます。 親自身が学ぶ姿勢 子どもは親の背中を見て育つため、親自身が学ぶ姿勢を見せることも重要な環境づくりの一つです。 親が楽しそうに読書をしたり、分からないことを調べて新しい趣味に挑戦したりする姿を見せてください。 その姿を見ることで、子どもは「学ぶことはとても楽しいことなのだ」と肌で感じます。 親が知的好奇心を持ち続けることが、子どもにとって最も身近で優れたお手本となります。 2歳から知育を始めるメリット 適切な年齢で適切な刺激を与えることで、学習意欲が高まるだけでなく、一緒に遊ぶ体験を通して親子の深い信頼関係も築かれます。幼児期に知育を取り入れることで得られる、かけがえのないメリットについてお伝えします。 メリットの観点2歳から知育を行うことで得られる具体的な効果脳の土台作りシナプスが爆発的に増える時期に適切な刺激を与えられる学習意欲の向上「学ぶことは楽しい」という前向きなイメージが定着する親子関係の構築共通の遊びを通して深いコミュニケーションと信頼関係が築ける 脳の土台が作られる 2歳から知育を始める最大のメリットは、脳の器を広げ、思考の確かな土台を作ることができる点です。人間の脳は3歳までに急速に発達すると言われており、この時期に適切な刺激を与えることで神経回路が複雑に形成されます。ここで鍛えられた思考力や適応力は、生涯にわたって子どもを支える大きな財産となります。幼少期に作られた脳の土台が、その後の人生において新しいことを学ぶ際の強固な基礎となります。 学習意欲が高まる 遊びを通じた知育を日常的に行うことで、学習に対する意欲が自然と高まっていきます。2歳児にとって、知育は苦しい勉強ではなく、ワクワクする楽しい遊びの延長にすぎません。 パズルが完成した喜びや、新しい言葉を覚えた達成感を味わうことで、知的好奇心がどんどん刺激されます。 この楽しい経験の蓄積が、将来直面する勉強への自発的な学習姿勢へとつながります。 親子の絆が深まる 知育に取り組む時間は、親子がしっかりと向き合い、質の高いコミュニケーションを取る時間でもあります。 親が子どもの様子を注意深く観察し、適切な声かけをすることで、子どもは「自分を見てくれている」という深い安心感を得ます。 この安心感と自己肯定感こそが、子どもが失敗を恐れずに新しい世界へ踏み出すための最大のエネルギーとなります。 一緒に学び楽しむ時間が、揺るぎない親子の絆を育てていくのです。 まとめ この記事の要点をまとめます。 2歳児の地頭の良さは知的好奇心や観察力の高さに表れます 子どもの疑問に丁寧に答え自由な発想を尊重することが大切です 日常生活の中での本物体験や自分で選ぶ経験が思考力を育みます 日々の小さな関わりの積み重ねが、お子様の将来の可能性を大きく広げていくはずです。また、幼児教室のはまキッズでは、独自の学具を使った指先や図形、数論理のトレーニングを通じ、この考える力を親子で楽しく育めます。 少人数制のクラスで刺激を受けながら、お子様の可能性を最大限に引き出してみませんか?教育方針や具体的な6つの能力についての詳細は、公式ページよりご覧いただけます。 幼児教室はまキッズとは -
【3歳児】折り紙をさせるにはまだ早い?できない理由と正しい教え方を解説
【結論】3歳で折り紙は早くない! 結論からお伝えすると、3歳から折り紙を始めても早くありません! むしろ、指先の力(以下、指先調整能力と称します)や思考力の発達にとって大きなメリットがあります。 ただし、無理にやらせたり、難しすぎるものに挑戦させたりすると、「できない=苦手意識」につながってしまう可能性があります。 そのため、3歳児には「発達段階に合った関わり方」がとても重要です。 3歳で折り紙ができないのは普通? 「うちの子、全然できないんですけど大丈夫でしょうか」という保護者様からのご相談は本当に多いです。結論からお伝えすると、3歳で折り紙がうまくできなくても全く問題ありません。 3歳は、まだ指先調整能力や集中力が発達途中の段階です。 3歳で折り紙ができない理由は主に3つあります。 ①指先の力が弱い ②「左右を合わせる」といった空間認識が未発達 ③集中力が長く続かない 特に、3歳児にとっては「ぴったり合わせる」という動作自体が難しく、大人が思っている以上に高度な作業になります。 そのため、「折る」という動作自体が難しいと感じる子も多くいます。 大切なのは、「できるかどうか」ではなく、「楽しんで触れているかどうか」です。 それでは、発達途中の段階にある「指先調整能力」とは何でしょうか。次の章で解説いたします。 指先調整能力とは? 手は、「第二の脳」と言われています。つまり、指先を活発に動かせるということは、脳の機能を円滑にすることに決定的な影響を与えます。 指先調整能力が発達することで、肉体的に自立するようになります。 例えば、洋服のボタンを自分で留めたり、靴ひもを自分で結んだりするといったことです。肉体的に自立するということは、親が何から何までやらなくて良くなり、子どもが「自分で自分のことができる」ということです。 自分で自分のことができるようになれば、今度は「精神的自立」に繋がり、そして最終的には、知能の自立の前提になります。 だからこそ、幼児期にはまず指先調整能力を育てることが大切と言われています。 折り紙のメリット 指先調整能力が身につく 先述したように、指先は「第二の脳」と呼ばれています。指先の力を育てるということは、最終的には「知能の自立」につながります。 図形(かたち)を理解する力が身につく 図形能力は自然と身につくというものではなく、学習によって後天的に習得しなくてはならないものです。 図形的刺激に反応するために必要な教育を、幼児期に正しい方法で行うことにより、図形概念を育てることができます。その正しい方法の1つが折り紙です。 実際に折り紙を折っていくことで、正方形や長方形、直角二等辺三角形など、子どもは図形を認識し、実感することができます。 先見性が身につく 折り図どおりに折り紙を折っていくことで、子どもは「先を見通す力」を身につけることができます。 「こんなふうに折ると、どんな形ができあがるのかな」と想像しながら折ることで、シミュレーションする力が身につきます。 このような力は、小学校以降の学習で必要となる「順序立てて考える力」や「見通しをもって取り組む力」にもつながっていきます。 折り紙のデメリット 折り紙そのものにデメリットはありませんが、折り紙に取組む中での注意点は3点あります。 うまくできないことを指摘する 一緒に折り紙をしていると、「どうして上手くできないのだろう」と思ってしまうかと思います。しかし、先述したように3歳の指先調整能力はまだまだ発達途中の段階にあります。 また、指摘されると子どもは自信を失い、折り紙そのものに苦手意識を持つようになってしまいます。 多少不格好でも、まずは「頑張っていること」を目一杯褒めてあげましょう! 「なんでできないの?」と言ってしまう 「どうして上手くできないのだろう」と思うと、ついイライラして、それが口に出てしまう保護者様もいらっしゃるかも知れません。 しかし、「なんでできないの?」と言っても子どもは自信を失うだけです。 「指の力をつかってしっかり折り目がつけられたね」「次の形が見えてるね」など、できていることに注目して褒めてあげましょう。 正しい形にこだわりすぎる 「形がきれいじゃない」「本当はもっと直角になるはずなのに」といったように、正しい形にこだわるがあまり、イライラしてしまう保護者様もいらっしゃるかも知れません。 しかし、大切なのは「完成した折り紙が完璧な形であること」よりも、「楽しんで最後まで折り紙に取組めたか」です。 「楽しんでできたね!」「頑張って最後まで取組めたね!」と笑顔で褒めてあげることで、子どもは「また折ってみたいな」「次も頑張ろうかな」と前向きな気持ちになれます。 折り紙の導入・指導ポイント【6選】 実物(完成形)を見せてあげる 実物を見せることで、子どもたちの意欲が変わります。 子どもたちが「作ってみたい!」と思うような声かけや導入が大切です。 順番に作ることを伝えてあげる 折り図の順番に沿って折っていくことの大切さを伝えてあげましょう。 順番を意識して折るうちに、「次はこんな形になるな」と子どもたちも想像し、理解して折るようになります。 一緒に折り紙を折る 口頭での説明だけではなく、実際に一緒に折って見せてあげましょう。 「真似して折れるかどうか?」「一緒に同じ折り方ができるかどうか?」も3歳児の折り紙では大切なポイントとなります。 折り方のポイントを伝える 折り目をつける際は、片方の手で合わせたところをしっかり押さえながら、アイロンのように折り目をつけるよう、子どもたちに伝えましょう。 適宜、声かけを入れる 「ここまでできたね!」「次、一緒にやってみようか」「次はどうなると思う?」といったように、タイミングに応じた声かけを行いましょう。 しっかり褒める 折り目にアイロンをきれいにかけられたり、作成の工程をしっかり守って折り紙を折ったりしていれば、しっかり褒めてあげましょう。 褒められることで、子どもたちは自信をつけます。 簡単折り紙【3選】 くるま(難易度:低) ①横に半分に折る ②上部の角を好きな角度で山折りする ③タイヤや窓を描いて完成! いぬ(難易度:中) ①白い方を表にして置き、直角二等辺三角形に折る ②角を折る ③下部を少し折る ④顔を描いて完成! きつね(難易度:高) ①白い方を表にして置き、直角二等辺三角形に折る ②上の一枚を内側に折る ③②と同じように下の一枚も内側に折る ④左右を折って三角形を作る ⑤顔を描いて完成! 【まとめ】折り紙で様々な力を伸ばしましょう! 折り紙ひとつで、指先の力や図形(かたち)を理解する力・先を見通す力を育てることができます。3歳から始めても、決して早すぎることはありません。 「うまくできたかどうか」よりも、「楽しく取組めたか」を大切にしながら、お子様のペースに合わせて色んな形にチャレンジさせてあげましょう! -
