【コラム】子育てで直面するお悩み【10選】解決法を知り心を軽くしましょう!

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【目次】
(1)【あるある】パパママの子育ての悩みとは?
  1.子育てにかかる費用が不透明で不安
  2.子育てに追われ、自分の時間がない!
  3.仕事との両立はどうなるの!?
  4.兄弟の育て方が分からない!
  5.イヤイヤ期、なぜなぜ期にイラッ!
  6.適切な叱り方が分からない!
  7.ワンオペで周りに相談できる人がいない
  8.うちの子の発育状態は大丈夫?
  9.偏食、食べないなど食事のトラブル
  10.トイレトレーニングを成功させたい!

(2)【10選】子育ての悩みを解決する方法とは?
  1.子どもの進路次第で大きな違いが!
  2.子育ては複数人で行うものです!
  3.地域の支援や窓口をフル活用しましょう!
  4.子どもの「個」を尊重しましょう!
  5.しっかり心が成長している証拠!
  6.叱る基準はどこですか?
  7.あなたの味方は沢山います
  8.発育の基準をご紹介
  9.食事の時間は「楽しく」
  10.トイレトレーニング成功法

(3)脳科学から見た現代の子育てとは?
  1.脳科学から見て悩むのは当然
  2.人は「共同養育」で育つ

(4)【まとめ】パパママが幸せに過ごせる子育てを!

 

(1)【あるある】パパママの子育ての悩みとは?

子育てにかかる費用が不透明で不安

「老後2000万円問題」という言葉を聞かれた方は多いのではないでしょうか。現在の日本では、老後の生活をゆとりを持って暮らすには2000万円以上必要と言われています。
また、ここ数年における物価上昇も家計にとっては深刻な問題です。このまま物価上昇が続けば、2000万円では済まなくなるかも知れません。そんな環境下ですので、「どうやって教育費用を捻出したら良いのだろう」「我が子にとってのベストな選択は何だろう」と不安に思うお父さん、お母さんがいるのは当然と言えます。(→解決法はこちら!)
 

子育てに追われ、自分の時間がない!

独身又は夫婦2人だけの頃は、全ての行動を自分で決めて行動することができたと思いますが、子どもが出来た途端にその生活は一変します。生活の主軸が「自分(夫婦)」から「子ども」になるためです。子どもが複数人になるとより一層、生活が子ども中心となります。(→解決法はこちら!)
 

仕事との両立はどうなるの!?

フルタイム勤務で正社員として働いていると、考えるべきこと・やるべきことが盛り沢山です。育児休業期間をいつまで取得するか?職場に復帰するタイミングは?保育園探し(以下、保活)は?など・・・あっという間に、ToDoリストがいっぱいになりそうですね。(→解決法はこちら!)
 

兄弟の育て方が分からない!

兄弟げんかや仲裁方法で悩まれる場面が多くあるかと思います。上の子、下の子とそれぞれの個性もあり「上の子の時と同じように下の子も育てているはずなのに上手くいかない」「上の子にはついつい厳しく叱ってしまう・・・」など、子どもが複数人いる家庭ならではの悩みも、子育てのよくある悩みと言えます。(→解決法はこちら!)
 

イヤイヤ期、なぜなぜ期にイラッ!

子どもの成長過程として、2~3歳の間には何でもイヤと言う「イヤイヤ期」が、「やっとイヤイヤ期が終わった・・・」と思いきや、4歳頃まで何でも質問をしたがる「なぜなぜ期」があります。仕事が終わり帰宅すれば家事に兄弟の子育て・・・と大忙しのママ・パパが多いと思います。心に余裕が持てず、イラッとする場面もあるかも知れません。(→解決法はこちら!)
 
イヤイヤ期
 

適切な叱り方が分からない!

子どもに対する叱り方で悩むママ、パパは多いと思います。特に、子どもが言うことを聞かない時はついきつく叱ったり、感情をぶつけたりしてしまうかも知れません。子どもに感情をきつくぶつけてしまった後で、親が自己嫌悪に陥ったり落ち込むといったことも子育てでは【あるある】です。(→解決法はこちら!)
 

ワンオペで周りに相談できる人がいない

「配偶者の転勤についてきたものの、知り合いが誰もいない土地だった」「両親(義両親)が高齢かつ遠方に住んでいて頼れない」等といった理由で、子育てや家事の負担がパパ・ママのどちらか1人にかかる状況を「ワンオペ」と言います。共働き家庭が増え「家事育児を折半する」という考え方が浸透しつつありますが、実際に家事や子育ての大半を担うのはママになることが多いかも知れません。(→解決法はこちら!)
 

うちの子の発育状態は大丈夫?

 公園や幼稚園で同い年のお友達と顔を合わせた際、「あれ、○○さんちのお子さんはお喋りが上手だけど、うちは喋らないな・・・」「うちの子、周りと比べて小さい気がする」「お友達は静かにできているのに、我が子は走り回っている・・・」等、子どもの発育に関して心配したり、悩むことも子育てではよくある場面と言えます。(→解決法はこちら!)
 

