【コラム】幼児教育が【必要】と断定できる納得の理由とは?詳しくお伝えします!

![]()
「幼児教育って良いと聞くけど具体的に何が良いのだろう・・・」等、お悩みのママ・パパもいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、幼児教育の必要性やメリットについて詳細に解説いたします。
(1)【結論】幼児教育は必要です!
(2)【幼児教育】とは何か?
1.幼児教育とは
2.幼児教育を始める適齢とは
(3)幼児教育が子どもに与えるメリットとは?
1.人格形成に役立つ
2.小学校入学前の準備として役立つ
3.将来を豊かにするのに役立つ
(4)幼児教育で得られる効果とは?
1.ペリー就学前プロジェクト
2.判明した2つの効果とは?
(5)【非認知能力】とは何か?
1.心の知能指数
2.人生の様々なステージで求められる力
3.幼児期に伸ばすことの重要性
(6)認知能力とは?非認知能力があれば認知能力はいらない?
1.認知能力とは
2.相互補完関係
(7)【4選】幼児教室を選ぶ際に大切なポイントを押さえましょう!
1.認知能力と非認知能力の両方を伸ばすことができる教室
2.後伸び(進学先)が分かる教室
3.子ども自身が楽しく取組める教室
4.社会性を高められる教室
(1)【結論】幼児教育は必要です!
(2)【幼児教育】とは何か?
幼児教育とは
【幼児教育】と【早期教育】は混同されがちですが、実際は全く異なるものです。2つとも「子どもが小さい時期から教育をする」という点では同じですが、目的が全く異なります。早期教育は、読み書きや計算・英語など、特定分野の能力を早い時期から習得させることを目的としています。それに対し幼児教育は、社会性や主体性といった「生きるために必要な力」を育成することが目的です。五感を刺激し、好奇心や探究心を養います。
文部科学省は、幼児教育について以下のとおり定義しています。
出典先:(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/attach/1395402.htm)
つまり、幼児教育とは【〇〇ができるようになる】【〇〇小学校に合格する】など特定された能力の修得ではなく、【将来にわたって必要な力を身につける】教育と言えます。
幼児教育を始める適齢とは
幼児教育は、3歳までにスタートすると良いと言われています。なぜなら、脳は3歳までに8割完成すると言われているためです。こう聞くと、「もううちの子は遅いのではないか」と心配になるママ・パパも多いと思いますが、3歳までに始めないと意味がないということはありません。
実は、「脳(前頭前野・・・理性や我慢、思考を司る部分)の完成は25年以上かかる」ということが研究で判明しています。脳の一番大切な部分は、ゆっくりと時間をかけて成長していくのです。自ら考えて行動する力や我慢強さは、勉強面だけではなく、人間関係を築く上でも非常に重要な力です。そう思うと、今から始めても全く遅くはありませんよね。
参考文献:ヒトの発達の謎を解く-胎児期から人類の未来まで(p.109-142)明和政子著

(3)幼児教育が子どもに与えるメリットとは?
人格形成に役立つ
人格とは、先天的もしくは後天的に備えた性質を指しますが、就学前にはほぼ完成すると考えられています。先天的要因は遺伝によるもの、後天的要因は環境・教育によるものです。そのため、適切な環境で良い教育を受けると、人格形成の基礎を築くことができます。幼児期は子どもの【自己肯定感】を育てることが重要です。子どもは励まされると自信を持つようになり、褒められて育つと感謝の気持ちを持つようになります。特に、最も身近で信頼できる大人の【ママ・パパ】に認めてもらえたということが重要です。ママ・パパといった親に褒められたり励まされることで、子どもは【ありのままの自分】を自分で認めてあげられるようになるのです。
小学校入学前の準備として役立つ
幼児教育では、思考力や協調性、コミュニケーション能力など「生きるために必要な能力」の基礎を学ぶため、小学校入学後もお友だちとの関わりや勉強がスムーズになります。色んな意味で、余裕を持った学校生活を送ることができるでしょう。
将来を豊かにするのに役立つ
幼児期に得意分野を見つけたり、様々なことに興味を持てるようになると、将来、進路を決める際の選択肢が広がります。また、小さい頃に「いすに座って何かに集中する」という習慣がついていると勉強することに抵抗感がなくなります。よって、受験勉強や試験といった場面で役立つと言えます。ある実験でも、実際に「幼児教育が子どもの将来を豊かにする」ことが証明されています。
(4)幼児教育で得られる効果とは?
ペリー就学前プロジェクト
幼児教育の効果を証明したある実験とは、「ペリー就学前プロジェクト」です。
ペリー就学前プロジェクトは、アメリカの経済学者であるジェームズ・J・ヘックマン教授らが実施した実験です。3~4歳の子どもたち123名(就学前)を、教育を受けさせるグループと受けさせないグループに分けて、教育を受けさせるグループの子たちには30週間に渡り、専門家による教育を受けさせました。そして、その子たちが3、40歳代になるまで追跡調査を続けたそうです。
判明した2つの効果とは?
その結果、幼児教育には2つの効果があることが判明しました。
1点目は、幼児期(就学前)に教育を受けたグループの子どもたちは、受けなかった子どもたちよりも将来的に社会的地位が高く、経済的にも豊かであったということです。学歴も高く、仕事もより良い仕事に就き、逮捕率・犯罪歴も低い傾向にあったそうです。
もう1点判明したことは、「幼児教育は認知能力(IQ)だけではなく、非認知能力(EQ)を大きく伸ばす効果がある」ということです。では、その【非認知能力(EQ)】とはどのような能力なのでしょうか?