3歳からの習い事は何がいい?おすすめの習い事5選と選び方を解説
お子様が3歳頃になると「習い事を何かさせたいな」と思われる保護者様も多いのではないでしょうか。本記事では、おすすめの習い事や選ぶ際のポイントなどをご紹介いたします! (1)3歳の習い事は適齢か? 何歳から習い事を始めるのが良いといった明確な時期はありませんが、子どもが習い事を始める時期としては3歳~5歳頃が多いと言えます。ベネッセが2024年に調査した「習い事についてのアンケート」では、約6割の保護者が3歳から5歳の間に習い事をスタートさせたと回答しているそうです。さらに、3歳頃は脳が発達し、シナプスが爆発的に増える時期です。語彙が増え、文(接続詞・助詞)を使った会話などができるようになります。また、「自分でやりたい」という思いも強くなり、自立心が旺盛になります。脳の発達という観点から見ても、3歳頃からの習い事を始めることは自然なタイミングと言えるでしょう。 (2)習い事のメリットとは 小学校入学前の準備として役立つ 音楽、ダンス、絵画、スポーツなど、習い事によって、それぞれの分野で深い知識や技術を身につけることができるため、様々な意味で余裕を持った学校生活を送ることができるでしょう。 将来を豊かにするのに役立つ 幼児期に得意分野を見つけたり、様々なことに興味を持てるようになると、将来、進路を決める際の選択肢が広がります。また、小さい頃に「椅子に座って何かに集中する」という習慣が身についていると、勉強への抵抗感がなくなります。よって、受験勉強や試験といった場面で役立つと言えます。 子どもの【得意・強み】が分かる 子どもが何を得意としているのか、どんなことが強みなのか、などが習い事を通じて分かります。また、子どもの特性に合った習い事をすることで、子どもの【強み】が育まれていきます。 (3)習い事のデメリットとは プレッシャーやストレスの増加 ママ・パパの期待に応えようとするプレッシャーや、周囲と自分を比較してしまうことから、ストレスを感じやすくなることもあります。しかし、後述しますが「強み育て」には「競争」が必須です。また、ストレスも過度なものでなければ成長の後押しとなります。子どもが強い負担を感じていないようであれば、無理のない範囲で継続してみるのも良いでしょう。 自由時間が少なくなる 習い事や学習に時間を取られ、友だちと遊んだり自由に過ごす時間が少なくなってしまう可能性もあります。スケジューリングにゆとりを持たせてあげると親子ともにストレスフリーかも知れません。 親への精神的負担 子どもの成績や習い事の進捗具合で焦りやプレッシャーを感じやすくなることがあるかも知れませんが、周囲と比較することで得られるメリットは何一つありません。「昨日より今日の方が出来ていたのかな」「褒めるべきポイントはどこかな」など、我が子の成長だけにフォーカスしましょう! (4)【強み】を育てるには習い事が最適解! 習い事で【競争心】を育てましょう 子どもの強みを育てるためには、習い事が最適解です!スポーツ、勉強、芸術関係とさせる習い事は何でも良いですが、習い事選びのポイントは、【競争経験】ができる習い事を選ぶことです。勝ったり負けたりを繰り返し経験することで、子どもは「社会で成功する子」に育っていきます。 社会で成功するためのトレーニング 日本で「競争心が強い」という言葉を聞くと、「勝利至上主義」や「他人を蹴落としてでも」といったネガティブなイメージが伴います。しかし、アメリカで「負けず嫌い」と言えば、「成功や勝利に向かって前向きに取組む人」といったように肯定的に捉えられることがほとんどです。肯定的に捉えられる理由としては、アメリカでは、競争を経験させずに子どもを社会に出すことは「親として無責任」と考えられているためです。アメリカは、日本以上に市場原理を重視する競争社会です。そのため、多くのアメリカ人家庭が、子どもが5~6歳になったタイミングで「競技スポーツ」に参加させます。日本人の子どもとは、スポーツをする目的が大きく異なります。日本人の子どもは「体力作り」の意味合いが大きいですが、アメリカの保護者は、「競争させるため」に、子どもにスポーツをさせるのです。真剣勝負、実戦を通して、子どもに「本気で競い合う楽しさ」を味わせます。重要なのは勝つことよりも、「負けても、くじけずに努力し続ける習慣を身につけること」です。負けた際に「今度勝つためには何が必要なのか」などを考えることで、「敗北をバネに飛躍する力」が身につくのです。長い人生で、社会に出てからも勝ち続けることは不可能です。敗北は、勝利以上に多くのことを教えてくれます。逆に、「勝者」となる体験は、さらなる高みを目指し挑戦する「向上心」を育ててくれます。子ども時代の競争は、将来社会で成功するための訓練なのです。 (5)おすすめの習い事【5選】 幼児教室 幼児教室は、言葉・数・図形・思考力など、幼児期に必要な様々な力をバランスよく育てることができる習い事です。パズルや積み木、知育教材などを使いながら「考える力」や「試行錯誤する力」を養うことができるため、幼児期の知的発達にとても適しています。また、幼児教室では様々な活動を経験することができるため、子どもの「好き」や「得意」を見つけやすいという特徴があります。そのため、「何が得意なのかまだ分からない」「色々な経験をさせてあげたい」と考えているご家庭には特におすすめです。パズルや積み木などの考える遊びが好きな子や、新しいことに興味を持ちやすい子に向いている習い事と言えるでしょう。 水泳 水泳は、全身を使う運動であるため、体力や筋力をバランスよく育てることができる習い事です。水の中で身体を動かすことで心肺機能の向上も期待でき、基礎体力づくりにも役立ちます。また、水に慣れて泳げるようになることで自信にもつながるため、小さな頃から始める習い事として人気があります。特に、体を動かすことが好きな子や、外遊びが好きな子、水遊びが好きな子には向いている習い事と言えるでしょう。楽しみながら運動習慣を身につけることができる点も、水泳の魅力の一つです。 体操教室 体操教室では、跳び箱や鉄棒、マット運動などを通して、身体の使い方を学ぶことができます。幼児期は神経系が大きく発達する時期であり、この時期に様々な動きを経験することで、運動能力の基礎が育まれていきます。また、体操教室では「できなかったことができるようになる」という成功体験を積み重ねやすいことも特徴です。そのため、身体を動かすことが好きな子や、活発でエネルギーが有り余っている子、チャレンジすることが好きな子には特に向いている習い事です。成功体験を積むことで、自信や挑戦する意欲も育っていくでしょう。 英会話教室 幼児期は言葉を吸収する力が非常に高い時期であるため、この時期に英語に触れることで、自然な発音やリズム感を身につけやすいと言われています。歌やゲームなどを通して楽しく英語に触れることで、「英語=楽しいもの」という感覚を育てることができます。また、幼い頃から英語に触れておくことで、将来英語を学ぶ際の抵抗感も少なくなります。特に、歌やリズム遊びが好きな子や、言葉に興味を持ちやすい子、新しい文化や外国に興味を持つ子には向いている習い事と言えるでしょう。 音楽教室 音楽教室では、ピアノやリトミックなどを通して音楽に親しむことができます。音楽活動はリズム感や表現力を育てるだけでなく、集中力や記憶力を高める効果も期待されています。また、楽器の演奏は繰り返し練習することで上達していくため、幼児期から取り組むことで「コツコツ努力する習慣」を身につけることにもつながります。歌や音楽が好きな子や、リズム遊びが好きな子、じっくり取り組むことが得意な子には特に向いている習い事と言えるでしょう。 (6)3歳の習い事として【幼児教室】もおすすめです 子どもの強みや得意分野が分からない場合は、幼児教室に通うことも選択肢の一つです。幼児教室の授業を通して、子どもの「好き」や「得意」を見つけられる可能性があります。次の項目では、幼児教室を選ぶ際のポイントについて解説します。 (7)幼児教室を選ぶ際のポイント 認知能力と非認知能力の両方を伸ばすことが出来る教室 認知能力とは、ペーパーテストなどで数値化できる能力(IQ:Intelligencequotient、つまり知能指数)を指します。「テストで90点とった」や「算数の偏差値が60」などが分かりやすいかも知れません。