【コラム】幼児期の外遊びの重要性

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まだまだ寒い日が続きますね。
こうも寒いと風邪やインフルエンザなど病気の心配もあり、どうしても外に出たくなくなるものです。
また先日、年長児のクラスで子どもたちに『高鬼』や『影鬼(影踏み鬼)』などを知っているか聞いてみたところ、全員に「知らな~い」と言われてしまい、思わず保護者の方々に「子どもの頃やりませんでしたか?」と助けを求める事態になりました💦
保護者の方も、「そう言えば昔はよく『〇〇鬼』や『〇〇遊び』をしていましたね~。」と懐かしみながら、一方で「最近の子どもたちの遊びの中では、あまり見聞きしないですね。」と仰っていました。

そこで今回は、『幼児期の外遊びの重要性』についてお話ししたいと思います。

 

1.外遊びのメリットについて

外遊びのメリットとしては、以下のものが挙げられます。

○お日様の光に適度にあたることで、基礎代謝が高くなる
○体を動かすことでストレス発散になる
○心肺機能が高くなる
○土踏まずができる(偏平足にならない)
○生活のリズムができ、睡眠の質が良くなる
○体幹が鍛えられて姿勢がよくなる
○おなかが減るので、ご飯をよく食べるようになる etc.

当たり前のことばかりですが、子育ての実体験から納得感がある保護者の方も多いのではないでしょうか。

また、文部科学省の『幼児期運動指針ガイドブック』には以下のような記載があります。

“日本学術会議 (2011)は、これまでの様々な調査・研究の結果を踏まえて「すばやい方向転換などの敏捷な身のこなしや状況判断・作戦などの思考判断を要する全身運動は、脳の運動制御機能や知的機能の発達促進に有効であると考えられる」と述べています。これらの報告は “ 運動すれば勉強ができるようになる ” という単純な因果の関係としてではなく、遊びや運動(スポーツ)が、「認知的機能の発達促進」に寄与する可能性があることを示唆しています。脳が運動を制御する働きにおいて、空間認識能力は重要です。空間認識能力とは、 三次元空間の中にいる物体の状態(位置、方向、間隔、速さなど)を素早く正確に把握する能力のことです。”

引用元:文部科学省『幼児期運動指針ガイドブック』

外遊びは室内遊びよりも刺激が多いため、幼児期の脳の発達にも良い影響があり、特に認知能力(空間能力)が伸びることで知育面や学習面においても効果があると言われています。
尚、上記のガイドブックでは「1日60分以上、体を動かす」ことが推奨されています。
やはり、幼児期に体を使う外遊びは大切ですね!

 

2.外遊びって何をすればいいの?

次に、外遊びの重要性は理解できたけれど、何の外遊びをさせればよいのか迷ってしまう…という場合は、下記を参考にして考えてみましょう。
○外遊びと言えば何がある?
○親が子どもの頃に遊んだ外遊びは?

⇒まずは、親も一緒に楽しめる、身近なものがおすすめです。

はまキッズのお教室の先生たちにもおすすめの外遊びを聞いてみたところ、実に多くの答えがありました。
こちらも参考にしてみてください。

<人気の外遊びランキング>
1位…砂場
2位…団子づくり、虫探し
3位…すべり台、鉄棒
4位…鬼ごっこ
5位…サッカー

他にも…
ブランコ/ジャングルジム/うんてい/登り棒/なわとび/フラフープ/三輪車/キックスクーター/野球/ドッジボール/かくれんぼ/竹馬/跳び箱/マット/平均台/木登り/植物探し などなど。
子どもの自由な外遊びは、危険でなくて楽しければ本当に何でもよいとのことでした。

上記の中でも、サッカーやドッジボールなどの「チーム型」、鬼ごっこやかくれんぼなどの「鬼決め型」の外遊びは子ども同士のコミュニケーションができるので協調性や社会性が育ちますし、虫探しや植物探しなどの「自然体験型」の遊びでは子どもの興味関心や好奇心が育ちます。

 

3.自然体験の重要性

ピグマリオン教育を開発した伊藤恭氏は、幼児期の学び方について下記の通り述べています。

“スミレの花の名前を教えるとき
自然の中に咲くスミレを教えましょう

スミレはスミレだけで咲きません
タンポポもオオイヌノフグリも
ハコベもイカリソウもいっしょに咲いています

~中略~

個ではなく全体の風景の中で
冬を越した安堵の中で
一緒になって笑っている
スミレが本当のスミレです”

引用元:『ピグマリオンの詩』

実際に保護者の皆さんも、単なる知識の「記憶」よりも、経験を通して全体の中で「体験」したことの方が幼児期の印象として残っているのではないでしょうか。
これは決して、立派に作られた自然体験である必要はありません。
身近なところでできる本当の自然体験をさせてあげてください。

また、自然体験での経験は、幼児期であっても中高生レベルの内容まで触れるチャンスがあると言われています。
分かりやすい例では、テレビなどでも小学生くらいの昆虫博士、キノコ博士などさまざまな「○○博士」が紹介されていますよね。
ぜひ、絵本や図鑑などを持ち、外に出て本物を探してみると良いでしょう。
 

今回は、『幼児期の外遊びの重要性』についてご紹介しました。
ここまで読んでくださった皆さん、まずは保護者の方が勇気を振り絞って(!?)、お子様に「お外で遊ぼうか?」と声をかけてみましょう。
きっと、10年後、20年後のお子様の将来に役立ちますよ☆
ファイト!!

 


 

幼児教室『はまキッズオルパスクラブ』では季節感カードを使用したり、校舎内のディスプレイを季節ごとに変更したりするなどして、お子様の時間感覚を育成するために季節感を育むことを大切にしています。
はまキッズの教育の特色はこちら▷「はまキッズとは」

 

 

Writer:幼児教室はまキッズ
灘中合格者数日本一の実績を持つ浜学園が運営する能力開発型の幼児教室。保護者同室・少人数制の授業で、高い思考力と社会性を養成します。対象学年は3歳~小2生。

 

 

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