(5)【非認知能力】とは何か?
心の知能指数
非認知能力とは、数値化できない能力-いわゆる【心の知能指数】(EQ:EmotionalIntelligence quotient)を指します。心の知能指数と聞くとイメージしづらいかと思いますが、何かをやり抜く(GRIT)力や粘り強さ、責任感、前向きさ、積極性などといった言葉を挙げると分かりやすいかも知れません。
人生の様々なステージで求められる力
非認知能力は、将来の各ステージで必ず求められる力です。例えば、大学受験です。いわゆる【ペーパーテストで〇点取れば合格】だった大学も、近年では入試方法が大きく変わってきています。いわゆる「人物本位」の入試に移りつつあるのです。
例えば、東北大学では【筆記試験の完全廃止】に向け、動き出しています。学生の【プレゼンテーション能力】を図る試験に変えようとしているのです。また、京都大学理学部では【特色入試】が導入されています。【自分が興味・関心を持つトピックを、提示された語群の中から自由に選び、そのトピックに関する動画のナレーション原稿を書く問題】などが出題されていますが、自ら探究した経験や、自分自身の実体験を言語化・発信する能力がないと、なかなか題意に答えることができません。
さらに、就職・転職といった場面でも非認知能力は求められます。企業は、大学の名前や偏差値だけではなく、学生の「誠実さ」「主体性」「チャレンジ精神」「やり切る力」といった能力を重視しています。働く上で、こういった力は必ず必要となるのではないでしょうか。
出典先:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/702590dfe9aa96a635ef69c84b542c568a1a9075
幼児期に伸ばすことの重要性
子どもに施す教育は、就学前・就学後どちらにおいても、子どもたちの能力形成に役立ちます。しかし、より効果的なのは就学前です。先述したヘックマンは、就学前と就学後の2期に分けて認知能力と非認知能力がどのように影響し合うのかを研究しました。その結果、就学前に身につけた非認知能力が就学後の認知能力を伸ばすのに役立つ一方、その逆は観察されないことが判明したのです。つまり、非認知能力は【幼児期(就学前)】に伸ばすことが重要なのです。
出典先:https://diamond.jp/educate/articles/exercise_play/85/
(6)認知能力とは?非認知能力があれば認知能力はいらない?
認知能力とは
認知能力とは、ペーパーテストなどで数値化できる能力(IQ:Intelligence quotient、つまり知能指数)を指します。「テストで90点とった」や「算数の偏差値が60」などが分かりやすいかも知れません。
相互補完関係
非認知能力は将来の様々なステージで必ず必要とされる力ではありますが、認知能力も非認知能力と同じくらい伸ばさなければならない力です。なぜなら、非認知能力と認知能力は切り離された関係ではなく、相互補完関係にあるからです。これは、先述したジェームズ・J・ヘックマン教授の研究でも「認知能力と非認知能力、両方が互いに影響し合いながら、将来の学歴や賃金に影響する」と言われています。例えば、お勉強の場面を思い浮かべてもらった際、粘り強さ(非認知能力)がなければ難問を解ききることはできません。また、難問を解ききる知識やテクニック(認知能力)がないと、その粘り強さも活かされません。そのため、「どちらかの能力だけ育っていれば良い」という考えは誤りなのです。はまキッズの幼児教育でも、「認知能力と非認知能力は両輪のようなものである」と保護者様に説明をしています。

