【イベントレポート】前川先生講演会 私立小学校の先生による教育講演会 伸びる子どもが育つ環境を考えよう
前川先生講演会
小雨がぱらついた日曜日、はまキッズ上本町校にて箕面自由学園小学校、奈良育英グローバル小学校の教育顧問でもいらっしゃる前川先生をお招きして教育講演会が開催されました。
伸びる子どもが育つ環境を考えよう、と題し公立・国立・私立小学校の特徴や傾向を実体験を交えながらお話しくださいました。
公立小学校は地域密着で公平でスタンダードな教育を実施する一方、国立小学校は研究機関としての役割もはたしているため、ICT教育など最近の教育を実践するが、基本的な学びは教科書通りとなり、教育実習生がかなり長期間出入りするということも含んでおく必要があること、さらに私立は建学の精神に基づいた特徴ある教育の実施を行うというお話もありました。
小学校見学に行く際には、先生と話すチャンスを有効に使い、学校の先生の様子を見ておくこと、通っている子どもや保護者、学校の雰囲気をつかんでおくことが、ご自身のお子様にピッタリの学校選びに役立つとおっしゃっておられました。
国立小学校は残念ながら学校見学の機会が年に1度程度しかないが、公立小学校は春秋あたりにオープンスクールを実施、私立小学校はたくさん学校でイベントがあるので何度も足を運ぶとよい、といった具体的なアドバイスをくださいました。
イベントを振り返って
お話の中で印象的だったのは、幼児期には三点固定といって「起床・朝食・就寝」は規則正しく過ごさせることが大切であるということと、親の接し方が大事であるということでした。
特に親の接し方については、幼児教育にも触れられ、親が「できないでしょ」「なんでわからないの」といった言葉を放つと子どもは楽しいものも委縮してできなくなってしまうから、できたところをほめることが大事であり、プロに任せて一緒に並走することで親御さんも叱ってばかりにならないというお話は、保護者様もうなづきながら聞いていらっしゃいました。
はまキッズではお子さまをほめながら学びを習得していただいていますが、まさに私たちが普段から接している方法と親和性を感じました。
親が子どもにできることとして、子どもが伸びるために、よい環境を与えることが大切というお話も心に残りました。
どの小学校に行くにしても、親御さんがお子さんにとってベストだと思ったところを選ぶことで、環境を整えていけるというお話は、今やどんなものも選ぶことができるということ、裏返すと子どもの将来の環境のためによく考えなければならないのだなと実感いたしました。
よい環境を選ぶためのヒントがたくさんあった今回の講演会は、保護者の方にもお持ち帰りいただける情報に溢れていたのではないでしょうか?
はまキッズでは、お子さまや保護者様にとって有益なご案内や情報を今後も皆様にお届けしてまいります。
雨の中お越しいただきました保護者様、ありがとうございました。
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