一方で非認知能力とは、数値化できない能力-いわゆる【心の知能指数】(EQ:Emotional Intelligence quotient)を指します。心の知能指数と聞くとイメージしづらいかも知れませんが、思考力や協調性、粘り強さ、最後までやり抜く力(GRIT)などが例として挙げられます。26年前から、幼児教育は、認知能力だけでなく非認知能力を高める効果が大きいことが研究結果(※ペリー就学前プロジェクト)で判明しています。認知能力と非認知能力は、相互補完関係です。どちらも同じくらい大切な力であるため、どちらか一方だけに力を入れている教室ではなく、両方の能力を育てることを大切にしている教室を選びましょう!はまキッズでは、非認知能力を伸ばすことを大切にしつつ、認知能力も同時に育てる教育を取り入れています。 ※ペリー就学前プロジェクトとはペリー就学前プロジェクトは、アメリカの経済学者であるジェームズ・J・ヘックマン教授らが実施した実験です。3~4歳の子どもたち123名(就学前)を、教育を受けさせるグループと受けさせないグループに分けて、教育を受けさせるグループの子たちには30週間に渡り、専門家による教育を受けさせました。そして、その子たちが3、40歳代になるまで追跡調査を続けたそうです。その結果、2点の事実が判明しました。1点目は、幼児期(就学前)に教育を受けたグループの子どもたちは、受けなかった子どもたちよりも将来的に社会的地位が高く、経済的にも豊かであったということです。もう1点判明したことが重要で、「幼児教育は認知能力だけではなく、非認知能力を大きく伸ばす効果があった」という事実が証明されたのです。さらに、幼児期(就学前)に伸ばした非認知能力が就学後の認知能力を伸ばすのに役立つ一方で、その逆は観察されていないことも証明されています。つまり、「非認知能力」は「幼児期(就学前)」に伸ばすことが重要なのです。 楽しいながらも競争心を育める教室 子どもが興味・関心を持てる、つまり【楽しい!】と思って通える教室(授業内容)かどうか?も1つのポイントとなります。子どもが飽きずに続けられるということは、【知的好奇心が刺激されている】ということです。つまり、子どもの知的好奇心をどんどん刺激するような教室がおすすめと言えます。はまキッズでは、子どもに【刺激のシャワー】を浴びさせ続けることを大切にしているため、子どもの知的好奇心を刺激する工夫が沢山用意されています。例えば、知育道具(はまキッズでは学具と呼んでいます)は112種類あり、知育ペーパー(学材と呼んでいます)も233種類あります。また、同じ学具でも使い方は様々です。そのため、子どもたちはどの授業も最後まで楽しみながら授業に取組むことができます。さらに、はまキッズでは【少人数制クラス】を導入しています。年齢の近い子ども同士が授業に参加することは、子ども1人と講師1人の授業に参加するよりもずっと力の伸び方が変わってきます。これは、先述した「競争心」が子どもに芽生えるためです。「〇〇ちゃんはパズルを解くのが早くて悔しいな。私も頑張ろう」「クラスで1番早く計算ができた!」など、お互いに刺激があるのです。人生の各ステージで、必ず誰かと競争する場面が出てきます。そういった意味でも、幼児教室を選ぶ際は「楽しいながらも競争心が育つ」ことを重視していただきたいと思います。 社会性が高められる教室 教室選びの際は、子どもの「社会性」を高められる教室を選びましょう。「社会性を高める」という意味では、ドリルを一人で黙々と解くような教室や、講師と生徒の1対1で完結してしまうような教室よりも、複数人で一緒に学べるところがオススメです。「社会性が高い」ということは、「非認知能力が身についている」とも言い換えられるでしょう。他者とのコミュニケーションなしに、非認知能力が伸びることはあり得ません。先述したように、はまキッズは「少人数制クラス」を採用しています。お友だちが複数人いるからこそ、競争心だけでなく、社会性も大きく育ちます。場に応じた声の出し方を学ぶ、ルールを守る、お友だちと譲り合いをする、いま自分がやりたいことを我慢する・・・などは、まさしく「社会性」と言えるのではないでしょうか。 (8)【まとめ】幼児教室でお子様の強みを育てましょう! 「子どもの得意や特性をママ・パパで見極め、本当に合った習い事を施す」ということはなかなか難しいかも知れません。はまキッズでは、子育て経験もあり、研修を経て講師資格を取得した講師が多く在籍しています。私たち「プロの目」を活用していただくのも1つの選択肢かも知れません。また、はまキッズの「能力判定テスト」では、ぬり絵やパズルを通してお子様の得意や伸びしろを確認することが出来ます。お子様の可能性を最大限に引き出す幼児教育を、ぜひ はまキッズ で始めてみてください。 -
3歳の勉強は早すぎ?何から始める?家庭で出来る5つの方法とは
「年少児になるし、そろそろ勉強を始めさせたい」と考える保護者の方も多いのではないでしょうか。 その一方で、「早すぎるのでは?」など不安もあるかと思います。 今回の記事では、そんなお悩みを解消いたします! (1)【結論】3歳の勉強は早すぎない? 3歳になると、文字や数字に興味が出始めます。 よって、3歳からの勉強は早すぎると言ったことはありません。 しかし、お子様に「勉強は楽しいものだ」と思って取組んでもらうためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。 (2)3歳の発達段階とは?勉強は本当に必要? 3歳の頃は、「イヤイヤ期」を経たことで自己主張が強くなる時期です。 また、言葉や身体能力が飛躍的に発達する時期でもあります。 「ママ・おやつ・ちょうだい」など3語文以上での会話もできるようになります。 このように急激に発達する時期であることから、子どもの中で「自分でやりたい」という自立心が育ちます。 心身ともに大きく成長する時期であるため、無理にやる必要はありませんが、この時期に勉強に触れておくことは大きな意味があると言えます。 しかし、3歳頃は「自分でやりたい」という気持ちが強くなる一方で、まだ感情のコントロールは未熟な時期でもあります。 そのため、「できない」「うまくいかない」という経験が続くと、一気にやる気を失ってしまうこともあります。 この時期の勉強で大切なのは、「できることを増やすこと」よりも、「挑戦することを楽しめるようにすること」です。 例えば、ひらがながまだ書けなくても問題ありません。大切なのは、「文字って面白い」「数字って楽しい」と感じられる体験です。 3歳の勉強は、成果を求めるものではなく、“種まき”の時期。ここで蒔いた種が、小学校以降に大きく花開きます。 (3)3歳から勉強を始めるメリット 成功体験を得られる 勉強で「分かった」「できた」という成功を体験すると、「自己肯定感」と「自信」を得ることができます。 この成功体験は、「やればできる」という自己効力感を生み出します。自己効力感は、次への挑戦やモチベーション維持に繋がります。 成功体験は、小さなもので構いません。 ・丸が上手に描けた ・5分間座れた ・最後までワークをやりきった このような小さな「できた!」の積み重ねが、お子様の中に「やればできる」という感覚を育てます。 3歳のうちにこの感覚を持てるかどうかは、その後の学習姿勢に大きく影響します。 勉強への苦手意識がなくなる 小さいうちから勉強を始めておくことで、机に向かうことや勉強に取組むことへの抵抗感がなくなります。 お子様4人を東大理Ⅲに合格させた「佐藤ママ」も、お子様が小さい頃から、鉛筆をずっと持たせていたそうです。 「いつの間にか鉛筆を持っていて、自然と何かに取組むようになっていた」とお子様たちも語っているようです。 学習習慣が身につく 小さい頃から勉強を決まった曜日や時間に取組むことで、勉強習慣が身につきます。 一度しっかりと学習習慣が身につけば、親が「勉強しなさい」と言わなくても、自然と机に向かえるようになります。 (4)3歳から勉強を始めるデメリット 勉強嫌いになる 子どもが嫌がっているにも関わらず無理に勉強をさせようとすると、子どもは「勉強=いやなもの」と認識してしまいます。 これではもったいないですよね。 あくまでも、子どもの「やりたい」や「興味・関心」に寄せた対応をとりましょう。無理は厳禁です。 モチベーションの低下 子どもの集中力は【年齢+1分】と言われています。 そんな中で、「もっとやってみよう」「もっとこの教材も頑張ってみよう」と負荷をかけすぎると、子どものモチベーションは一気に下がってしまいます。 モチベーションを維持するコツは、無理をさせないこと、と言えます。 親の精神的な疲労と負担 「このワークもやらせないと」「ここの教室も通わせないと」とママ・パパが思いすぎると、精神的に疲れてしまいます。 その疲弊感やイライラは子どもにも伝わってしまいます。 「まずはこのワークのこのページだけ今日はやろう」など、目標を高く持ちすぎないことも大切です。 また、他の子どもと比べてしまうことも、親のストレスにつながります。 「もうひらがなが読めるらしい」「数字が書けるらしい」などの情報に振り回されてしまうこともあるでしょう。 しかし、発達には個人差があります。 