(7)【4選】幼児教室を選ぶ際に大切なポイントを押さえましょう!
認知能力と非認知能力の両方を伸ばすことができる教室
認知能力に特化した教室、非認知能力に重きを置いている教室と様々な教室がありますが、先述したように、これらの能力は相互補完関係にあります。そのため、どちらか一方だけに力を入れている教室ではなく、両方の能力を育てることを大切にしている教室を選びましょう!はまキッズでは、非認知能力を伸ばすことを大切にしつつ、認知能力も同時に育てる教育を取り入れています。
後伸び(進学先)が分かる教室
幼児教育は「後伸びする力」と言われています。そのため、実際に幼児教育を受けている間に「〇〇の力が大きく伸びた!」という確かな実感は得られにくいかも知れません。実感が得られにくいからこそ、その後の認知能力の伸び方や進学先といった部分は、保護者にとって知っておきたいところだと思います。
はまキッズは、中学受験の進学塾である浜学園が上についているため、はまキッズから浜学園に進学した子どもたちの追跡・調査が可能です。実際に追跡してみると、はまキッズから浜学園に進学したお子様と、そのまま浜学園に進学したお子様には大きな差が出ていることが判明しました。t検定を実施した結果、下記の画像のとおり、なんと偏差値に3ポイント以上の差がついているのです。

特に、理科と算数の偏差値は、ストレートに浜学園に進学した子たちよりも高い傾向にありました。
つまり、【はまキッズ=理数に強くなる】ということなのです。
はまキッズ卒業生は、男子校であれば灘中、甲陽学院中、東大寺学園中、洛星中など、女子校であれば四天王寺中、神戸女学院中、共学校であれば西大和学園中や高槻中、洛南中といった、いわゆる【最難関校】の合格を勝ち取り、進学しています。(直近3年間)【お子様の後伸び】が実際に自分の目で見て確認できるというのも、教室選びの大きなポイントかも知れません。
\力試しに!/

子ども自身が楽しく取組める教室
子どもが興味・関心を持てる、つまり【楽しい!】と思って通える教室(授業内容)かどうか?も1つのポイントとなります。子どもが飽きずに続けられるということは、【知的好奇心が刺激されている】ということです。そのため、子どもの知的好奇心をどんどん刺激するような教室がおすすめと言えます。
はまキッズでは、子どもに【刺激のシャワー】を浴びさせ続けることを大切にしているため、子どもの知的好奇心を刺激する工夫が沢山用意されています。例えば、知育道具(はまキッズでは学具と呼んでいます)は112種類あり、知育ペーパー(学材と呼んでいます)も233種類あります。また、同じ学具でも、使い方は様々です。そのため、子どもたちはどの授業も最後まで楽しみながら授業に取組むことができます。さらに、はまキッズでは【プレゼント学材】も用意しています。毎月、お子様の得意分野やのびしろを担当講師が見極め、そのお子様にぴったりの学材を100種類以上の学材の中からプレゼントしています。お子様は楽しみながら、バランス良く必要な能力を身につけることができます。
社会性を高められる教室
教室選びの際は、子どもの【社会性】を高められる教室を選びましょう。【社会性を高める】という意味では、ドリルを一人で黙々と解くような教室や、講師と生徒の1対1で完結してしまうような教室よりも、複数人で一緒に学べるところがオススメです。【社会性が高い】ということは、【非認知能力が身についている】とも言い換えられるでしょう。他者とのコミュニケーションなしに、非認知能力が伸びることはあり得ません。はまキッズでは、少人数制クラスを採用しています。講師1人に対して、最大でお子様が4名のスタイルです。大人数ではないことで、講師もお子様1人ひとりの様子を見てきめこまやかな対応をすることができます。
また、複数人クラスだからこそ、お子様の社会性が大きく育ちます。場に応じた声の出し方を学ぶ、ルールを守る、お友だちと譲り合いをする、今自分がやりたいことを我慢する・・・などは、まさしく【社会性】と言えるのではないでしょうか。
(8)【まとめ】幼児教育でお子様の将来を豊かなものにしましょう!
関連記事
カテゴリ一覧
テーマ
校舎