偏食、食べないなど食事のトラブル

離乳食作りを勉強し、旬の野菜や果物を知り、栄養バランスの整った食事を摂ってほしいという思いで食事を作る親の願いとは裏腹に、子どもは「これはイヤ」と断固として食べなかったり、あるいは特定の食べ物ばかり食べたりします。お椀をひっくり返されたり、べーっと吐き出されると涙が出そうになりますよね。子育ての大きな悩みのうちの一つと言えるでしょう。(→解決法はこちら!)
 

トイレトレーニングを成功させたい!

トイレトレーニングを始める時期や、トレーニングの進め方で悩むママ、パパも多いでしょう。保育園や幼稚園で同じクラスの子がオムツを外したと聞いたりすると、「うちももっと早く取れるようにしないと!」と焦る気持ちも出てくるかも知れません。(→解決法はこちら!)
 
兄弟
 

 

(2)【10選】子育ての悩みを解決する方法とは?

子どもの進路次第で大きな違いが!

まず、こちらの表をご覧下さい。

表

幼稚園~4年制大学を卒業するまで、全て(国)公立だった場合でも約1,080万円かかります。また、大学まで全て私立(大学は文系)に通っていた場合は約2,535万円です。
さらに、医学部へ進む場合や大学院進学となると、この表以上の費用がかかるでしょう。
改めて数字にすると驚きますが、子どもの将来像から必要な費用を逆算し、コツコツと教育費を準備していきましょう。例えば、子ども手当を学資保険に充てたり、貯金だけでなく、ボーナスの一部を積立NISAで運用するなども1つの方法です。また、子どもとの話し合いが必須にはなりますが、奨学金制度を活用するといった方法もあります。
筆者は、私立大学で奨学金を活用していました。社会人になってから、毎月の返済と時々、ボーナスの一部を繰り上げ返済に充てつつ一昨年に完済しました。大学4年間は、人生の教養と見識を深められた良い期間だったと確信しています。確かに奨学金は将来負担にはなります。しかし、「学びたい」という気持ちを持つ人を間違いなく後押ししてくれます。お子様の「なりたい」「頑張りたい」を家族全員で応援したいですね。
 

子育ては複数人で行うものです!

少し前まで、3世代同居、2世代同居など大家族世帯が日本の主な世帯構成でした。
国民的アニメ「サザエさん」では、タラちゃんの子育てに関わるのは母親のサザエさんだけではありません。祖母のフネさん、兄弟のカツオくん・ワカメちゃん、お隣さん・・・と色んな人がタラちゃんを見守り、育てています。つまり、子育ては母親1人だけで行うものではないということです。そのような意味でも、現代のお母さんは1人で抱え込み過ぎていると言えます。旦那さんや両親、幼稚園や習い事の先生といった幼児教育のプロに頼れるところは頼って、肩の力を抜いて子育てをしませんか?また、真面目なお母さんほど手抜きが許せず、自分で自分を追い込んでしまいます。筆者の場合は、日頃の家事を家電製品に頑張って貰いました。特にオススメしたいのはロボット掃除機です。お金はかかりますが、仕事から帰ってきたときには家がピカピカになっているので、帰宅してからの時間を気分良く過ごすことができます。子どもが小さいうちは、人もモノもフル活用しましょう!それは決して甘えではありません。
 

地域の支援や窓口をフル活用しましょう!

お住まいの地域の児童館や、子育て支援センターはご存知でしょうか。ぜひ、そういった場所に足を踏み入れてみて下さい。同じように子育てをしている保護者との繋がりができます。ハーバード大学で精神医学を研究しているロバート・ウォールディンガー氏によると、「人は4つか5つ自分の所属するコミュニティがあると、幸福度や健康に良い影響がある」ことが判明しているそうです。何よりも大切なのは、家庭に笑顔があることです。色んな場所に自分の居場所、心のよりどころを作って下さいね。
 

子どもの「個」を尊重しましょう!

親と子が違う人間であるように、兄弟も似ている部分はありますが、全く別の人間です。ですので、兄弟を比較することは何の意味も持ちません。兄弟それぞれに個性を持っています。個性が違えば、けんかが起こるのも当然です。ある程度、「仕方ない」と割り切り、それぞれの個性に応じた接し方や叱り方を探してみましょう。子育てに正解はありません。それぞれの子どもに合わせた育て方を試行錯誤していきましょう。
 
兄弟笑顔
 

しっかり心が成長している証拠!

イヤイヤ期、なぜなぜ期は子どもの心の成長過程ですので、しっかり心が成長している証拠と前向きに捉えましょう!詳しくはこちらをご覧下さい。
【コラム】『魔の3歳児』イヤイヤ期に子どもを伸ばす親の特徴と対処法とは?
 

叱る基準はどこですか?

ママ・パパが子どもを叱るときはどんなときでしょうか。また、叱る際の基準は夫婦で一緒ですか?こちらの関連記事をぜひご一読下さい。
【コラム】とっておきの対処法をご紹介!3歳児が言う事を聞かない時の対応とは?
【コラム】3歳児を必ずワガママにする親のNG行動とは?ベスト対処法もご紹介!
 