大切なのは、他の子どもと比べることではなく、“昨日のわが子”と比べることです。 (5)3歳の勉強は何から始める?家庭でできる基本姿勢 取り組む時間は【短時間】! 先述したように、子どもの集中力は【年齢+1分】です。 お子様が途中で勉強に飽きてきたとしても、「この年齢でこれだけ集中できたんだ」と捉えるようにしましょう。 【勉強】ではなく【遊び】として捉えること 勉強を「勉強」としてやらせようとすると、子どもは嫌気がさしてしまいます。 日頃の生活の中や、遊びの中で学んでいけるようにしてあげましょう。 例えば、スーパーの商品で「どっちが多い?」と言って数量感を学ばせてあげることもできます。 また、一緒に歩いている際に、「これ、何のひらがなかな?」など声をかけ、考えさせることもできます。 勉強を習慣化させること 「今日はすごい頑張ってるからもっとやろう!」「今日はしんどそうだから勉強はなしにしよう」ではなく、「何曜日の何時から何時までは勉強の時間」と決め、習慣化させましょう。 習慣化することで、子どもは勉強することが日常となります。 (6)幼児教室は必要? 今までは【家庭でできる勉強】についてお伝えしてきました。 家庭での取組みももちろん大切ですが、より体系的に力を伸ばしたい場合は、幼児教室に通うことも選択肢の一つです。 幼児教室に通うべきかどうかは、ご家庭の状況によって異なります。 必ずしも「通わなければいけない」ということはありません。家庭での関わりでも、十分に力を伸ばすことは可能です。 しかし、次のような場合は、幼児教室が一つの助けになることもあります。 ・何をどの順番でやらせれば良いか知りたい ・子どもの強みや得意を知りたい ・子どもへの声かけに自信をつけたい ・客観的に成長を見てほしい 幼児教室では、年齢に応じたカリキュラムが体系的に組まれています。 そのため、家庭では気づきにくい「今必要な力」を、バランスよく伸ばすことができます。 また、同年代の子どもとの関わりも刺激になります。 一方で、教室選びは慎重に行うことが大切です。 ・子どもが楽しめているか ・社会性が高まる教室か ・認知能力と非認知能力の両方を伸ばす教室か この3点は必ず確認しましょう。 幼児教室は「必須」ではありませんが、「安心材料の一つ」にはなり得ます。 (7)【家庭でできる5選】3歳におすすめの勉強内容! 指先調整能力を身につける 自分で自分のことをできるようになるために必要な力が「指先調整能力」です。 例えば、靴紐を結んだり、ボタンを留めたり、ファスナーを開けたり閉めたりなどです。 この指先の力は、「勉強の土台」となります。指先の力は、ぬりえや折り紙などで鍛えることができます。 ぬりえは、指先を動かすトレーニングになります。しっかり塗りつぶせているか、確認してあげましょう。 また、折り紙は指先でピシッと折らないと綺麗な作品ができあがりません。 「指でアイロンしてあげようね」など声をかけて、折り紙をさせてあげましょう。 はまキッズでは、ぬりえ・折り紙・切り絵など様々な切り口からお子様の指先調整能力を育てています。 数遊び 「数の勉強」というと「計算」や「数字が書けること」に意識が傾きがちですが、まずは「数の概念」や「多少・量感」を学ばせてあげましょう。 量り売りのチョコレートやキャンディを両手に持たせ、「どっちが多い?」「どっちが少ないと思う?」と質問してあげると、お子様の中で多少の概念や数量感が育ちます。 身の回りの物の名前を沢山知る 3歳頃の小さいうちは、身の回りの物の名前を沢山知ることも大切です。 会話をしようと思っても、言葉を知らないと会話はできませんよね。 はまキッズでは「身辺教養カード」というカードがあります。 このカードでは、お子様の身近にある具体物と名前を同時に覚えることができます。 実物と名称を結びつけさせることが大切です。 散歩している際などに「これはタンポポだね」など言ってあげると良いかも知れません。 お手伝いをしてもらう 3歳頃になると、簡単なお手伝いができるようになります。 お手伝いは、お子様の「できた!」といった自信を育てます。 たまねぎの皮をむく、レタスをちぎるなど、簡単なことをお願いしてやらせてみましょう。 絵本の読み聞かせをする 王道ではありますが、絵本の読み聞かせもお子様の勉強になります。 知らない言葉に触れることができ、また、物語を想像する力、考える力も身につきます。 佐藤ママは「1万冊」、1日10冊を3年間続けていたそうです。 特に、お子様が気に入った本は繰り返し何度も読み聞かせしてあげることが重要だと話されています。 ただし、すべての家庭が同じ方法をとる必要はありません。 「1万冊読まないと!」ではなく、「どの本がうちの子に合うかな?」といった意識で本を選ぶ方が親子ともにリラックスできて良いかも知れませんね。 絵本の読み聞かせでは、ただ読むだけでなく、「どう思った?」「なんでそうなったのかな?」と問いかけてみましょう。 この“やり取り”が、思考力や表現力を育てます。 また、同じ本を繰り返し読むことも大切です。 「またこれ?」と思うかもしれませんが、子どもにとっては安心感のある学習です。繰り返しの中で語彙が定着し、内容理解も深まります。 (8)【まとめ】3歳の勉強で一番大切なこと 3歳での勉強が早すぎないこと、勉強は遊びの中で取り入れると良いことなどご紹介してきましたが、一番大切なことは「親自身がこの勉強時間を楽しむ」ということではないでしょうか。 せっかく勉強するのであれば、親子の充実した時間にしたいですよね。今日から楽しく勉強を始め、学習習慣を確実に身につけさせましょう!3歳の勉強で大切なのは、量や難易度ではありません。 「楽しい」「もっとやりたい」という気持ちを育てること。 この気持ちが育てば、やがて自ら机に向かうようになります。 勉強を“やらせる”のではなく、“一緒に楽しむ”。それが、3歳の勉強の本質です。 -
幼児教育の問題点はどんなことが挙げられる?詳細に解説します
幼児教育に関心はあるものの、問題点やデメリットが気になるママ・パパも多くおられるのではないでしょうか。本記事では、幼児教育に関するあれこれについて、詳細に解説いたします! (1)【結論】「幼児教育そのもの」が問題なわけではない 結論からお伝えすると、「幼児教育そのもの」が悪いわけではありません。 むしろ、幼児教育がもたらす効果やメリットは数え切れないほどあります。 幼児教育の問題点としては、現状を取り巻く環境や、幼児教育を受ける際の保護者様のプレッシャーなどが挙げられるでしょう。 まずは「幼児教育とは何か」を正しく理解することが大切です。 (2)幼児教育とは まず、幼児教育とは具体的にどのような教育を指すのでしょうか? 文部科学省は、幼児教育について次のように定義しています。 「幼児教育は、次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身につけられるよう、生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている」 つまり、幼児教育の目的は【特定された能力の修得】ではなく【生きる力の基礎を育むこと】なのです。 出典:文部科学省「幼児教育の意義と役割」 (3)早期教育との違い 【幼児教育】と【早期教育】は混同されがちですが、実際は全く異なるものです。 早期教育の目的:読み書きや計算・英語など、特定分野の能力を早い時期から習得させること 幼児教育の目的:社会性や主体性といった「生きるために必要な力」を育成すること 早期教育は【認知能力の習得】を重視するのに対し、幼児教育は心や人間性の成長を大切にします。 (4)幼児教育で「問題点」と感じられやすいポイント 幼児教育は、近年大きな注目を集める一方で ・地域や家庭による教育環境の格差 ・保育士不足による十分な関わりの難しさ ・スマートフォンやタブレットなどデジタル機器との付き合い方 など、さまざまな「問題点」が指摘されているのも事実です。また、近年はSNSも発達していることから、 ・「周りの子はもう〇〇ができているのに…」 ・「何か始めないと遅れるのでは?」 といった、情報過多による不安や焦りを感じるママ・パパも少なくありません。しかし、先ほどお伝えしたとおり、こうした不安や問題点は「幼児教育そのもの」が原因なのではなく、「環境」や「関わり方」によって生じているケースがほとんどです。大切なのは、子どもの発達段階や個性に合った形で幼児教育と向き合うこと。 では、適切な幼児教育を受けることで、子どもにはどのようなメリットがあるのでしょうか。 (5)幼児教育のメリット ここでは、幼児教育に期待できる「一般的なメリット」についてご紹介します。 人格形成に役立つ 人格とは、先天的もしくは後天的に備えた性質を指しますが、就学前にはほぼ完成すると考えられています。 先天的要因は遺伝によるもの、後天的要因は環境・教育によるものです。そのため、適切な環境で良い教育を受けると、人格形成の基礎を築くことができます。 幼児期は子どもの【自己肯定感】を育てることが重要です。 子どもは励まされると自信を持つようになり、褒められて育つと感謝の気持ちを持つようになります。