【コラム】早期教育は何をすべき?先取り学習はどこまで進める?

幼児教育をしていると、数年サイクルで早期教育、先取り学習の波がやってきます。
これは、早期教育や先取り学習についての議論を行う際に、結果から逆算して「正しい」「悪い」と考えていることが一因であると考えられます。

今回のテーマは、「早期教育は何をすべきか?先取り学習はどこまで進めておくべきか?」。
結論としては、「<なに>を<いつ><どのように>子どもに与えてあげるか」ということが鍵になります。

 

早期教育は<なに>を与えるか

そもそも、教育を早い時期から子どもに与えることにおいては、プラスになることしかありません。
大切なのは、<なに>を与えるかです。
教育は食事と似ており、良いものを食べると健康になりますし、反対に悪いものばかりを食べていると不健康にもなります。
また、良いものだからといって同じものばかりを食べたり、日によって食べたり食べなかったりしていては、栄養が偏って体調を崩してしまいますよね。
早期教育も、本当に良い教育を、バランス良く与え続けることが一番です。

 

先取り学習は子どもに合わせて<いつ>を考える

次に、先取り学習は<いつ>というタイミングが重要になります。
スタートしてみる時期は早くても問題ありません。
ただ、どこまで進めるかは子どもによって変わります。
食事も年齢や体調によって味覚が変わるのと同じで、一度食事のように出してみて、子どもの好みであれば進めるだけ進めば良いですし、反対に嫌いなものであれば遅々として進みません。
しばらく、時期(いつ)を待ちましょう。
一般的な情報は、自分の子どもではなく、あくまで他人の子どもの話です。
どこまで進めるかは、その時の子どもの状態を見て考えてあげましょう。

 

コツは<どのように>学習を進めるか

最後に、早期教育や先取り学習を進める上でのコツは<どのように>です。
早く始めても継続しなければ先取りの意味がありませんし、先に進めようにも一定以上進むと難しくなりペースが落ちます。
ここでも食事に例えると、にんじん・たまねぎ・お肉など基本となる具材も毎日同じメニューでは子どもは飽きてしまいます。
そんな時は、同じ具材でもメニューや味付けをアレンジしてみますよね。
勉強においてもたまにアレンジを加えてみることで、単調で退屈なことを楽しめるようになったり、詰まっていた部分がスッと理解できたりします。
ぜひ、些細なことでも一手間を加えてみましょう。

 

今回は早期教育、先取り学習についてお話ししました。
ぜひ、上記3つの視点で考えてみてはいかがでしょうか。

 

Writer:はまキッズ
灘中合格者数日本一の実績を持つ浜学園が運営する能力開発型の幼児教室。保護者同室・少人数制の授業で、高い思考力と社会性を養成します。対象学年は3歳~小2生。

 

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