あなたの味方は沢山います

「ワンオペ」状態で苦しい状況のお母さん、お父さんも多いかと思いますが、児童館や子育て支援センター、保育園、幼稚園、習い事の先生など、子育て世帯の味方は多くいます。筆者の体験では、引越先の学童保育の送迎時間に仕事の都合が合わず、送迎ができませんでした。どうしようかと悩んでいた際、引越先の自治体から「ファミリーサポート」を教えてもらいました。結果として、ファミサポのお陰で勤務時間や給料を削ることなく働き続けることができました。意外と、あなたの味方は沢山います。決して思い悩まず、味方を見つけて下さいね。
 
ママ友
 

発育の基準をご紹介

心身の発育基準、見るべきポイントが書かれています。ぜひチェックしてみて下さい。
【コラム】3歳児の発達段階とは?関わり方のポイントや遊びについて解説
【コラム】3歳児の身長ってどれくらい?3歳児の成長の目安は?
【コラム】3歳児の会話レベルとは?3歳児の会話レベルを高める関わり方についても詳しく解説
【コラム】3歳児の特徴やチェックリストとは?3歳児健診についても詳しく解説します
 

食事の時間は「楽しく」

筆者の子どもは掃除機のように何でも食べる子どもでしたが、筆者自身は食が細く、全く食べない子どもだったと母から聞きました。イライラしなかったのかと母に尋ねたところ、「気が向いたら食べるようになるだろう、今はご飯の時間が楽しい時間と思ってもらうことの方が大事」と思うようにしていたそうです。食事の時間を苦痛な時間と認識してしまうと、マイナスからのスタートなので確かにそちらの方が大変かも知れません。まずは、「お父さん美味しそうに食べてるな」「楽しい時間だなぁ」と子どもが思う雰囲気作りから始めてみませんか?
【コラム】3歳児がご飯を食べない理由とは?子どもにごはんを食べてもらうためのコツ

 

トイレトレーニング成功法

先述した「食事の時間を楽しくすること」と似ていますが、トイレトレーニングもトイレを嫌がらないよう「楽しく過ごす工夫を凝らす」ことが成功への最短ルートかも知れません。筆者は、両親から「オムツは絶対に布オムツ!じゃないと、いつまでもお漏らししてしまうよ」と言われたため0歳児の頃から布オムツにしていました。ところが、実際やってみると布オムツの後処理(つけ置き、消毒など)は時間を要するため、仕事もしていたのですごくストレスになりました。そして布オムツだからといって取れたのが早かったという印象もありません。
その経験があるため、子育てに「絶対的な正解」はないと思うようになりました。ですので、トイレトレーニングも決して無理強いはせず、子どもも親も楽しくできることが一番大切なのではないでしょうか。
 

 

(3)脳科学から見た現代の子育てとは?

脳科学から見て悩むのは当然

「子育ては複数人で行うもの」というお話をさきほどしましたが、これは脳科学的にも言えるそうです。「ワンオペ」は脳科学的にも良い影響がありません。現代の子育てでお母さん、お父さんが悩むのはある意味当然のことなのです。
 

人は「共同養育」で育つ

養育者と子どもとの間に形成される特別な結びつきとして「アタッチメント(愛着)」という言葉が子育てや保育、教育現場でしばしば使われます。特に、母親と子どもの絆であったり、母親からの深い情愛を指すような印象がとても強いです。しかし、ボウルビィの理論によると、「アタッチメント」とは母親だけを指すのでは無いそうです。複数人(養育者)で見守り、子どもに触れること。これが真の愛着形成になるそうです。様々な養育者に囲まれ、触れられて育った子どもはより安定した心理状態、社会的適応を可能にしていきます。
つまり、人は1人で育たないということなのです。少子高齢化、核家族化が進む現代だからこそ、子育ての原点は「共同養育」であると今一度振り返りたいですね。
ヒトの発達の謎を解く-胎児期から人類の未来まで(著:明和 政子氏)
 
家族
 

 

(4)【まとめ】パパママが幸せに過ごせる子育てを!

子育てに絶対的な正解はありません。試行錯誤の日々だと思います。今日の成功パターンが明日使えなくなることもザラでしょう。筆者も当時、自分の時間がないことにストレスを感じていました。しかし、実際に子どもが大きくなって1人でカフェや美容院に行く時間が簡単にできると、その「不自由さ」が子どもとの貴重な時間だったのだなと気付かされました。3歳の子ども、4歳の子どもはその時しかいないのです。今この瞬間、「不自由を楽しむ」ことにママ・パパでぜひ集中して下さいね。全ての人が笑顔で過ごせる子育てができますように!
 

 

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Writer:幼児教室はまキッズ灘中合格者数日本一の実績を持つ浜学園が運営する能力開発型の幼児教室。保護者同室・少人数制の授業で、高い思考力と社会性を養成します。対象学年は3歳~小2生。

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