特に、最も身近で信頼できる大人のママ・パパに認めてもらえたということが重要です。ママ・パパといった親に褒められたり励まされることで、子どもは「ありのままの自分」を自分で認めてあげられるようになるのです。 将来を豊かにするのに役立つ 幼児期に得意分野を見つけたり、様々なことに興味を持てるようになると、将来、進路を決める際の選択肢が広がります。 また、小さい頃に「いすに座って何かに集中する」という習慣がついていると勉強することに抵抗感がなくなります。 よって、受験勉強や試験といった場面で役立つと言えます。 こうしたメリットは、実は長期的な研究でも効果が示されています(詳しくは7章で解説します)。 子どもの【得意・強み】が分かる 子どもが何を得意としているのか、どんなことが強みなのか、などが幼児教育を通じて分かります。 子どもの特性に合った習い事をすることで、子どもの「強み」が育まれていきます。 また、習い事を選ぶ際は「競争が出来る環境」であることも大切になります。 (6)幼児教育のデメリットとは? プレッシャーやストレスの増加 ママ・パパの期待に応えようとするプレッシャーや、周囲と自分を比較してしまうことから、ストレスを感じやすくなることもあります。 しかし、ストレスも過度なものでなければ成長の後押しとなります。 子どもの様子をよく観察しながら、無理のない範囲で取り組むことが大切です。 自由時間が少なくなる 習い事や学習に時間を取られ、友だちと遊んだり自由に過ごす時間が少なくなってしまう可能性もあります。 スケジューリングにゆとりを持たせてあげると親子ともにストレスフリーかも知れません。 親への精神的負担 子どもの成績や習い事の進捗具合で焦りやプレッシャーを感じやすくなることがあるかも知れませんが、周囲と比較することで得られるメリットは何一つありません。 「昨日より今日の方が出来ていたのかな」「褒めるべきポイントはどこかな」など、我が子の成長だけにフォーカスしましょう! (7)幼児教育の効果とは? 先述した「幼児教育のメリット」は、アメリカの長期的な研究で効果が確認されています。 ペリー就学前プロジェクト このプロジェクトは、アメリカの経済学者であるジェームズ・J・ヘックマン教授らが実施した実験です。 3~4歳の子どもたち123名(就学前)を、教育を受けさせるグループと受けさせないグループに分けて、教育を受けさせるグループの子たちには30週間に渡り、専門家による教育を受けさせました。 そして、その子たちが3、40歳代になるまで追跡調査を続けたそうです。 その結果、2点の事実が判明しました。1点目は、幼児期(就学前)に教育を受けたグループの子どもたちは、受けなかった子どもたちよりも将来的に社会的地位が高く、経済的にも豊かであったということです。 もう1点判明したことが重要で、「幼児教育は認知能力だけではなく、非認知能力を大きく伸ばす効果があった」という事実が証明されたのです。 非認知能力とは何か?その影響とは? 非認知能力とは、数値化できない能力-いわゆる【心の知能指数】(EQ:Emotional Intelligence quotient)を指します。 心の知能指数と聞くとイメージしづらいかも知れませんが、思考力や協調性、粘り強さ、最後までやり抜く力(GRIT)などが例として挙げられます。 非認知能力は大学入試でも求められており、「ペーパーテストで〇点とれば合格」だったような大学も「人物本位」の入試に変わろうとしています。 東北大学をはじめ、日本の一部の大学では、学力だけでなく「表現力」や「思考力」など多面的な力を評価する入試への動きが見られます。 大学入試が変われば、高校受験、中学校受験、小学校受験でも問われる内容、求められる力は同じように変わっていきます。 いわゆる「最難関中」の試験問題でも「対話の力」が問われるような問題に変わってきています。非認知能力は、学校の合否にも大きく影響をもたらすのです。 (8)【幼児教室】幼児教育に必要な全ての条件が揃っています! 家庭内や幼稚園・保育園での取組みも大切ですが、より体系的に力を伸ばしたい場合は、幼児教室に通うことも選択肢の一つです。 幼児教室には、「幼児教育のプロ」と「幼児教育に必要なことが網羅されたカリキュラム」があります。 次の項目では、幼児教室を選ぶ際のポイントについて解説します。 (9)【幼児教室】を選ぶ際のポイントとは 認知能力と非認知能力の両方を伸ばすことができる教室 認知能力と非認知能力は、相互補完関係です。 どちらも同じくらい大切な力であるため、どちらか一方だけに力を入れている教室ではなく、両方の能力を育てることを大切にしている教室を選びましょう! はまキッズでは、非認知能力を伸ばすことを大切にしつつ、認知能力も同時に育てる教育を取り入れています。 楽しいながらも競争心を育める教室 子どもが興味・関心を持てる、つまり【楽しい!】と思って通える授業内容かどうか?も1つのポイントとなります。 子どもが飽きずに続けられるということは、「知的好奇心が刺激されている」ということです。 つまり、子どもの知的好奇心をどんどん刺激するような教室がおすすめと言えます。 はまキッズでは、子どもに「刺激のシャワー」を浴びさせ続けることを大切にしているため、子どもの知的好奇心を刺激する工夫が沢山用意されています。 例えば、知育道具(はまキッズでは学具と呼んでいます)は112種類あり、知育ペーパー(学材と呼んでいます)も233種類あります。 また、同じ学具でも使い方は様々です。そのため、子どもたちはどの授業も最後まで楽しみながら授業に取組むことができます。 さらに、はまキッズでは「少人数制クラス」を導入しています。 年齢の近い子ども同士が授業に参加することは、子ども1人と講師1人の授業に参加するよりもずっと力の伸び方が変わってきます。 これは、「競争心」が子どもに芽生えるためです。競争心が芽生えると、「〇〇ちゃんはパズルを解くのが早くて悔しいな。私も頑張ろう」「クラスで1番早く計算ができた!」など、お互いに刺激し合える環境が自然と生み出されます。 日本で「競争心」という言葉を聞くと、「勝利至上主義」などネガティブなイメージが伴いますが、アメリカで「負けず嫌い」と言えば、「成功や勝利に向かって前向きに取組む人」といったように肯定的に捉えられることがほとんどです。 肯定的に捉えられる理由としては、アメリカでは、競争を経験させずに子どもを社会に出すことは「親として無責任」と考えられているためです。 実際、生きていると人生の各ステージで必ず「誰かと競争する場面」が出てきます。 そういった意味でも、幼児教室を選ぶ際は「楽しいながらも競争心が育つ」ことを重視していただきたいと思います。 社会性が高められる教室 教室選びの際は、子どもの「社会性」を高められる教室を選びましょう。 「社会性を高める」という意味では、ドリルを一人で黙々と解くような教室や、講師と生徒の1対1で完結してしまうような教室よりも、複数人で一緒に学べるところがオススメです。 「社会性が高い」ということは、「非認知能力が身についている」とも言い換えられるでしょう。他者とのコミュニケーションなしに、非認知能力が伸びることはあり得ません。 先述したように、はまキッズは「少人数制クラス」を採用しています。お友だちが複数人いるからこそ、競争心だけでなく、社会性も大きく育ちます。 場に応じた声の出し方を学ぶ、ルールを守る、お友だちと譲り合いをする、いま自分がやりたいことを我慢する・・・などは、まさしく「社会性」と言えるのではないでしょうか。 (10)【まとめ】幼児教育でお子様の将来をより豊かなものにしましょう! 幼児教室ではご家庭では出来ない幼児教育にも取組むことができます。 幼児教育は、お子様の未来を形づくる大切な第一歩です。家庭での小さな取組みも大切ですが、より専門的に力を伸ばしたい方には はまキッズ がおすすめです。はまキッズでは、認知能力と非認知能力をバランスよく育てる独自の教育プログラムを採用しています。豊富な学材・学具や少人数制の授業を通して、お子様一人ひとりの「考える力」「やり抜く力」などを丁寧に育てます。 浜学園グループならではの実績とノウハウにより、「後伸びする力」をしっかりとサポートし、幼児期から最難関校合格、そしてその先の豊かな人生につながる力を育てます。 お子様の可能性を最大限に引き出す幼児教育を、ぜひ はまキッズ で始めてみてください。 -
幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」とは?幼児教育の中で意識したいポイント、家庭での活用例も紹介
