「2歳でパズルを始めるのはまだ早い?」「選ぶならどんなものが良いの?」と悩まれる保護者様も多いと思います。この記事では、2歳からパズルに取り組むことで期待できる効果やピース数の目安、パズルの選び方、楽しく取り組むためのポイントをご紹介します!
【結論】2歳でパズルは早くない!
結論からお伝えすると、2歳でパズルを始めることは決して早くありません。むしろ、パズルは多くの知育効果があるため、早い年齢からパズルに触れることは子どもにとって良い刺激となります。
ただし、同じ2歳でも発達やパズルの経験には個人差があります。年齢だけで判断せず、その子が無理なく楽しめるものから始めることが大切です。
パズルの効果とは?
指先調整能力が整う
パズルでは、ピースをつまむ、回す、はめ込むといった動作を繰り返すため、指先調整能力が整います。はまキッズでは指先調整能力を、肉体的自立から精神的自立、さらには知能の自立へとつながる、すべての学びの土台となる力であると考えています。
「自分のことを自分でする」ことができる第一歩として、非常に大切な力と言えます。

空間位置把握能力が身につく
「このパズルのピースはどこに入るのかな?」「向きを変えたら入るかな?」と形や向き、位置関係を考えることで、空間位置把握能力が養われます。こうした経験は。小学校以降の図形学習や立体図形を理解するための土台となります。
試行錯誤し、集中して取り組む力が養える
パズルでは、「ここではない」「あそこにピッタリだ」など考えて何度も試す場面があります。試行錯誤を繰り返しながら一つのものに取り組むことで、自分で考える力や集中して取り組む力を育むことが期待できます。
達成感を味わうことができる
パズルを完成させることで、「できた!」と達成感を味わうことができます。「できた!」という経験は子どもの自信や自己肯定感を向上させ、「他のパズルもやってみよう」など、チャレンジしてみようという意欲にもつながります。
2歳の子がパズルをしない原因とは?
パズルの難易度が合っていない
まず確認したいのが、パズルの難易度です。年齢に合っていないものを選ぶと、子どもにとっては「意味のわからないもの」「苦痛なもの」になってしまい、興味を失う原因になることがあります。子どもの年齢だけでなく、発達段階に応じたパズルを選んであげましょう。
遊び方が分かっていない
そもそも、「パズルでどうやって遊ぶのか」を理解していない場合もあります。親が先に遊び方の手本を示してあげると、「こうやって遊ぶんだ」「自分もやってみたい」と興味を持つきっかけになるかもしれません。
パズル以外の遊びに関心が向いている
パズル以外にも楽しいおもちゃや遊びはたくさんあります。パズルよりも、今は別のおもちゃに関心が向いているため取り組まない、といったことも可能性としてあります。
パズルをしない子どもは、パズルが嫌いなのではなく、遊び方を知らなかったり、自分に合ったパズルにまだ出会っていなかったりする可能性があります。子どもの様子を見ながら、無理なく取り入れていきましょう。
【年齢別】パズルのピース数の目安
1~2歳
この時期は、1~10ピースの少ないピース数から始めるのがおすすめです。なかでも、取っ手付きの型はめパズルや簡単な板パズルが適切と言えるでしょう。取っ手付きのパズルは、つまむ・持つの練習にもなります。
2~3歳
パズルに慣れてきたら、10~30ピースと少しずつピース数を増やしていきましょう。枠付きのチャイルドパズルに取り組ませてあげるのもおすすめです。
3歳以降~
3歳以降は、発達段階に応じて30~50ピースのものに取り組ませてあげましょう。子どもの興味を引く絵柄や色味のものを選んであげると、楽しみながら取り組みやすくなります。
ただし、適切なピース数には、子どもの発達段階やパズルの経験によって個人差があります。ここでご紹介したピース数はあくまで目安として、子どもの様子を見ながら無理なく取り組めるものを選びましょう。
【4選】2歳のパズルを選ぶ際の注意点
年齢にあったピース数のものを選ぶ
先述したとおり、年齢に合ったものを選ばないと子どもにとっては意味の分からないもの、苦痛なものになってしまい、興味を失ってしまう原因となります。また、ピースがこまかすぎると誤飲の危険性も。必ず、年齢に合ったものを購入しましょう。
子どもが興味・関心を持ったものを選ぶ
「〇〇先生監修」「○歳児おすすめ」といった情報も参考になりますが、大切なことは子どもに興味・関心を持ってもらうことです。動物、乗り物、食べ物、好きなキャラクターなど、子どもの目が輝いて喜ぶものを選びましょう。
大きくてつかみやすいものを選ぶ
2歳頃は、指先調整能力が発達の途中にあります。そのため、最初は大きくてつかみやすいものをチョイスしてあげましょう。つまむ・持つ・向きを変える・はめ込むといった動作を繰り返すことで、子どもの指先調整能力が身についていきます。
安全性の高いパズルかを確認する
安全性の確認も欠かせません。ピースが小さすぎないか、角が鋭くないか、誤飲の危険がないパズルか、など確認しましょう。また、パズルそのものの安全性を確認することも大切ですが、遊ぶ環境そのものが整っているかをチェックすることも重要です。
【5選】2歳の子どもにパズルで遊ばせる際のポイントとは
親も一緒に遊ぶ
誤飲など危険なことを防ぐため、また、「パズルとはどんな遊びなのか」を子どもに見せるため、最初は親も一緒に遊んであげましょう。

