【コラム】子どもの“やりたいこと”を見極めるには

親が抱える子育ての悩みは多岐にわたりますが、なかでも子どもの将来については、親の責任が大きいと考えプレッシャーに感じておられる方も多いようです。
「子どものやりたいことを見極めるにはどうすればよいか」という質問があがるのも、子どものやりたいことを伸ばして将来に繋げたいという思いがあるからこそだと思います。
今回はこの質問を「子どもが言う“やりたい”こととは何か」「親がどのようにやりたいことを見極めるか」という2点に分けてお答えします。

 

子どもの“やりたい”は「いま」、親が考える“やらせたい”は「将来」

まずは、「子どもが言う“やりたい”こととは何か」を考えていきましょう。
最近、子どもの自主性という言葉のもと、「子どもがやりたいと言うので…」「子どもが嫌いだと言うので…」と仰る保護者の方をよくお見かけしますが、本当にそれでよいのかをよく考えてみる必要があります。
そもそも、幼児期の子どもにはあまり時間感覚がありません。
(子どものちょっとしたイタズラや嘘などが分かりやすい例ですね。)
つまり、子どもにとって“やりたい”の判断基準は、「いま」興味があるか・楽しいかであって、明日以降のことは全く分からないのです。
反対に、親が子どもの“やりたい(やらせたい)”ことを言う場合には、もう少し長い期間で見て、それをやることによって「将来」どうなるかを考えておられるのではないでしょうか。
よって、子どもと大人には時間感覚の差があることを念頭に置いておくことが賢明です。
あとで失敗したからといって、「あなたが言ったからでしょ?」と子どもを怒るのは可哀そうです。
後悔しないためには、親が子どもの「将来」にとって良いと思う環境をいかに事前に整えるかということが重要になります。

 

見極めに失敗しないためには「観察」と「情報」がポイント

次に、子どもがやりたいことの見極め方ですが、重要なことであればあるほど時間をかけてでも慎重に判断すべきです。
具体的には、子どもを一定の期間かけて「観察」することです。
子どもはその日の体調や雰囲気によって感じ方や考えが変わります。
一喜一憂せず、重要度に応じて時間をかけましょう。

もう一つおすすめなのは、子どもにとって身近な人(父親・母親、祖父母、幼稚園・保育園の先生、習い事の先生など)から「情報」を集めることです。
一人の目線では気付けないこともありますが、複数人の目線で見ると精度はぐっと上がります。
さらに精度を上げるためには、そのような身近な人たちに早めに相談しておくことです。
特に「先生」と呼ばれる人たちにはポイントを絞って「観察」してもらえるので、的確なアドバイスが貰えることが多いです。

 

今回は子どものやりたいことを見極める時のポイントをご紹介しました。

最も重要なのは、決して親が一人で悩まないということです。
子育てで苦労されている方の多くは、一人で抱え込み余裕がなくなることで誤った判断をしてしまい、うまくいかずに子どもを怒ってしまうという悪循環に陥りがちです。
子どもをうまく伸ばしていくためには、一定のスパンの計画と子どもに関する情報収集が大切なのです。

 

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