日本においては、子どもが育ちゆく中で身に付けたい力や目指すべき姿を明文化し、それに基づいた教育方針が文部科学省を中心にまとめられています。「幼児期の終わりまでに育ってほしい『10の姿』」は、そのファーストステップといえるもの。近年の社会の変化なども鑑み、2018年に策定されました。 幼稚園はもちろん保育園では、この「10の姿」を目標としてカリキュラムを組んでいるところも多くあります。親としても「10の姿」を理解することで子どもの伸ばすべき力を把握しやすくなるでしょう。そこで今回は、その内容を分かりやすく解説。家庭ではどのように取り入れていけばいいのかも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。 (1)小学校以降の学びや生活の基礎となる「10の姿」 小学校から始まる学校教育の基礎・土台となる「10の姿」。それは、子どもたちが幼児期ならではの遊びを通じて自然と身に付けていくべきものです。それぞれのキーワードと具体的な内容を紹介します。 幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」とは 文部科学省による説明(※)も交えながら、「10の姿」を解説していきます。 10の姿の視点1 健康な心と体 「健康な心と体」とは「自ら健康で安全な生活をつくりだすようになる」ということ。 さまざまな遊びを通じて体を思い切り動かすほか、早寝早起きなど規則正しい健康的な生活習慣を身に付ける、食事、衣服の着脱、排泄など生活の基本行動を自分で管理してできるようになる、といったことがあげられます。 10の姿の視点2 自立心 「自立心」とは「自分の力でやり遂げる体験などを通じて自信を持って行動するようになる」ということ。 親や先生にすぐに頼ってしまうのではなく、自分のことは自分でする、という自立心を育てます。指示待ちではなく、周りの状況を把握して今自分がすべきことを実行する、工作でも何でも取り組んだことは最後まで自分でやり遂げる、ということが大切です。 10の姿の視点3 協同性 「協同性」とは、「友達と一緒に目的の実現に向けて考えたり協力したりするようになる」ということ。 社会においては他者との協同は欠かせません。幼いころは我がままにふるまうことも多いでしょう。自分の意見を伝えることは大切ですが、友だちを思いやること、自分の言動を律していくことも学ぶ必要があります。 10の姿の視点4 道徳性・規範意識の芽生え 「道徳性・規範意識の芽生え」とは、「よいことや悪いことがわかり、相手の立場に立って行動するようになる。決まりを守ったりするようになる」ということ。 集団生活で友だちと触れ合いときにケンカをする中で、相手の気持ちを考えることを学ぶ子どもたち。クラスの決まりや遊びのルール、公共の場でのルールなどを守る大切さも、教えられることで少しずつ学習していきます。 10の姿の視点5 社会生活との関わり 「社会生活との関わり」とは、「家族を大切にしたり、身近な人と触れ合って地域に親しみを持つようになる。遊びや生活に必要な情報を役立てて活用したり、公共施設を使用して、社会とのつながりを意識するようになる」ということ。 自分にかけられた愛情と同じように、親や兄弟姉妹、祖父母をいつくしむ気持ちを学ぶのも幼児期。家庭内だけではなく、生活する地域の人々と触れ合い、つながりを作っていくことが社会性を育みます。 10の姿の視点6 思考力の芽生え 「思考力の芽生え」とは、「身近な事象から物の性質などを感じ取ったり、予想したりして、多様な関わりを楽しむようになる」ということ。 同じおもちゃを与えても、子どもによって遊び方は異なることも。工作で廃材をつかっておもちゃを作るなど、遊びの中で子どもの思考力はどんどん鍛えられていきます。 10の姿の視点7 自然との関わり・生命尊重 「自然との関わり・生命尊重」とは、「自然への愛情や畏敬の念を持つようになる。生命の不思議さなどに気付き、動植物を大切にするようになる」ということ。 幼児期は屋外でのびのびと遊ぶことが重要。屋内では感じられない陽光や風、緑のきらめきなどは五感を刺激し、多くのインスピレーションをもたらします。奥深い自然の不思議に触れるなかで、その大切さを身をもって学んでいきます。 10の姿の視点8 数量・図形、標識や文字などへの関心・感覚 「数量・図形、標識や文字などへの関心・感覚」とは、「遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しんだりして、興味や関心、感覚を持つようになる」ということ。 身の回りの本や店舗の看板などを通じて、幼児は自然と文字や数字、マークなどに興味を持ちます。普段の会話の中でも、物の形や数を意識して取り入れていくといいでしょう。勉強ではなく、遊びの一環として楽しく教えてあげることが大切です。 10の姿の視点9 言葉による伝え合い 「言葉による伝え合い」とは、「経験したことなどを言葉で伝えたり、話を聞いたりして、興味や関心、感覚を持つようになる」ということ。 相手の言うことを理解するだけではなく、自分の考えを的確に表現することが必要とされる現代。幼児だからといつも先回りして何でもやってあげるのではなく、自分の要求や思ったことをしっかりと言葉で伝えられるように教えてあげることが必要です。自己主張だけではなく、相手の言葉をしっかり受け止める大切さを伝えることも忘れずに。 10の姿の視点10 豊かな感性と表現 「豊かな感性と表現」とは、「心動かす出来事に触れ、感じたことを表現して、表現する喜びを味わい、意欲をもつようになる」ということ。 自己表現の方法は言葉だけではありません。自由に楽器を鳴らしてみたり、絵を描いて見たり、ダンスをしてみたり。さまざまな表現に触れさせて、そのユニークな感性を磨いていく機会を与えてあげましょう。 幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」はなぜ重要? 「VUCA」=予測不能といわれる現代社会。「10の姿」は、そんな未知の世界へとやがて羽ばたいていく子どもたちのために、逆算して考えられたものといえます。 社会人への移行期である学校教育においては、学んだことを人生や社会で生かせる「学びに向かう力や人間性」、未知の状況に柔軟に対応できる「思考力・判断力・表現力」、実際の生活や社会で生かせる「知識及び技能」を育てることが目標とされています。(※) 幼児期にめざす「10の姿」は、その土台・基礎となるもの。幼児期にしっかりと土台を築くことで、学校教育期においての成長がスムーズになり、やがては社会に出たときに自分らしくたくましく生きていく力となるのです。 (※)文部科学省「一人一人のよさを未来へつなぐ-学校教育のはじまりとしての幼稚園教育-」 (2)幼児期の終わりまでに育ってほしい「10の姿」で意識したいポイントは? 達成目標ではなく、子の成長を認識するための「めやす」である 「10の目標」ではなく「姿」とあるように、「絶対にこうならなくてはならない」という達成目標ではありません。「就学前にこのような部分が育っているといい」という目安です。 子ども一人一人には個性があるので、成長の偏りがあって当然。親としては多彩な遊びや経験をさせてあげつつ、折々の子どもの言動から「今はこんな力が伸びているときだな」と意識することが重要です。 一つ一つの姿は連携している 屋外での遊びが豊かな感性を育み、健康な体も作っていく、というように、それぞれの項目は関連し合っています。どれか1つを集中して伸ばしていこうとするのではなく、遊びの中で関連し合いながらバランスよく育てていけるよう、多角的な視点をもちましょう。 遊びの中で関心を引き出し、非認知能力を伸ばす体験を 幼児期の学びは「教え込まれる」ものではなく、「遊びを通じて自発的に学ぶ」ことが最も重要です。 たとえば、ひらがなや数字をプリントで教え込むよりも、お気に入りの絵本を何度も読んだり、幼児用のカルタで遊んだりするほうが自然と覚えられるもの。さまざまな体験をさせることで、興味・関心、意欲、探求心といった「非認知能力」が伸びていきます。 小学校との「橋渡し」と理解する 「10の姿」は幼稚園や保育園だけで共有されているわけではありません。小学校の教員も理解していて、就学直後はそれを踏まえたカリキュラムが組まれています。 この「10の姿」はいわば幼稚園、保育園から小学校への橋渡し。これらの目安にある程度到達していれば、就学後も興味を持って学習に取り組み、友だちとの協同もスムーズに進められるでしょう。 (3)家庭でも「10の姿」を意識してみよう 幼児教育は園だけではなく家庭も大きなウエイトを占めています。家庭においてもぜひ「10の姿」を意識して子どもに接していきたいもの。 ~10の姿を育てる家庭での取り組み例~ ●規則正しい生活をする ●何か質問されたときは「どう思う?」と考えさせる ●屋外に遊びに連れていく ●簡単な家事を任せる ●一緒に庭で植物を育てる ●近隣の人との交流を深める など このようにできることはたくさんあります。 常に「10の姿」を心にとどめておくのは難しいかもしれませんが、遊んであげるとき、会話をするとき、いつもの言動に少しでも反映させられるといいですね。 (4)まとめ 「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」は、子どもの将来の土台となる力を示したものです。親もその内容を理解することで、子どもの成長を的確にキャッチし、成長につながる経験を与えてあげることができます。幼稚園や幼児教育の現場だけではなく、家庭でも意識して日々の育児に生かしていきましょう。 -
【コラム】幼児英才教育とは【強み】育て!その納得の理由を詳細に解説します!