できた際に子どもをしっかりと褒める
パズルができた際には、しっかりとお子様を褒めてあげましょう。単にできたことを褒めるのではなく、「頑張ったね」「一生懸命考えたね」など取り組んだ過程を褒めてあげるようにしましょう。褒められた子どもは自己肯定感が育まれ、自分に自信を持つようになります。
できなかったり、途中で辞めることを責めない
パズルを途中でやめてしまったり、できなかったとしても「何でできないの」「最後まで頑張りなさい」と子どもを責めるのはNGです。
大切なのは、「また次もしたいな」「パズルって楽しいな」と思ってもらえることです。「また明日やろうね」など声かけをし、さっと気持ちを切り替えましょう。
すぐに答えを教えない
はまキッズの授業では、「教える」ではなく、「学ばせる」ことを大切にしています。これは、子ども自身で学びを得てほしい、気付きを得てほしい、という思いからです。自分で間違いや正解に気付けた子どもは、自信を持って他の物事にも取り組むようになります。
そのため、パズルでも「これをこうしたらピッタリだよ」などすぐ正解を伝えることは避け、「どうしたら良いと思う?」「どんな形が見えてきた?」などの声かけをしてあげましょう。
楽しんで取り組む
何よりも大切なのは、子ども自身が楽しむことです。楽しんで取り組んでもらうこと、また次もやってみたいと思ってもらうことが重要です。決して無理強いはさせず、子どもの気持ちやペースを尊重しましょう。
はまキッズではたくさんのパズルを使用しています!
はまキッズでは、子どもの発達段階に合わせてさまざまなパズルを使用しています。2歳頃から取り組めるものだけでなく、年齢が上がるにつれて、より複雑な図形や立体を捉えるパズルにも挑戦していきます。ここでは、はまキッズで使用しているパズルの一部をご紹介します。
マグプレート
マグプレートは、2歳でも楽しく遊べる学具です。裏面が磁石になったさまざまな形のプレートを組み合わせ、見本と同じ図形を作るパズルです。線の長さや角度、図形の特徴を正確に捉えながら適切なプレートを探すことで、図形形態認識能力を養います。
すぐに正解を見つけることだけでなく、多くのプレートから必要な形を根気強く探す経験も大切にしています。

ペリカンパズル
ペリカンパズルは年中児からが対象となっており、遊びながら曲線と直線の違いを理解できるパズルです。はまキッズのパズルの中で唯一、お手本を自分の左側に置いて取り組みます。上から下へ視線を動かして位置を捉えることに比べ、左にあるお手本を見て、それを右側の自分の手元で再現することは難易度が高く、この取り組みを通じて空間位置把握能力を育みます。
また、「2つの扇形を組み合わせると半円になる」といったように、お手本の図形を自分の目でいくつかのパーツに区切って捉える必要があります。どこで区切れば同じ形を作れるのか?を考えるためには、一部分だけでなく図形全体を見ることが大切です。そのため、パズルに取り組む中で、全体を捉えながら形を分析する力も養われます。

カモシカパズル
カモシカパズルは、年長児以上が対象です。立体的なピースを使い、さまざまな方向からものを見る力を育むパズルです。平面的なパズルとは異なり、上・右・左・前・後ろなど、見る方向によってピースの見え方が変わります。そのため、一つの方向からだけでなく、さまざまな視点から立体を捉える必要があり、パズルに取り組む中で3次元空間への理解を深めることができます。
また、上から見ると黒色に見えるピースが、横から見ると白色に見えるなど、見る方向によって見え方が異なることも、このパズルの大きな特徴です。「一方向から見た姿だけが答えではない」という面白さに触れながら、視点を変えてものを捉える力を養います。

まとめ
パズルにはさまざまな知育効果が期待できるため、2歳から始めても決して早くはありません。パズル選びのポイントを押さえながら、ぜひ親子で楽しく取り組んでみてください。