<#09> 勉強を習慣にするには?
人生で避けては通れない勉強。
「勉強しなさい。」とできることなら言いたくないですよね。
勉強を習慣にする一番の近道は
“勉強しなければならない”ではなく”勉強したい”と思ってもらうこと。
その為にはまず勉強に向かうときに
必要な指先の力をつけてあげることが大切になってきます。
指先の力が育っておらず上手に鉛筆を持てなかったり
すらすらと書けないことが勉強嫌いへと繋がってしまいます。
それは鉛筆だけでなく道具でも同じ。
例えば、小学生になってでてくるコンパスや定規
実は使い方から躓いてしまうお子さんが多いのです。
道具を上手く使いこなせないと勉強しようという気持ちになりませんよね…
まずは指先の力を育てるところから始めてみましょう✨
例えば…
親指と人差し指で洗濯バサミを持ち
洗濯物を挟むお手伝いをしてもらったり
端と端を合わせて一緒に畳んでみたり。
それだけでも指先の力に繋がっていきます。
お手伝いや遊びの中で取り入れてみてくださいね。
次に大切なのは
“できる”をたくさん感じてもらうこと。
子ども達が勉強を楽しいと感じるのは自分がマスターした内容をすらすらと解けること。
難しい問題をたくさん考えて解く時間も必要ですが、難しい問題ばかりだと…
できない、難しい → 勉強が楽しくない
になってしまいがち。
そんな時は子ども達がすいすいできる内容に戻り
できる!という自信を取り戻してあげてくださいね💡
自信が出てくると挑戦してみようというパワーが湧いてきます。
勉強=楽しいと幼児期から感じることが一番の近道。
自分から勉強したいという気持ちを引き出してあげましょう。
勉強に取り組む子どもたちに対する声かけの注意点は「早く!正確に!」と言ってしまうこと。
怒られたくない、ガッカリさせたくない気持ちが
子どもたちの自信の無さに繋がってしまい
答えを見てしまったり、考えるのをやめてしまったり…
マイナスな習慣はつけたくないですよね。
しっかりと考えた理由(過程)に耳を傾けること。
また、勉強に取り組もうとする姿勢をたくさん褒めてあげることを大切にしてくださいね。
勉強を習慣にするには勉強が楽しいと思ってもらうこと、指先を育てることが一番の土台になります。
指先を使う…それだけでいいの?と思いますよね。
でもこの指先の力が今後の勉強に取り組む力に結びついていくのです。
幼児期のうちからその土台を育ててあげましょうね。
さて、年内のママ時間は今日が最後となり次にお会いできるのは2022年✨
来年も頑張るママ、パパにほっと一息、コーヒーを片手に読んでいただけるような
お話をお届けしていきたいと思います。
いつも子育てを頑張っているママ、パパ2021年も本当にお疲れさまでした🌿
素敵な年末年始をお過ごしくださいね。