幼児英才教育って何?どんなことをするの?と興味をお持ちのママ・パパは多いのではないでしょうか。今回の記事では、幼児英才教育について詳細に解説します。 (1)幼児英才教育とは何か? 幼児英才教育とは、子どもの得意分野や才能を見いだし、早期から専門の教育を施す教育のことを指します。幼児英才教育の大きな目的は、【子どもの特性や個性を際限なく伸ばすこと】と言えます。 (2)幼児英才教育と早期教育の違い 早期教育とは 早期教育は、読み書きや計算・英語など、特定分野の能力を早い時期から習得させることを目的としています。【特定分野の能力を早期から習得させる】という意味では幼児英才教育と共通点がありますが、【子どもの得意分野や才能を親が理解した上で早期に教育を施している】という点が幼児英才教育と大きく異なります。つまり、手当たり次第に早期から専門教育を始めている訳ではないということです。幼児英才教育は、子どもの特性を見極めた上で、その子に合った教育を早くから始めているのです。 幼児英才教育を始める適齢とは 幼児英才教育は、3歳までにスタートすると良いと言われています。なぜなら、脳は3歳までに8割完成すると言われているためです。こう聞くと、「もううちの子は遅いのではないか」と心配になるママ・パパも多いと思いますが、3歳までに始めないと意味がないということはありません。 実は、「脳(前頭前野・・・理性や我慢、思考を司る部分)の完成は25年以上かかる」ということが研究で判明しています。脳の一番大切な部分は、ゆっくりと時間をかけて成長していくのです。どんなに良い教育を子どもに施そうと思っても、子ども自身に我慢強さや考え抜く力がないと、なかなか継続することはできません。そう思うと、今から始めても全く遅くはありませんよね。 参考文献:ヒトの発達の謎を解く-胎児期から人類の未来まで(p.109-142)明和政子著 (3)幼児英才教育の種類 モンテッソーリ教育 モンテッソーリ教育は、子どもには自ら育つ「自己教育力」があると考え、その子をサポートしていく教育方法です。教育方法としては100年以上の歴史がありますが、①子どもの自立を促す環境を用意する、②子どものやりたいを大切にする、③自己選択できる関わりや声かけをする、④叱るは伝えるに、褒めるは認めるにを考え方として掲げています。 シュタイナー教育 シュタイナー教育とは、哲学博士のルドルフ・シュタイナー博士が提唱した教育方法です。この教育では、子どもたち1人ひとりの個性を尊重することを目的としています。詰め込み教育ではなく、豊かな心で人間を形成し、自己の能力を発展させていきます。具体的には、発達段階に合わせた音楽・芸術活動を行います。オイリュトミーという美しいリズムに合わせて身体を動かし、自己表現をします。芸術活動では、直線や曲線、非化学模様を描くことを通じて芸術的な感性や集中力を育てます。 ギフテッド教育 ギフテッド教育とは、特別な才能を持つ子ども(ギフテッド)の能力を伸ばすための教育です。ギフテッドの子どもは、突出した才能があるがゆえに周囲に上手く馴染むことができないケースが多くあります。そのため、1人ひとりの学習能力やペースに合わせたプログラムを用意し、突出した才能をさらに伸ばすとともに情緒的な面もサポートすることが、この教育の特徴と言えます。全員が決められたカリキュラムを同じペースで進んでいく集団授業とは、大きく異なります。 (4)幼児英才教育が子どもに与えるメリットとは? 小学校入学前の準備として役立つ 幼児英才教育は、勉強だけでなく、音楽、ダンス、絵画、スポーツなど多様な分野が含まれています。それぞれの分野で深い知識や技術を身につけることができるため、様々な意味で、余裕を持った学校生活を送ることができるでしょう。 将来を豊かにするのに役立つ 幼児期に得意分野を見つけたり、様々なことに興味を持てるようになると、将来、進路を決める際の選択肢が広がります。また、小さい頃に「いすに座って何かに集中する」という習慣がついていると勉強することに抵抗感がなくなります。よって、受験勉強や試験といった場面で役立つと言えます。 子どもの【得意・強み】が分かる 子どもが何を得意としているのか、どんなことが強みなのか、などが幼児英才教育を通じて分かります。子どもの特性に合った習い事をすることで、子どもの【強み】が育まれていきます。 (5)幼児英才教育のデメリットとは プレッシャーやストレスの増加 ママ・パパの期待に応えようとするプレッシャーや、周囲と自分を比較してしまうことから、ストレスを感じやすくなることもあります。しかし、後述しますが「強み育て」には「競争」が必須です。また、ストレスも過度なものでなければ成長の後押しとなります。子どもが嫌がる様子を見せない限りは、継続させましょう。 自由時間が少なくなる 習い事や学習に時間を取られ、友だちと遊んだり自由に過ごす時間が少なくなってしまう可能性もあります。スケジューリングにゆとりを持たせてあげると親子ともにストレスフリーかも知れません。 親への精神的負担 子どもの成績や習い事の進捗具合で焦りやプレッシャーを感じやすくなることがあるかも知れませんが、周囲と比較することで得られるメリットは何一つありません。「昨日より今日の方が出来ていたのかな」「褒めるべきポイントはどこかな」など、我が子の成長だけにフォーカスしましょう! (6)【強み】を育てるには【習い事】をさせましょう! 習い事で【競争心】を育てましょう 子どもの強みを育てるためには、習い事をさせましょう!スポーツ、勉強、芸術関係とさせる習い事は何でも良いですが、習い事選びのポイントは、【競争経験】ができる習い事を選ぶことです。勝ったり負けたりを繰り返し経験することで、子どもは「社会で成功する子」に育っていきます。 社会で成功するためのトレーニング 日本で「競争心が強い」という言葉を聞くと、「勝利至上主義」や「他人を蹴落としてでも」といったネガティブなイメージが伴います。しかし、アメリカで「負けず嫌い」と言えば、「成功や勝利に向かって前向きに取組む人」といったように肯定的に捉えられることがほとんどです。肯定的に捉えられる理由としては、アメリカでは、競争を経験させずに子どもを社会に出すことは「親として無責任」と考えられているためです。アメリカは、日本以上に市場原理を重視する競争社会です。そのため、多くのアメリカ人家庭が、子どもが5~6歳になったタイミングで「競技スポーツ」に参加させます。日本人の子どもとは、スポーツをする目的が大きく異なります。 日本人の子どもは「体力作り」の意味合いが大きいですが、アメリカの保護者は、「競争させるため」に、子どもにスポーツをさせるのです。真剣勝負、実戦を通して、子どもに「本気で競い合う楽しさ」を味わわせます。重要なのは勝つことよりも、「負けても、くじけずに努力し続ける習慣を身につけること」です。負けた際に「今度勝つためには何が必要なのか」などを考えることで、「敗北をバネに飛躍する力」が身につくのです。長い人生で、社会に出てからも勝ち続けることは不可能です。敗北は、勝利以上に多くのことを教えてくれます。逆に、「勝者」となる体験は、さらなる高みを目指し挑戦する「向上心」を育ててくれます。子ども時代の競争は、将来社会で成功するための訓練なのです。 (7)【幼児教室】も習い事の選択肢としておすすめです! 今までは「幼児英才教育とは強み育てである」とお伝えしてきましたが、子どもの強みや得意分野が分からない場合は、幼児教室に通うことも選択肢の一つです。幼児教室の授業を通して、子どもの「好き」や「得意」を見つけられる可能性があります。次の項目では、幼児教室を選ぶ際のポイントについて解説します。 (8)【3選】幼児教室を選ぶ際に大切なポイントを押さえましょう! 認知能力と非認知能力の両方を伸ばすことができる教室 認知能力とは、ペーパーテストなどで数値化できる能力(IQ:Intelligencequotient、つまり知能指数)を指します。「テストで90点とった」や「算数の偏差値が60」などが分かりやすいかも知れません。一方で非認知能力とは、数値化できない能力-いわゆる【心の知能指数】(EQ:Emotional Intelligence quotient)を指します。心の知能指数と聞くとイメージしづらいかも知れませんが、思考力や協調性、粘り強さ、最後までやり抜く力(GRIT)などが例として挙げられます。 25年前から、幼児教育は、認知能力だけでなく非認知能力を高める効果が大きいことが研究結果(※ペリー就学前プロジェクト)で判明しています。認知能力と非認知能力は、相互補完関係です。どちらも同じくらい大切な力であるため、どちらか一方だけに力を入れている教室ではなく、両方の能力を育てることを大切にしている教室を選びましょう! はまキッズでは、非認知能力を伸ばすことを大切にしつつ、認知能力も同時に育てる教育を取り入れています。 ※ペリー就学前プロジェクトとはペリー就学前プロジェクトは、アメリカの経済学者であるジェームズ・J・ヘックマン教授らが実施した実験です。 3~4歳の子どもたち123名(就学前)を、教育を受けさせるグループと受けさせないグループに分けて、教育を受けさせるグループの子たちには30週間に渡り、専門家による教育を受けさせました。そして、その子たちが3、40歳代になるまで追跡調査を続けたそうです。その結果、2点の事実が判明しました。1点目は、幼児期(就学前)に教育を受けたグループの子どもたちは、受けなかった子どもたちよりも将来的に社会的地位が高く、経済的にも豊かであったということです。もう1点判明したことが重要で、「幼児教育は認知能力だけではなく、非認知能力を大きく伸ばす効果があった」という事実が証明されたのです。さらに、幼児期(就学前)に伸ばした非認知能力が就学後の認知能力を伸ばすのに役立つ一方で、その逆は観察されていないことも証明されています。つまり、「非認知能力」は「幼児期(就学前)」に伸ばすことが重要なのです。 楽しいながらも競争心を育める教室 子どもが興味・関心を持てる、つまり【楽しい!】と思って通える教室(授業内容)かどうか?も1つのポイントとなります。子どもが飽きずに続けられるということは、【知的好奇心が刺激されている】ということです。つまり、子どもの知的好奇心をどんどん刺激するような教室がおすすめと言えます。はまキッズでは、子どもに【刺激のシャワー】を浴びさせ続けることを大切にしているため、子どもの知的好奇心を刺激する工夫が沢山用意されています。例えば、知育道具(はまキッズでは学具と呼んでいます)は112種類あり、知育ペーパー(学材と呼んでいます)も233種類あります。また、同じ学具でも使い方は様々です。そのため、子どもたちはどの授業も最後まで楽しみながら授業に取組むことができます。 さらに、はまキッズでは【少人数制クラス】を導入しています。年齢の近い子ども同士が授業に参加することは、子ども1人と講師1人の授業に参加するよりもずっと力の伸び方が変わってきます。これは、先述した「競争心」が子どもに芽生えるためです。「〇〇ちゃんはパズルを解くのが早くて悔しいな。私も頑張ろう」「クラスで1番早く計算ができた!」など、お互いに刺激があるのです。人生の各ステージで、必ず誰かと競争する場面が出てきます。そういった意味でも、幼児教室を選ぶ際は「楽しいながらも競争心が育つ」ことを重視していただきたいと思います。 社会性が高められる教室 教室選びの際は、子どもの「社会性」を高められる教室を選びましょう。「社会性を高める」という意味では、ドリルを一人で黙々と解くような教室や、講師と生徒の1対1で完結してしまうような教室よりも、複数人で一緒に学べるところがオススメです。「社会性が高い」ということは、「非認知能力が身についている」とも言い換えられるでしょう。他者とのコミュニケーションなしに、非認知能力が伸びることはあり得ません。先述したように、はまキッズは「少人数制クラス」を採用しています。お友だちが複数人いるからこそ、競争心だけでなく、社会性も大きく育ちます。場に応じた声の出し方を学ぶ、ルールを守る、お友だちと譲り合いをする、いま自分がやりたいことを我慢する・・・などは、まさしく「社会性」と言えるのではないでしょうか。 (9)【まとめ】幼児教育でお子様の【強み】を育て、将来を豊かにしましょう! 今回の記事では、【幼児英才教育とは強み育てである】と紹介してきました。しかし、「子どもの得意や特性をママ・パパで見極め、本当に合った教育を施す」ということはなかなか難しいかも知れません。はまキッズでは、子育て経験もあり、研修を経て講師資格を取得した講師が多く在籍しています。私たち「プロの目」を活用していただくのも1つの選択肢かも知れません。また、はまキッズの「能力判定テスト」では、ぬり絵やパズルを通してお子様の得意や伸びしろを確認することが出来ます。お子様の可能性を最大限に引き出す幼児教育を、ぜひ はまキッズ で始めてみてください。 -
【コラム】海外の幼児教育ってどんなもの?日本の幼児教育との違いとは?
海外の教育法を取り入れた幼稚園や保育園、幼児教室も増えている近年。「うちの子にはどの園が合っているのかな」「それぞれの教育方針の違いは何?」と疑問を抱えているママも多いのではないでしょうか。日本の教育と海外の教育の違いを知っておくことは、子どもに合った環境を選ぶヒントになります。 今回は、海外の幼児教育の特徴と、日本の幼児教育との共通点・相違点について詳しく紹介していきます。 (1)海外での幼児教育 世界においては各国で独自の幼児教育が行われてきました。それぞれの教育法には、国の文化や価値観、時代背景も色濃く反映されています。ここでは、特に注目されている国の幼児教育について紹介します。 アメリカ アメリカでは、0歳から4歳頃までは「デイケア」と呼ばれる保育施設、もしくは「プレスクール」と呼ばれる幼稚園のような施設に任意で通い、就学の1年前になると「キンダーガーテン」で義務教育が始まります。その多くは小学校の附属施設で、小学校と同じように英語の読み書きや算数などを学びます。 アメリカの幼児教育の大きな特徴は、子ども一人ひとりの個性を伸ばすことを何より大切にしている点です。先生は答えを教えるのではなく、子ども自身が考えて答えを導き出せるようにヒントを与える役割を担っています。また、プレゼンテーション能力の向上のために、幼児期から自分の意見を積極的に発表し、他者の意見も尊重するという指導が行われています。 ドイツ ドイツは「幼稚園発祥の国」として知られています。1840年、教育家フリードリヒ・フレーベルが「Kindergarten(キンダーガーテン)」=「子どもの庭」と名付けた幼稚教育施設を創設。彼は遊びの中で自然と子どもの個性を伸ばす大切さを強調し、積み木や遊戯、絵を描くといった現代でも取り入れられている幼児教育の内容を考え出しました。また、子どもの発達段階に合わせた7年周期の教育を提唱した「シュタイナー教育」も、ドイツ発祥です。 ドイツの幼稚園でもっとも大切にされているのは、自然に親しむこと。毎日のほとんどの時間を近くの森で過ごす「森の幼稚園」も有名です。子どもたちは植物や昆虫と触れ合い、めいっぱい体を動かしながら五感を使って遊びます。そのほかの園においても子どもの自主性を育むことが重視され、各自がやりたいことをして過ごす自由時間がほぼ毎日確保されています。 フィンランド 世界的に教育水準が高いことで知られるフィンランド。0~5歳までは、親の就労の有無に関係なく保育施設に通うことができます。6歳になると、「エシコウル」という就学前の教育施設に通うことが義務化されています。 フィンランドの幼児教育は「今後の将来にわたる学びのスタートであり、人格形成の基礎」と位置づけられていて、保育施設は「保護者のかわりに保育する場」ではなく子どもたちが主体的に活動し、学ぶ場とされています。室内よりも屋外の自然の中で過ごすことで健康な体が作られると考えられ、ほぼ毎日外遊びの時間が設けられているそう。北欧の冬の厳しい寒さの中でも元気に遊ぶ子どもたちが見られます。 イタリア イタリアは、子どもの自己教育力を発揮させる「モンテッソーリ教育」や、自由な活動の中で子どもの自主性を育てる「レッジョ・エミリア教育」の発祥地。 国としても、子どもの好奇心や探求心を重視し、社交性や協調性を育てることが方針として掲げられています。子ども一人一人の成長を見守りながら、その段階に合わせた子ども主体の教育を目指しているのです。 アートや音楽などに触れることで、豊かな感受性や想像力を育てることも大切にされています。毎日お絵描きの時間が設けられている園も。 (2)日本における幼児教育とは? これらの海外の幼児教育に対して、日本の幼児教育はどのような特徴があるのか、主なポイントを確認してみましょう。 ●集団行動を重視する 日本の場合、園のクラス単位で集団保育をすることが多く、朝の会や帰りの会といった全員が集まる時間を日々設ける園がほとんどです。先生、クラスメイトと一緒に活動することで、協調性や社会性、チームワークなどを育てていくことを目指しています。 ●遊びにおいても先生のサポートが厚い お絵描きや工作の時間はもちろん、屋外などで遊ぶ時間でも子どもの中に先生が入ります。安全を守りつつ、遊びの発想が広がるヒントを与えるという役割を果たしています。 ●生活習慣などのしつけが細やか 日本の保育士や幼稚園教諭は、はしの持ち方や座り方、あいさつの仕方など日常の習慣について細やかに教えてくれる場合が多いようです。就学前に基本的な生活習慣を身につけることで、後の集団生活を円滑に進めるという目的があります。 ●季節ごとの行事が豊富 季節、節句など行事ごとが多いのも特徴の一つ。餅つき、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕…といった行事の意味や行事食を取り入れたり、春なら桜、梅雨の時期はアジサイの装飾を教室や廊下に行ったり、子どもたちが日本の文化と自然に親しむ工夫がなされています。 もちろん園によって特徴は異なりますが、上記のようなポイントが多くの園で見られるといっていいでしょう。 (3)日本と海外の共通点・相違点 国によって異なる幼児教育ですが、共通点もあります。それぞれについて具体的に見ていきましょう。 共通点 ●子どもの個性を重んじる 子ども一人ひとりに注目し、その発達に合わせること、その個性を伸ばしていくことはどの国でも大切にされています。 ●遊び=学びと考える 幼児期における遊びの重要性は、各国の共通認識です。「遊びを通じて子どもは多くのことを学ぶ」と考えられています。 ●安全性への配慮 子どもが安全はどの国においても最優先事項です。自由に遊ばせる園であっても、ケガをしないように環境を整え、先生が見守りを行っています。 相違点 一方で、日本と海外の幼児教育には以下のような違いがあります。 ●集団としての協調性か、個人の自主性か 日本では集団で保育を行うことも多く、その中でルールを守る、友だちと協力してものごとを進めるなど「協調性」を身に付けることが重視されています。 それに対し、欧米で最も重んじられるのは「個人の自主性、主体性」。その子らしさを存分に発揮できるよう自由に遊びを選択させる園も多くあります。先生は見守るだけで子どもたちの中には入りません。子どもたちが自主的に遊びをクリエイトし、問題があっても子ども同士で解決するべきと考えているのです。 ●叱り方、ほめ方 日本においては、しつけとして「子どもが悪いことをしたら叱る」ということが多いのではないでしょうか。 欧米はどうかというと、「よいことをほめる」のが基本です。「あなたを誇りに思う」「天才だね!」などやや大げさな言葉をかける親も珍しくありません。ただ、ほめるのは「親や先生のいうことを聞けた」からではなく、「自分でできた」「自主性を発揮できた」というタイミングが多く、早期から子どもの自立を促していく欧米の育児方針の現れともいえるでしょう。 ●自然豊かな環境の重要度 ドイツの「森の幼稚園」のように、欧米においては自然の中で過ごす時間を重視する園も多くあります。子どもは自然から学び、成長していくと考えられているからです。 日本も園庭に畑を設けたり、遠足で山に出かけたり自然と触れ合う機会がありますが、欧米のように日常的に自然に囲まれている園は少ないといえます。 ●自国の文化とグローバルな視点 日本の園では、日本文化や行事についての取り組みが多く見られ、子どもたちは幼いころから自国の文化に親しむことができます。 一方、多彩な人種や宗教の人々が暮らす欧米では、保育施設にもさまざまな子どもが集まります。現場では複数の言語が使われたり、宗教に対応した給食が出されたり、自然とグローバルな視点が育つ環境ができています。 (4)まとめ 各国で違いが見られる幼児教育。それぞれの国で学び合い、新たな幼児教育の指針が生まれているので、上記の特徴がすべて当てはまるとは限りません。日本においても、海外の幼児教育メソッドをベースに日本の良いところも取り入れて独自の教育方針を打ち出している園もあります。 どの国の幼児教育も優劣が付けられるものではなく、大切なのは、子どもの性格や家庭の方針に合った教育スタイルを選ぶこと。 各園や幼児教室の教育方針を十分に理解し、検討して、子どもがのびのびと、自分らしく成長していける場を選んであげましょう。